写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る旅館幸ヶ丘は、元々はお宿でした。しかしある時より宿泊営業を辞め、現在は日帰りの温泉として営業されています。旅館をそのまま使用されていますので、外観も内部も旅館そのままです。
打ち水された玄関には高級旅館のような凛とした空気が流れていて、知らなければ気軽には入れないような雰囲気が漂っています。
お店の方に代金を支払ってお風呂に案内して頂きます。お風呂まで歩きながら館内を見渡しますと、旅館に来たのかと錯覚してしまいそうです。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見るお風呂は内湯のみ。露天風呂はございません。脱衣所と浴室がひとつになっています。
浴槽は大理石でしょうか。きれいな白っぽい石貼りで3名ぐらいがちょうど良い広さです。
湯口は鯛のような鯉のような魚になっていて、その口から湯がドバドバっと掛け流されています。湯は美しいグリーンがかった透明な色を呈しています。そして、浴槽の縁からは川のように湯が流れ去っています。これぞ源泉かけ流しです。
また、浴室内にはゆでたまごのような柔らかな硫黄の香りがほどよく漂っています。これだけの香りならば硫黄泉と思ってしまいそうですが、実は単純温泉です。
湯に浸かると、少し熱めですが、ふんわりしているような柔らかいお湯。また、ツルツル感もなかなかのものです。
これは間違いなく、極上湯です。この湯に浸かるためだけに遠方からでも訪れる価値はあると思います。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る元旅館というだけあり、館内の雰囲気はなかなかのものです。休憩室もありますので、旅館に泊まっているような気分を味わえます。
また、女湯はこちらで紹介した男湯と異なり、かなり小さいです。ただ、お湯はもちろん同じでドバドバとお湯がかけ流されていますので、ご安心くださいませ。
日奈久の温泉街を歩いて感じることは、かなり鄙びていて、昭和感がとても漂っています。
そんな街の中に「ちくわ屋」さんが点在しています。日奈久温泉は、ちくわの名産地でもありますので、散策しながら「ちくわ」をかじって、ビールでぐびっと流しこむ。そして湯に浸かる。これが日奈久温泉を満喫する楽しみ方だと思います。
◆旅館幸ヶ丘
【住所】熊本県八代市日奈久上西町394
【泉質】単純温泉(弱アルカリ性)
【湯の使い方】源泉かけ流し(加水なし・加温なし・消毒なし)
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(2024/10/16更新)
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