写真:浅井 みら野
地図を見る長野市松代にある「真田宝物館」は、12代当主 真田幸治氏から譲り受けた武具や調度品など約5万点に及ぶ真田一族に関する資料が貯蔵・展示されています。資料が多いため年数回に及ぶ展示替えがあります。
2016年1月17日から12月12日までの約一年間、NHK大河ドラマ特別展「真田丸」関連特別企画展「戦国の絆」が開催されます。企画展では真田信繁(幸村)を中心に、乱世を生き抜いた真田家の軌跡や知られざる真田家の側面が取り上げられています。展示品も4回変わる予定で、前半は関ケ原の合戦や大阪の陣などがテーマ。後半になると近世大名への道のりにスポットライトがあたります。ドラマと同時進行で企画内容、展示品が変わりますから、何度でも通いたくなりますね!
写真:浅井 みら野
地図を見る「真田」を体験して、さらに楽しんでもらうための「真田わくわくルーム」。こちらでも企画展の時期限定で楽しめるアクティビティがあります。スマートフォンで掲示されてるQRコードを読み取り、看板にカメラを向けると…突然、馬に乗った武将が出現!この方たち、実は関ケ原合戦絵巻に描かれた真田信繁一行なのです。隣に立てば信繁と一緒に記念撮影ができますよ。
他にも、甲冑のレプリカが置かれて、誰でも戦国時代の武士になって写真撮影を楽しめます。真田昌幸ファンに必見なのが、昌幸が所用する昇梯子甲冑のレプリカを着用できる日も特別に設けられていますよ!真田昌幸の甲冑を身に着けられるのは企画展の時期のみ!本記事末尾のメモ欄に真田宝物館HPのURLがありますので、そちらより実施日をご確認ください。
写真:浅井 みら野
地図を見る「真田わくわくルーム」の壁一面には本棚が置かれ、棚いっぱいに真田家関係だけでなく、日本史の書籍や全国各地の美術館・博物館の図録が並んでいます。貸出やコピーはできませんが、どなたでも自由に閲覧することができます。こちらの資料は企画展が終わった後も利用可能です。宝物館で得た情報を早速ほかの資料と照らし合わせてみるのも良いですね。
写真:浅井 みら野
地図を見る真田宝物館の入り口付近には、松代城のジオラマが常時展示されています。もともとは武田信玄と上杉謙信が戦った川中島の戦いに備え、武田軍が拠点とした場所と言われています。1622年に真田信之が入城して以来、廃城になる1872年まで真田家の居城として使われていました。
その後の松代城は取り壊され、石垣のみ残された状態でした。しかし2004年に太鼓門、堀、石垣、土塁などが復元され、無料で見学できる観光スポットに。真田宝物館からも徒歩5分の距離と近いです。壊される前の松代城をジオラマで確認した後で実際に見に行かれると、より真田一族を身近に感じられるはず。
城下町だった松代は、宝物館以外にも真田一族関連のスポットが数多くあります。約1時間で回れる定番コースから4時間かかるフルコースなど、本記事末尾のメモ欄より詳細をご参考ください。
散策されるなら、お勧めなのがスタンプラリー!「真田丸ごと浪漫スタンプラリー」は企画展時期に実施されている限定スタンプラリー。スタンプを集めれ真田家にちなんだ限定グッズが貰えますよ。旅の良い思い出&お土産になりますね。スタンプラリーのマップは、真田宝物館で手に入りますし、宝物館がチェックポイントの1つなのでスタンプはお忘れなく♪
松代では、今「真田」熱が最高潮!真田宝物館を含む松代を舞台に、特別イベント「信州松代 真田大博覧会2016」が開催。かつて藩校だった文武学校では弓道や古武道など武士の鍛錬が体験できます。また真田家の私邸として使われた真田邸では武士の生活や、大河ドラマ「真田丸」の世界を体験できます。期間限定で松代と上田を結ぶシャトルバスが運行されるなど、真田一族を知る大チャンスの時期。この機会にぜひ真田一族の魅力にどっぷり浸かりましょう!
NHK大河ドラマ特別展 “真田丸”関連特別企画展「戦国の絆」
2016年1月17日(日)〜12月12日(月)
会場:真田宝物館
開館時間:9:00〜17:00(入館16:30まで)
休館日:毎週火曜日
信州松代 真田大博覧会2016
2016年1月17日(日)〜12月12日(月)
この記事を書いたナビゲーター
浅井 みら野
イタリア生まれ、ドイツ育ちの日本人です。まだまだ知られていないけど、魅力的な土地を世界、国内問わず紹介しています。ヨーロッパ、アメリカ方面が多いですが、呼ばれればどこへでも。冬はゲレンデに出没すること…
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