写真:藤田 聡
地図を見るわに塚の桜と言えば、右下に冠雪した八ヶ岳を従えた写真のアングルが、代表的な景観。八ヶ岳とのコラボが美しい上に、一本桜の丸い樹形が一番美しく見えるので、多くの写真がこの角度から撮影される、名刺代わりの絶景です!
早朝は右側から太陽が照らすので、八ヶ岳と一本桜の左側に影が出来ます。太陽が背後から照らす、9時以降が写真撮影に最適。天気がよい日には、富士山ともコラボします。なお写真をクリックすると、撮影場所の地図が表示されます。
なお逆方向では、わに塚の桜と富士山がコラボします。しかし、こちら側には送電線の鉄塔などもあり、視界は良好ではありません。わに塚の桜と富士山のコラボを撮影するには、超望遠レンズを使用する必要があります。
写真:藤田 聡
地図を見るわに塚の桜の見頃時期には、根元に黄色い水仙が咲いて、まさに春真っ盛りという雰囲気が素敵です。遠くから眺めても美しいのですが、一度は至近距離から眺めるのがおすすめです!
ただし、わに塚の桜は大人気の一本桜なので、大勢のカメラマンが常時八ヶ岳とのコラボを狙っています。一本桜は高台にあり直接邪魔になりませんが、無用なトラブルを避ける為にも、至近距離での見学は手短に済ませましょう。
写真:藤田 聡
地図を見るわに塚の桜の周辺には、日本最古の一本桜「山高神代桜」もあり、見頃も同時期なので、一度に両方楽しめます。他にも花見名所が多く周遊を楽しめますが、夜桜ライトアップには、余裕を持って戻りましょう。美しい夕焼けと一本桜がコラボした後は、いよいよ夜桜ライトアップです!
写真:藤田 聡
地図を見るわに塚の桜は非常に美しいので、一日中眺めても全く飽きる事がありません。しかも、夜桜ライトアップは一層美しいので、必見です!離れた場所で、別の桜もライトアップされ、コラボも楽しめます。
桜はライトアップされると、純白に光り輝きます。樹氷のように白く、神々しいと感じる程。日本には著名な一本桜が多数ありますが、一日でこれ程様々な表情を見せる桜は他に無く、日本一美しい一本桜だと確信するに違いありません!
写真:藤田 聡
地図を見るわに塚の桜の絶景は、ライトアップ終了後も続きます。満開時には、深夜でも大勢のカメラマンが、一本桜と星空のコラボを撮影しています。カメラマンは車で続々と来るので、その度にヘッドライトで上部が一瞬ライトアップされます。ちなみに、写真の撮影データはISO3200、F8、30秒です。
わに塚の桜の七変化コラボを、再度まとめると以下の通りです。これだけの絶景を、たった一日で見られるのですから必ず見ましょう!
1.八ヶ岳とコラボ
2.富士山とコラボ
3.水仙とコラボ
4.夕焼けとコラボ
5.ライトアップとコラボ
6.星空とコラボ
7.上記のミックス・コラボ
わに塚は、漢字で鰐塚ではなく「王仁塚」と書きます。由来は諸説ありますが、日本武尊の王子、武田王の墓とも言われます。推定樹齢300年で、大きさは幹周り3.6m、樹高17m。しだれ桜に見えますが、品種はエドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)。極めて整った樹形の一本桜なので、テレビドラマ「僕の生きる道」や「桜咲くまで」、最近では「怪盗探偵山猫」にも登場しました。
わに塚の桜の駐車場は、県道12号線「武田八幡宮入口」交差点を西に入り、最初の十字路に約15台、さらに進んだ市立神山体育館の下側に約50台、さらに市立神山体育館横を右折した場所に、臨時駐車場(未舗装)があります。満開時や週末は混雑するので、駐車場は早めの確保がおすすめ!
山梨県には他にも、絶景の一本桜や花見の名所が沢山あります。別記事で紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります。)
住所:韮崎市神山町北宮地624
電話:0551-22-1991(韮崎市観光協会)
例年の桜見頃時期:4月上旬〜4月中旬
夜桜ライトアップ:2019年3月29日(金)から4月7日(日)18時30分〜20時30分
アクセス:JR中央本線韮崎駅から上円井上行きバス11分、武田八幡入口下車徒歩5分
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/5更新)
- 広告 -