祝☆富士山世界遺産 眺めるだけではもったいない!日本人なら登らなきゃ損!日本一の頂へチャレンジ!

祝☆富士山世界遺産 眺めるだけではもったいない!日本人なら登らなきゃ損!日本一の頂へチャレンジ!

更新日:2013/08/05 13:19

きちこのプロフィール写真 きちこ 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者、フードアナリスト3級
日本一標高の高い山、富士山。
その富士山が2013年6月22日に世界文化遺産へ登録されました。
ニュースを見て今年こそは富士山へ登ってみたい!と思った方も多いのでは?
富士山の登山時期は山開きする7月1日から9月初旬頃まで。
山頂は標高が高いため、登山期間は約2ヶ月しかありません。

今回は、初心者でも登りやすいと言われる山梨県側から1泊2日で登る「吉田口ルート」をご紹介します!

5合目までは車で。5合目からが登山です!

5合目までは車で。5合目からが登山です!

写真:きちこ

地図を見る

5合目まで車で行けるの?!とびっくりされる方もいると思いますが、富士山は5合目までスバルラインと呼ばれる道が通っており、車で行くことができます。ただし、マイカーの駐車スペースは少なく、かなり混雑。おすすめは5合目まで行ける高速バスの利用か富士登山ツアーに参加すること。バスはスバルラインでは優先的に進むことができるので、登山開始前に渋滞でイライラ!ってことにはならなくてすみます♪

なぜ吉田口ルートが初心者向けなのか?
吉田口ルートは登山者が多く、山小屋や売店・トイレがしっかり完備されています。なおかつ登山道も整備されており初めて登山をする方でも登りやすいからです。

5合目でも標高は既に2305m。ここで1時間程度標高に体を馴らし高山病対策を。登山開始前の景気付けに食事をしてから出発しましょう!5合目にはたくさん食事処があります♪
登山の基本ですが、自然を大切に、ゴミは持ち帰りが基本です。
トイレはチップ制、基本有料となり、標高に応じて値段が少しずつ高くなっていきます(50円〜200円)また、飲み物も標高に応じて高くなります。500mlのペットボトル(200円〜500円)高いからってたくさんの飲み物を持参して登ることはおすすめしません。途中でバテテしまうから。少しお金がかかっても山頂に辿り着いた方がいいですよね!

〜5合目から8合目まで〜 仮眠は8合目にて

〜5合目から8合目まで〜 仮眠は8合目にて

写真:きちこ

5合目にてストレッチをしていざ出発!

5合目から6合目は比較的なだらかで登りやすいです。6合目から本格的な登山道になってきます。足元が土道だったのが、だんだんと岩ゴロ道になってきて、斜度もあがってきます。永遠に続くギザギザ道、こまめな休憩をとりながら、少しずつ登っていきましょう!トイレは各合目、各山小屋に設置されていますので、ご心配はいりません。

体力がまだまだある方も、同じペースでゆっくり登ることが大事。急にペースをあげると体が標高に慣れず高山病のリスクが高まります。また高山病にかからないためには、水分補給もこまめに採りましょう。塩分や糖分の摂取もお忘れなく♪好きなお菓子を食べれば元気がでますよ☆

山小屋で仮眠。体をしっかり休めましょう

山小屋で仮眠。体をしっかり休めましょう

写真:きちこ

標高3000mを超えると雲海が広がってきます。少しずつ酸素が薄くなってきました。
5合目をお昼くらいに出発すると8合目には夕方頃に到着します。
ここで仮眠をとります。吉田口ルートには5合目から8.5合目までたくさんの山小屋がありますが、あまり下の方で泊まってしまうと翌日が大変になってしまうので、8合目あたりがおすすめ。8合目にも何軒も山小屋がありますので、HPで位置や施設を見て決めるといいでしょう。1泊2食で8000円〜。事前予約は必ずしていきましょう。

1泊といっても、ご来光を山頂で見るためにはその日の夜には山小屋を出発しなければなりません。ご来光の時間は登山時期によって違うので、山小屋の方に確認しましょう。また、山頂までの登山時間はその日の混雑具合によって大分変わります。翌日の出発時間も山小屋の方に相談し、山頂でご来光を見られる時間に出発しましょう。この日は夜23時に出発。山頂までは大渋滞です。。。

感動のご来光!日本一の頂からの絶景☆

感動のご来光!日本一の頂からの絶景☆

写真:きちこ

富士山の山頂へ到着。いよいよ待ちに待ったご来光です!
辛かった道のりもこの景色を見れば忘れ去ります!

山頂到着後はご来光を見るための場所取りをして、この瞬間に備えましょう。既にカメラを待ち構えている人もたくさん。ご来光までの間はとっても寒いので、暖かくして。富士山の山頂はとても寒く、氷点下になることも。帽子・手袋・ホッカイロは必需品です。

天候に恵まれれば、遠くまで見渡すことができます。山中湖や、富士吉田市を一望。。運が良ければスカイツリーも見えるそう!

ここは富士山の山頂?!と思える大混雑

ここは富士山の山頂?!と思える大混雑

写真:きちこ

無事に登頂し、感動の瞬間が終わり、やったぁ〜!と思っているのもつかの間。明るくなってびっくり。山頂は大混雑です。

山頂にも食事処があり、ラーメンやおしるこ、豚汁(800円〜)など食べられます。冷えた体・疲れた体に染み渡るおいしさ!インスタントなのですが、山頂で食べるのには変えられないものがあります☆

さぁ少し休んだら下山です!
皆さん「登頂すること」=「ゴール」と思いがちですが、実は下山が一番大変。皆、体力を使い果たしてしまっているんですね〜。
下山はひたすら下るのみ!登りはあんなに苦労したのに、5合目につけばあっという間です。
お疲れさまでした!

いかがでしたか?
日本人なら一度は登りたい富士山。
登っている時は辛いですが、ご来光を見た時の感動、登頂した時の達成感はきっと長い人生の中でかけがえのない思い出となるでしょう☆
準備はしっかりと。無理はせず。さぁ日本一の頂へ!!!

掲載内容は執筆時点のものです。

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -