写真:彰 伴治
地図を見る地元でとれた「ホタテやツブの串焼き」や、焼きそばなどを提供するリッチー。父親(右)と娘(左)で軽食やコーヒーなどを提供する、この「ランチ&カフェ リッチー」を営む親子は、震災で店舗を失いながらも持ち前の元気で店を復活し、福興市もほぼ皆勤賞。網で焼き独自のたれで味付けした串焼きは、飛ぶように売れていきます。
中央のビブスを着た女性はボランティア。震災直後から草刈りや花壇作り、福興市のテント張りや売り子などの支援活動を続けています。そんな彼女が感じる南三陸の魅力は「心の洗濯ができる場所」。普段仕事で落ち込むことも多いそうですが、ここに来れば「元気がもらえるし、素直な自分になれる。」と微笑みます。彼女に限らずリピーターが多く、ボランティアにも魅力的なイベントなのです。
写真:彰 伴治
地図を見るリッチーのもう一つの人気メニューは、福興市に2015年の春から登場した「新食感アイス」。雪の様にふわふわなので「スノーアイス」として台湾で大人気のこのスイーツは、アイスクリームを薄く削って盛り付け、チョコやイチゴのソースをかけたもの。かき氷でもなくアイスクリームでもない、まさに新食感のこのアイスは特に女性に大人気。
屋外で開催される福興市、春から秋にかけてはかなり暑い日もあります。そんな時はこのアイスを食べて元気を取り戻しましょう!
写真:彰 伴治
地図を見る南三陸町は、2005年に志津川(しずがわ)町と歌津(うたつ)町が合併して出来た町。志津川湾でとれるマダコや水ダコは「西の明石に東の志津川」といわれる名品です。特に、寺浜沖と呼ばれるポイントでとれるタコは「志津川ダコ」のブランド名が付き、東京・築地市場でも高値で取引されています。
志津川のタコが美味しい理由は「アワビを食べている」から。高級食材のアワビで育ったタコは旨みたっぷりで、他のタコとは一線を画す味わい。刺身や串焼き、から揚げなども絶品と言える美味しさですが、なんといっても一番人気は「まるせん食品」の「さんさんタコバーガーです。きざんだタコをかまぼこ用の魚のすり身に混ぜてフライにし、レタスと一緒にバーガー用パンではさんだ一品は“タコの食べ方新提案”といえるでしょう。
2015年の復興グルメF−1南三陸大会で優勝したこの人気のバーガーは、売り切れ必至。これを目指して福興市へ行く場合は、会場へ着いたら真っ先にまるせん食品へ行きましょう!
写真:彰 伴治
地図を見る2014年1月「南三陸を離れた人が戻って来て、ゆっくりできる場所を作りたい」と「農漁家レストラン 松野や」をオープンした松野さん。松野さんは震災前から重い病を患っていましたが、震災直後医師の反対を押し切り炊き出しを始めました。ベッドも薬も無い状況で痛む体にムチ打って炊き出しを続けている間に、医師もビックリするほどに症状が改善していきました。
そんな松野さんが作る「うにめし」や「ほたてめし」などの「炊き込みごはん」は、まさに「命のごはん」。たくさんの人々の命をつなぎ自らも元気になったそのごはんは食べた瞬間に幸せを感じられる味です。
写真の男性は、松野さんのごはんを求めて福興市に通い続けており「主にボランティアで来ているが、ボランティをする時間が無い時も出来るだけ時間を作って松野さんのごはんを食べに来ている」と言います。それだけ魅力的なごはんなのです。
松野屋では、その他にもホタテやあさりのたっぷり入った「海鮮はっと」("はっと"はすいとんのこと)や「海鮮スープスパゲティ」なども人気のメニューです。
提供元:南三陸観光協会
http://www.m-kankou.jp/event/16596.html/この福興市は、毎月タコや牡蠣など旬の食材を主役に開催されますが、その中で最も人気があるのが毎年4月に開催される「ホタテまつり福興市」。500キロ、4000枚を超える大ぶりなホタテが安価で提供され、会場内に用意された炭火で焼いて食べられます。生きたままの状態で提供されるそのホタテは、新鮮なことはもちろん肉厚でプリプリ。たまらない旨さです!
ホタテも売り切れ必至。毎年昼過ぎには売り切れてしまいます。確実に食べるには遅くとも11時頃には会場に到着する様にしましょう!
いかがでしたか?
南三陸福興市は、首都圏からの買い物ツアーなど復興特需が終わった今でも、山形、岡山、東京、大阪など全国から、ボランティアに出店に買い物にと、たくさんの人々が集まって続けられています。
2016年も4月の「ホタテ」、9月は「タコ」、11月は「鮭・イクラ」など旬の食材を主役に、10月を除いて毎月開催されています。美味しいもの大好きな人も、元気が欲しい人も是非行ってみて下さい。きっと希望が叶えられるはずです。
<注意事項>
開催する場所、出店する店舗や提供されるメニュー、イベント内容は毎回異なります。また日程や内容が変更される場合があるので、必ず事前に南三陸観光協会のホームぺージでチェックしてからお出かけ頂く様お願いします。
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(2023/12/7更新)
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