長野名物“おやき”を囲炉裏端で!山奥の一軒家「おやき村」で素朴な味に心あったか

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長野名物“おやき”を囲炉裏端で!山奥の一軒家「おやき村」で素朴な味に心あったか

長野名物“おやき”を囲炉裏端で!山奥の一軒家「おやき村」で素朴な味に心あったか

更新日:2016/03/08 17:16

木村 あずさのプロフィール写真 木村 あずさ

「おやき」とは、味付けした季節の野菜を小麦粉やそば粉から作られた皮で包み、焼いたり蒸したりする長野県の郷土料理。最近では日本を訪れた外国人の間でも話題になり、海外のインターネットサイトで紹介されることも。
そんなおやきを昔ながらの製法で作り、囲炉裏端で食べさせてくれるのが小川村にある小川の庄「おやき村」。山の中の一軒家で焼きたてホクホクのおやきを頬張ると、心までジワーンと温まります!

本当にこのまま進んでいいの!?山奥の一軒家を目指そう

本当にこのまま進んでいいの!?山奥の一軒家を目指そう

写真:木村 あずさ

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小川村は長野市と白馬村を結ぶ県道31号線、通称オリンピック道路のほぼ中間地点にある山間の村。そこで村おこし事業として1986年に誕生したのが「小川の庄」です。小川の庄が運営するおやき村とは、大きな農家を改装した山奥の一軒家で、おやきの他にもお蕎麦や山菜おこわ、黒豆の煮付けなど地元の方々手作りの山の幸を頂くことができます。

ただし、その一軒家に到着するまでは少々アドベンチャー感じる上り道。看板にしたがって県道から山道へはいり、一方通行の細い細い道を約2キロ。「こんなところに本当にあるの?」と思わず不安になってしまいますが、大丈夫。途中には「安心して。このまま進んで」という声掛け看板がいくつか設置されています。

おやき村に到着したら、駐車場はさらにその上に続く坂道を登ったところか建物を通り過ぎた場所にあります。それぞれの駐車場から建物に歩いて戻るには5分少々かかりますので、空いていれば建物付近に縦列駐車するのが便利です。
ちなみに、帰り道は来た道をそのまま先に進んで山を下ると、再び県道に戻ることができます。

囲炉裏端でホクホクおやきを頂こう

囲炉裏端でホクホクおやきを頂こう

写真:木村 あずさ

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おやき村の中入ったら、まずは左手にある廊下から奥の囲炉裏の部屋に行って早速おやきを頂きましょう。
小川の庄のおやきは、「縄文おやき」と名付けられています。村内にある縄文時代の遺跡から雑穀の粉を練って焼いた跡が発見され、一説にはこれがおやきのルーツだと考えられていることからネーミングされたのだとか。

縄文時代の竪穴式住居をイメージした部屋の奥中央には大きな囲炉裏があり、モクモクと煙があがる上に鉄板がぶら下げられています。鉄板にのせたおやきを囲炉裏の火で焼き上げるには、25分〜30分ほどかかりますが、随時やってくるお客さんの様子を見ながら地元の名人が焼いてくれていますので、たいてい何時でも焼きたてを頂くことが出来ます。おやきの具は、冬は野沢菜や卯の花、春は蕗味噌、夏の定番はナスと言った具合に、季節によって異なります。

囲炉裏端でホクホクのおやきを食べると、なんともホッとした気持ちになりますが、更に嬉しいのはセルフサービスのお味噌汁とそば茶、漬物が無料で用意されていること。地元の方々の温もりが伝わってきます。

お蕎麦も美味しい!

お蕎麦も美味しい!

写真:木村 あずさ

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建物に入ってすぐの場所は、おやき以外の食事も出来る座敷になっています。冬は掘りごたつが用意され、山里の古民家らしい情緒を感じます。

長野県といえばお蕎麦が有名ですが、ここでもコシのある美味しいお蕎麦を頂くことが出来ます。ざるそば、天ぷらそば、くるみそばなど、たくさんの種類のお蕎麦が用意されています。そこに本物のわさびがついてくるのは地元ならでは。専用のおろし金で擦ってから薬味として使います。お蕎麦以外では、田舎煮込みうどん「おぶっこ」も人気のメニューです。その他、旬の食材を使った数々の山里料理を楽しめる「田舎懐石」もありますが、注文する場合は事前に予約しておいたほうが安心でしょう。

どのメニューにしようか迷ったら、スタッフのおじさんやおばさんに相談してみて下さい。気軽で親切な、親しみのある対応をしてくれます。

夏はフローリングの窓際席に用意された臼のテーブルで、見晴らしの良い景色を楽しみながらお食事を頂くのもいいですよ!

お土産は「農家の味自慢」!

お土産は「農家の味自慢」!

写真:木村 あずさ

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お食事処の座敷の隣には売店があります。販売されている冷凍おやきは6ヶ月保存出来ますので、お家に帰ってからもその味を楽しむことが出来ます。
その他オススメのお土産は、種類多く積並べられている「農家の味自慢」シリーズの瓶詰め。ねぎ味噌、ふき味噌、しょうが焼き味噌などの味噌系の他、野沢菜の油炒め、青唐きゅうり漬などなど。どれもこれも白いご飯に合いそうで迷ってしまいますが、どれを購入するかは味見をしてから決めることが出来ます。このシリーズは賞味期限が1年ですから、何種類か購入しても食べきることができそうですね。

「ふるさとの技は生涯現役」

もともと村おこし事業の一環として設立された小川の庄。村に暮らす人々が、生涯現役で生きがいを持って働ける職場づくりを目指しています。そのため、おやき村で働いている方々はシルバー世代のみなさんがほとんど。自分たちの村に誇りをもち、おやき村で取り扱う商品に自信をもって、清々としたお顔で運営されています。

座敷の片隅に小さく飾られている掛け軸には、「ふるさとの技は生涯現役」という文字が。そんな山村のこだわりと自信に触れると、囲炉裏端で頂くおやきが一層美味しく感じられるかもしれません。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/13 訪問

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