写真:田中 六花
地図を見る河原町を五条方面にしばらく下がっていくと、一見カフェのように見える白壁のおしゃれな店に出会います。「西冨家コロッケ店」と書かれた黒い看板が目印。アンティークなウッドドアを押して、中に入ってみましょう。
店内には、カウンターとテーブルが2つ。テイクアウトとランチ・週末酒場のイートインができます。
コロッケが大好きで、学生のころから店を開きたいと思っていた店主の西冨さん。コロッケで驚きを与えたいというアイデアが、店のスタイルや味に表れています。おしゃれなだけではない居心地の良さに、ファンの多さもうなずけます。
写真:田中 六花
地図を見る入口には、コロッケがずらりと並ぶショーケースが鎮座。テイクアウトはこちらで注文をして、揚げてもらいます。揚げる前の持ち帰りも可。
「西冨家コロッケ店」のコロッケは、ここでしか出会えないものばかり。メニューを眺めているだけで"どんな味なのかな"とワクワクが止まりません。まさに"想像力をかき立てるコロッケ"なのです。一体どんな味?! それでは、気になる3つをご紹介しましょう。
・「プレーン」…基本の味には、じゃがいもとひき肉にホワイトソースがたっぷり。それぞれが主役級のおいしさを発揮しながらも、クリーミーにまとまっています。
・「奈良漬とレモンピール」…予想不能No.1。さわやかなレモン風味に奈良漬の食感が見事にマッチ!まさかのナイスコンビは、挑戦する価値ありのおいしさです。
・「ドライフルーツとくるみ」…フルーツの甘みとくるみの歯応えに、ほんのりシナモンがアクセント。まさかの、デザート感覚でいただけるコロッケです。
他にも季節限定メニューが登場したりと、いずれも思わず「わぁ!」と言ってしまう未知の味との出会い。全種類制覇を目指したくなること必至です。
写真:田中 六花
地図を見る気になるランチは、2種類。「好きなコロッケ2つ + 自家製ハムのニース風サラダ」と、「好きなコロッケ2つ+サーモンマリネのニース風サラダ」。
始めに登場する色とりどりで種類豊富な野菜たっぷりのサラダは、コロッケに負けず劣らずのインパクト!うま味の強い自家製ハムに、銀閣寺ジェルメさんのパンがさり気に食べられるのもうれしいポイントです。酸味の利いたドレッシングが食欲をグングン後押ししてくれます。
熱々のコロッケはしっかりと味付けがしてあるので、ソース等はつけずにこのままで。具材本来の味を楽しんでくださいね。
コロッケファンでにぎわうランチは、予約をおススメします。特に、込み合う週末はお早めに!
写真:田中 六花
地図を見る店主・西冨さんのおススメでもある「ブルーチーズ」。オープン前から長年構想を練っていた、自信の味なのだそう。食べごろは、出てきてから約1分後。熱々過ぎると中身が流れ出すので、ひと息置いたタイミングでいただきましょう。
その味はというと…たっぷりのゴルゴンゾーラがトロ〜リとじゃがいもに絡まり、ひき肉のうま味がさらにおいしさを深めています。独特のクセは抑え気味で、チーズの濃厚さが堪能できる味はワインとの相性もぴったり。納得のチョイスで、これまでとは違うコロッケの楽しみ方をどうぞ!
写真:田中 六花
地図を見るゆっくりする時間がなくて…という方は、揚げ立てをテイクアウトで! 持ち帰りの袋まで心憎いほどおしゃれで、うれしくなります。
天気が良ければ、近くの公園でピクニック気分も楽しめます。
旅行中ならおやつや夜食としてホテルで、また帰りの新幹線の中で、京都に思いをはせながら…というのはいかがでしょうか。
店では、金・土限定で酒場がオープンします。コロッケ以外の酒場だけメニューも気になるところ。最近の人気は、春巻きなのだとか。コロッケ×ワイン・ビール…大人だけの楽しみ方かも知れません。
いい意味でコロッケ屋さんのイメージを裏切る「西冨家コロッケ店」。あっと驚くコロッケに、次の京都で出会ってくださいね!
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(2023/12/1更新)
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