写真:大宮 つる
地図を見る京王線「府中駅」から徒歩5分の場所にご鎮座する、武蔵国総社「大國魂神社」。創建は景行天皇41(111)年5月5日とされ、1900年以上のとても歴史のある神社です。武蔵国の一之宮から六之宮の神様が合祀されていることから、“六所明神”、“六所宮”と称されています。
写真:大宮 つる
地図を見る主祭神は“大國魂大神”で、武蔵国を守護する氏神様。さらにご本殿の両側に合祀されているのが、小野大神、小河大神、氷川大神、秩父大神、金佐奈大神、杉山大神、御霊大神、国内諸神です。
このように、ご本殿には6柱以上の神様が鎮座していますので、大國魂神社1社に参拝するだけで、6社参拝したことと同じパワーが得られちゃうのです。
<基本情報>
住所:東京都府中市宮町3-1
電話番号:042-362-2130
アクセス:京王線「府中駅」から徒歩5分、JR武蔵野線・南武線府中本町駅から徒歩5分
駐車場:200台収容できる有料駐車場あり
写真:大宮 つる
地図を見る拝殿・ご本殿を参拝したら、ぜひ足を運んで頂きたい場所があります。
それは、ご本殿の裏手にある“ご神木”です。こちらのご神木は、樹齢千年を超える大イチョウで、大國魂神社の1番のパワースポットとも言われています。樹齢千年超だけあって迫力満点! まさに神様が宿っている木という感覚が得られます。
大イチョウのご利益は、“産後の肥立(ひだ)ちが良くなる”です。というのも、その昔、木の根元に蜷貝(にながい)が生息し、母乳の出が悪い時に貝を煎じて飲むと、母乳の出が良くなるという話があったとか。妊活中の方、出産してから間もない方は、イチョウに手を合わせてみてはいかがでしょうか?
写真:大宮 つる
地図を見る先に、ご本殿・ご本殿裏手にある大イチョウについてご紹介してしまいましたが、以下、その他の見どころをご紹介します。
拝殿(ご本殿)に向かう道すがら、参道の左手側にあるのが、「宮乃刀iみやのめ)神社」。ご祭神は、安産の神・演芸の神“天鈿女命(あめのうずめのみこと)”となります。ご本殿と同時代の創建とされる、こちらも歴史のある神社です。
写真:大宮 つる
地図を見る北条政子が安産祈願したことから、安産祈願、子どもが無事に誕生したら“お礼参り”をされる方の多い神社です。
安産祈願・安産御礼として、底に穴を開けた“ひしゃく”が奉納されているのが特徴的ですね。
写真:大宮 つる
地図を見る拝殿のむかって右側にあるのが、「住吉神社」「大鷲(おおとり)神社」です。1つの神社に2つの神様が合祀されている状態です。
住吉神社のご祭神は、表筒男命(うわつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、底筒男命(そこつつのおのみこと)。三筒男命(住吉三神)は、海上守護の神・除災招福の神さまとして崇敬されています。
大鷲神社のご祭神は、大鷲大神。もともとは武運を守護する神さまとして信仰されていましたが、現在では“おとりさま”と称されています。開運の神、商売繁盛の神さまとして親しまれており、11月の酉の日には“熊手の酉の市”が行われています。
災いを除いて、福を招き、開運・商売繁盛を祈願できる、とってもお得(徳)な神社です!
写真:大宮 つる
地図を見る「大國魂神社」には境外摂社で「坪宮(つぼのみや)」という神社があります。こちらの神社は、くらやみ祭りで奉幣(国造代奉弊式)されるなど、古くからとても大切にされている神社です。
お祀りされているのは、武蔵国初代国造である兄多気比命(えたもひのみこと)。それ以来、代々の国造が奉仕し、その霊をお祀りしています。ちなみに、拝殿の左側にある木に神様が宿っていると言われています!
大國魂神社からは徒歩15分程度ですので、時間に余裕のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。
<基本情報>
住所:府中市本町2-12
アクセス:大國魂神社から徒歩13分程度
以上、東京府中にある武蔵国総社「大國魂神社」の見どころ・ご利益についてご紹介しました。
大國魂神社は、武蔵国の守り神ともいえる神社です。武蔵国に何らかの関係のある方、この神社にご縁を感じた方は、ぜひとも参拝し、篤い守護をいただいてみてくださいね。
また、武蔵国総社「大國魂神社」と、さいたま市にご鎮座する武蔵国一宮「氷川神社」は陰陽ペアとされています。2社あわせて参拝してみてはいかがでしょうか?
記事の下部、MEMOに「氷川神社」にまとめた記事がありますので、ご参考ください。
この記事の関連MEMO
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(2023/11/29更新)
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