築1500年以上!中国の絶壁の仏教遺跡・麦積山石窟

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築1500年以上!中国の絶壁の仏教遺跡・麦積山石窟

築1500年以上!中国の絶壁の仏教遺跡・麦積山石窟

更新日:2016/02/18 15:02

セキガミ タケシのプロフィール写真 セキガミ タケシ 元軟体大道芸人&ブロガー

中国の西北部・甘粛省天水市の郊外にある仏教遺跡・麦積山石窟は1500年以上もの間、絶壁に大小様々な仏像を刻まれたことで知られています。仏像の豊かな表情や極彩色の衣装も魅力的ですし、断崖からの眺めはまさしく絶景!正直、世界遺産であってもおかしくありません・・・。

麦積山石窟

麦積山石窟

写真:セキガミ タケシ

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今回紹介する仏教遺跡は遠くから見ると麦を積んだような外観なので、「麦積山石窟」と呼ばれています。
中国の後秦から清の時代まで1500年以上もの間、巨大な岩山に仏像(磨崖仏)が彫刻され、壁画が描かれています。
時代ごとに仏像の表現や彩色が異なる点にも注目してほしいです。

絶壁の巨大な磨崖仏

絶壁の巨大な磨崖仏

写真:セキガミ タケシ

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階段と比較すると、10m以上ある磨崖仏の大きさがおわかりいただけると思います。
写真の左から観音菩薩、阿弥陀仏、勢至菩薩ととても穏やかな表情です。
麦積山石窟にはシルクロードのいろんな民族が関わった影響なのか、仏像の中には彫の深かったり、端正な表情もあって、時間を忘れるほど魅力的なのです。

意外にカラフルな仏像

意外にカラフルな仏像

写真:セキガミ タケシ

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アジアの国々の寺院では本来、仏像はカラフルに彩色されているものなのです。
こちらの仏像の衣装の繊細な柄からしても、当時の染色技術の高さがうかがえます。
現在のパリコレの舞台なんかで紹介されても違和感を感じないレベルのファッションセンスですね。

スリル満点の観光ルート

スリル満点の観光ルート

写真:セキガミ タケシ

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基本的に観光ルートはX軸の横方向とY軸の階段による上下方向といった2D的な移動パターンしかありません。
高所恐怖症でなくても、階段を登るよりも下るルートには足がすくむことでしょうが、絶壁から眺める景色は格別です。

下山後の印象

動画:セキガミ タケシ

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巨大な磨崖仏や天井画も経年劣化の為か崩落していたり、当時の姿をとどめていない状態の像もあります。また、保存の為の修復作業の現場もあります。

現在の麦積山石窟は仏教遺跡と観光地という位置づけなのでしょうが、昔は仏教だけではなく、美術、建築、技術など、今でいうハイテクな総合大学の研究施設といったとらえ方をするのが適切なのかもしれません。

このような絶壁に長い年月をかけて、7000体以上の仏像を刻みこんだ当時の職人さんの技術や情熱に圧倒されます。

麦積山石窟観光のまとめ

日本人にとってはマイナーな観光地ですが、このような絶壁に刻まれた仏像の表情や衣装、歴史的価値からすると、しっかり保存して後世に伝わってほしい仏教遺跡です。

天水駅から麦積山石窟を結ぶ路線バスもありますが、周辺の「仙人崖」という観光地も絶景ですし、近くの温泉へ寄り道して入浴も可能なので、タクシーをチャーターして参拝することをお勧めします。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/12/31 訪問

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