写真:Grace Okamoto
地図を見るエトルタの街を抜けて海岸線に着くとすぐに目に飛び込んでくる、果てしなく続く白亜の絶壁とコバルト・ブルーの茫洋たる海。この中をゆっくり散歩し、絶景の一部となるのは、ちょっとした人生の喜びの一つです。
干潮の時には岩伝いに、風雨や波の浸食によって出来たアーチのすぐ下まで歩いて行くこともできます。崖を登れば緑の丘が続き、より広角な独特の雰囲気がインパクト大!いつも風が強く吹いており、絶壁には柵などは何も無いため、足元には十分お気をつけください。
写真:Grace Okamoto
地図を見る夏にエトルタのビーチを訪れれば、海水浴をしたり、寝転んでいたり、ピクニックをしていたり、絵を描いていたり、本を読んでいたり・・・思い思いに時間を過ごす地元の人々の姿がそこにはあります。太陽と日焼けが大好きなフランス人に習って、ビーチに寝転んで空を見上げてみるのはいかがでしょうか。
ここに来たからには、焦りは禁物。流れる雲を、押し寄せる波の音を、背中に当たる石の感触を、遠くから風に乗って流れてくるコーヒーの香りを、時間を忘れて満喫してみて下さい。
写真:Grace Okamoto
地図を見る海に向かって右手の丘「アモンの崖」を登ると見えてくるのが、ノートルダム・ドゥ・ラ・ギャルド教会。
夏には色とりどりの花が教会の周り一面に咲き乱れ、野うさぎが可愛らしく歩き回り、人なつこいかもめたちがぴょこぴょこと飛び回る、まさに楽園がそこにはあります。
これまで幾世紀も数多くの芸術家達に愛されてきたのも納得の、絵になる風景!クロード・モネの名作「エトルタの日没」よろしく、教会の階段に腰掛けて夕陽を待つのも思い出に残ることでしょう。
写真:Grace Okamoto
地図を見る観光地ながらも比較的小さな規模で、歩きやすい街エトルタ。ここでは伝統的なノルマンディーの木組み造の建築が多く見られ、パリなどの大都市とはひと味違った、可愛らしい雰囲気を醸し出しています。
メイン・ストリートにはカフェやレストラン、ワインショップやお洒落な雑貨屋さんが立ち並んでいます。フランスらしいエレガンスがありながらも、どこか肩の力が抜けたような、田舎の雰囲気がほっとする街並を、時間をかけてゆっくり歩いてみて下さい。
写真:Grace Okamoto
地図を見るエトルタで有名な食の楽しみが、「海のフルーツ」(fruits de mer)と呼ばれる海鮮の盛り合わせを頂くこと!地元で獲れた新鮮な魚介たちを、レモンやマヨネーズなどのシンプルな調味料で味わう時間は、とても贅沢で記憶に残ります。
ノルマンディー地方特産の林檎を使った発泡酒「シードル」や、蒸留酒「カルヴァドス」も忘れずに頂きたいものの一つです。さっぱりとしながらも林檎のコクや香りの強い一杯は、同じく地元のカマンベール・チーズとの相性が最高!
ノルマンディー地方を代表する観光地、モンサンミッシェルからも程近く、自然・街・飲食、と見所の多い場所エトルタ。バスなどの公共交通機関もあり、アクセスもしやすくなっています。パリだけではない、フランスの美しい田舎の顔もエンジョイしてみてくださいね。
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(2024/9/16更新)
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