大分県国東市「両子寺」〜1300年の時を超え神と仏が融合するパワースポット〜

大分県国東市「両子寺」〜1300年の時を超え神と仏が融合するパワースポット〜

更新日:2019/10/24 15:49

肥後 球磨門のプロフィール写真 肥後 球磨門 一人旅ブロガー
大分県国東(くにさき)半島は、「神」と「仏」が融合する神仏習合の発祥の地であり、今もその文化が色濃く残っています。国宝「富貴寺」を含む多くの寺社や石仏が点在し「仏の里」ともいわれる国東半島の中心にあり、近年は日本有数のパワースポットとして注目される「両子寺(ふたごじ)」を紹介します。

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静かな山林の中に堂々と立つ仁王像が両子寺の入り口

静かな山林の中に堂々と立つ仁王像が両子寺の入り口

写真:肥後 球磨門

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大分県国東(くにさき)市の「仏の里」と呼ばれる国東半島の中央部に位置する両子山(ふたごやま)。その中腹にあるのが「両子寺(ふたごじ)」です。両子寺の森は「全国森林浴の森百選」に指定されていて、四季を通じて景色の変化を楽しむことができます。
信仰としては特に子授けにご利益があると伝わり、全国各地から参拝者が絶えない寺院です。

静かな山林の中に堂々と立つ仁王像が両子寺の入り口

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両子寺といえば仁王像と言われるほど立派な仁王様が参道両脇を固めています。2mを超える仁王像は、阿・吽とも筋肉質で彫りが深く、力強さを感じる両子寺のシンボルです。仁王像の足元には「ご参拝の方で足腰の悪い方は仁王像の足をさすって強い足にあやかってください」と書かれた札があります。途中に急な階段もある奥の院までスムーズに行くために、ここで仁王様からパワーをいただいて登っていきましょう。

静かな山林の中に堂々と立つ仁王像が両子寺の入り口

写真:肥後 球磨門

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山門へと続く苔むした石段は周囲の深い緑と調和して、自然のエネルギーに満ち溢れ、癒しのパワースポットになっています。

両子寺には駐車場が完備されていますが、その駐車場からの参拝では仁王像を見ることが出来ません。駐車場からいったん山門に通じる坂を下って、まずは仁王像と対面することをお勧めします。

不動明王のいる護摩堂は慈愛のパワースポット

不動明王のいる護摩堂は慈愛のパワースポット

写真:肥後 球磨門

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両子寺の境内に入ると線香の香りが漂い、辺り一帯は霊気に満ちているように感じます。境内にある梵鐘は、戦時中に軍需で没収されたのを、第64代住職が戦後再建したものです。戦争のない平和な世の中を願って「平和の鐘」と名付けられています。

不動明王のいる護摩堂は慈愛のパワースポット

写真:肥後 球磨門

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立派な護摩堂が建っています。鎌倉時代に作られたと伝わる不動明王がご本尊として祀られていて、厄除けなどを祈願する護摩焚きが毎月28日に行われます。メラメラと燃え上がる炎の前で真言を唱えながら自分に向き合えば、身も心も浄化されていくように感じます。

護摩焚きが行われない日でも堂内に入ることができ、観音菩薩、阿弥陀如来、毘沙門天などの仏様を見学できます。ご本尊の不動明王から発せられる身震いするほどの威圧感。しかし本当は子を慈しむ父親の姿を表現しているといわれていて、護摩堂は慈愛に満ちたパワースポットなのです。

自然のパワーを感じる両子寺の七不思議

自然のパワーを感じる両子寺の七不思議

写真:肥後 球磨門

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両子寺には七つの不思議が伝わるスポットがあります。両子寺の参道の始まり、仁王像の前にある無明橋もその一つです。橋の下には観音様が祀ってあり、信仰心のない者でもこの橋を渡ればなぜか信仰心が湧くと伝えられています。

自然のパワーを感じる両子寺の七不思議

写真:肥後 球磨門

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護摩堂の近くにある大木「しぐれ紅葉」も七不思議のひとつです。見上げると晴天の日でもしずくが落ちてくるといわれる、精霊の気配を感じるパワースポットです。

自然のパワーを感じる両子寺の七不思議

写真:肥後 球磨門

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「しぐれ紅葉」から先に進むと、小川に「鬼橋」と呼ばれる大きな一枚岩の橋が架かっています。昔、千徳坊という怪力のお坊さんが両子山から引き下ろした大石を橋にしたと伝わっていますが、人間の力ではとても動かせそうにない大きな石なので、神様が力を貸してくれたのでは?と思わせる不思議な場所です。

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神仏習合の証「奥の院」に通じる鳥居

神仏習合の証「奥の院」に通じる鳥居

写真:肥後 球磨門

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写真は両子寺の奥の院に通じる鳥居です。お寺に鳥居?と不思議に感じるのではないでしょうか。両子寺を含む国東半島に広がる寺院群は、宇佐神宮の八幡神の化身である「仁聞(にんもん)菩薩」によって開かれ、その後、山岳仏教「六郷満山(ろくごうまんざん)」として発展していく中で、「神を仏」とし、「仏を神」とする神仏習合文化が生まれ、このようにお寺に鳥居があるのです。

自然の中に在る神に五穀豊穣を願い、仏の道を教える仏教に人間の本来の生き方を問う、神と仏が融合した証として奥の院に通じる入口に鳥居があるのです。この鳥居の前に立つと、異なる信仰を認め合ってきた日本人の懐の深さを感じます。

子宝参りのパワースポット「奥の院」

子宝参りのパワースポット「奥の院」

写真:肥後 球磨門

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奥の院を目指すための苦行がこの急な階段です。ここで仁王様の足をさすったパワーを発揮させて、手すりをしっかりと持って上り下りしましょう。

子宝参りのパワースポット「奥の院」

写真:肥後 球磨門

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狭い階段をようやく登りきると鎖が張られた山道が現れますが、さらにお山巡りをして七不思議を堪能したい方だけこちらへ。奥の院は目の前にあります。

子宝参りのパワースポット「奥の院」

写真:肥後 球磨門

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岩をくりぬいて造られた「奥の院」には、十一面千手観世音菩薩が祀られています。古来より子授けの信仰があり、近年は子宝参りのパワースポットとして有名になっています。また本殿裏の洞窟内には不老長寿の霊場としても信仰されている「霊水」が湧き出ています。
周囲は「森林浴の森100選」にも選定されている自然エネルギーが溢れる豊かな森林なので、時間を少しとって奥の院まで参拝することをおススメします。

里人の信仰心によって1300年以上もの間「神」と「仏」という異なる信仰が守られてきた国東半島の両子寺。一帯には沢山のモミジが植わっていて、みずみずしい春の新緑や色付いた秋の紅葉が美しい、県内でも有数の名所になっています。近くにある国宝「富貴寺」や多くの磨崖仏へも足を延ばして、心と体の鋭気を養ってみてはいかがでしょうか。

両子寺の基本情報

住所:大分県国東市安岐町両子1548
アクセス:大分空港から車でおよそ30分

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/10 訪問

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