写真:沢木 慎太郎
地図を見る平野神社へは、JR京都駅や京阪三条駅、阪急河原町駅などから市バス(10系統、205系統)・JRバス(50系統、205系統)・タクシーがおすすめです。ただ、桜の季節は非常に混みあうので、嵐電(京福電鉄)北野線を使ってアクセスするのもおすすめ。最寄り駅の「北野白梅町駅」から徒歩約10分で平野神社に行くことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る平野神社には敷地内に駐車場はありますが、駐車台数が約20台と少なく、桜のシーズンは周囲の駐車場も満車となるので、クルマでのアクセスはおすすめしません。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る平野神社では例年、3月初旬ごろに桃桜、河津桜が咲き、3月中旬ごろから魁桜(さきがけ)が開花します。桜の見頃を迎える3月下旬〜4月中旬ごろの期間には、特別夜間照明・夜間参拝(桜のライトアップ)が行われます。
京都・北野白梅町にある「平野神社」。宮廷との関りが深く、桜の神紋を持ち、桜は生命力を高める象徴として平安時代から桜が植えられました。桜の品種が多いのは、多くの公家たちが繁栄を願い、家の標となる桜を奉納したためです。
平野神社は、もともと奈良にあった神社です。794年の平安京遷都に伴って、京都に移ることになりました。社格が高く、伊勢神宮や伏見稲荷大社、上賀茂・下鴨神社、春日大社などと同格の二十二社(上七社)の1つ。平野造りと呼ばれる本殿は、国の重要文化財に指定。運気アップや恋愛成就など諸願成就のご利益があります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る平野神社の桜といえば、写真の「魁桜」(さきかげざくら)。平野神社発祥の早咲きの桜で、神門の手前に植えられています。3月中旬から開花し、3月下旬から4月上旬にかけて見ごろを迎えます。平野神社の魁桜が開花すると、京都の花見が始まると言われています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る神門を入って、すぐ右手にある桜が「平野寝覚」(ひらのねざめ)。4月上旬に開花し、中旬にかけて見ごろを迎えます。目が覚めるほどに白く、美しい一重の桜。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「平野寝覚」のすぐ近くにある桜が、薄紅色の「胡蝶」(こちょう)。大輪が美しく、まるで蝶が舞っているような可憐な桜です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「胡蝶」は4月上旬に開花し、4月中旬にかけて見ごろを迎えます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る平野神社のお楽しみといえば、裏参道に設けられた花見茶屋でのお花見。しかし、平野神社では、令和4年(2022年)から、桜樹木保護のため、観桜期の茶店(宴席)は廃止となりました。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る花見茶屋でのお花見はできませんが、お花見の見頃の時期には、桜のライトアップが行われるので、夕方から夜間にかけてお出かけするのもおすすめです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る平野神社の最大の見どころは、裏参道の奥にある「桜苑」。“祇園の夜桜”で知られる円山公園の「祇園しだれ桜」の原木を見ることもでき、桜の品種の多さに驚かされます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る圧巻は「桜苑」のソメイヨシノ。3月下旬から開花し、4月上旬に見ごろを迎え、まわりの空気までが淡いピンク色に染まります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る3月初旬に桃桜、河津桜が開花。続いて、魁桜、寝覚、胡蝶、嵐山と咲き、4月中旬からは虎の尾(とらのお)、平野妹背(ひらのいもせ)、手弱女(たおやめ)といった桜が開花します。
また、京都には桜の名所が多く、おすすめの桜スポットについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
住所:京都府京都市北区平野宮本町1
電話番号:075-461-4450
アクセス:嵐電「北野白梅町駅」から徒歩約10分、市バス・JRバス「衣笠校前」から徒歩約3分
参拝時間:通常6時〜17時(桜のライトアップの参拝時間は要確認)
拝観料金:無料(境内自由・一部有料区間あり)
特別夜間照明・夜間参拝:2022年3月25日(金)〜4月17日(日)
※桜の開花の状況によっては、日程を変更をすることがあります。
禁止事項:飲食など
※令和4年(2022年)から、桜樹木保護のため、観桜期の茶店(宴席)は廃止となりました。
2022年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/19更新)
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