写真:Naoyuki 金井
地図を見る2016年1月4日にオープンした『壽々喜園浅草本店』は、浅草寺雷門から見て浅草寺の本堂の裏手にあり、お世辞にも良い立地にあるとは云えません。
そもそもお茶の卸売業が生業ですから特に良い立地は必要なかったのですが、蓋を開ければ毎日行列ができる人気ぶり。2月に入って大分落ち着いてきたのですが、それでも土日を始め整理券を発行する日も多いので人気の陰りは今のところありません。
江戸時代の末期、黒船来航前の嘉永元年に開業した老舗茶業の華麗なるコラボレーションの始まりなのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る店内にはジェラートのショーケースがあります。
種類は多くて噂の抹茶ジェラートが、No.1〜No.7までの濃さの7種類と、ミルク、チョコレート、いちご、ほうじ茶、玄米茶、黒ごま、大納言あずきのフレーバーがあります。
抹茶ジェラートのラインナップは、一番抹茶の薄いのがNo.1で、世間の一般的に云われるプレミアム抹茶アイスクリームの味わいになっています。
これを基準に7段階の濃さが揃えられているのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るジェラートのスタイルは、基本的にカップとコーンの二種類で、コーンの方が食べられる分だけ高いですが、まあ、好みの問題でしょう。
そして量はシングルとダブルの2種類です。
ダブルと云っても2倍ではなくシングル半分の量を2種類盛ることで、シングルの量で2種類の味が楽しめる食べ比べには嬉しい配慮なのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る購入したジェラートは基本的にはテイクアウトですが、イートインコーナーで食べることもできます。ただし食べ終わった方はすぐ席を譲るのを基本としています。
また店内には、ジェラートのほかにお茶の販売もされています。
ジェラート目的の訪日客が抹茶商品を求め始めたことがきっかけで、付属のシェーカーで手軽に抹茶が飲める《NODATE》など、日本人でも思わず欲しくなるような商品もあるので、物色してみてはいかがでしょうか。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るスタッフの説明によると、一般的なプレミアム抹茶アイスクリームと同等のNo.1の2倍の濃さがNo.2ですが、世界中の抹茶ジェラートと比較してもNo.3クラスの濃さはほとんど販売されていないとのこと。そしてジェラート業界で濃さの限界と云われているのがNo.5なのでNo.7は遥かに限界を超えているのです。
この限界を超えた濃さを現実的にする為に、農林水産大臣賞を受賞した国内でも最高品質の特別な茶葉を使用し試行錯誤が重ねられたのです。
こうして出来上がったNo.7は、まさに抹茶を食べているかのような感覚に襲われるほど濃いですが、ジェラートとしての味わいも残っている、まさに限界の味です。
個人の好みの問題もあるでしょうが、とにかく、一度は試して欲しい超プレミアムなNo.7抹茶ジェラートなのです。
抹茶ジェラートの美味しい濃さを見つけるにはNo.3辺りまでが良いようですが、食べ比べなら基準のNo.1、中間で限界のNo.4、またはNo.5、そしてNo.7の3種類位を食べ比べるのが一番面白いでしょう。
また、抹茶とほうじ茶、玄米茶といった茶葉との食べ比べも面白いでしょう。
噂の抹茶ジェラート、静岡県のななや直営店以外では浅草でしか食べられませんので、浅草観光の折には、一度ご賞味されてはいかがですか。
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(2024/10/16更新)
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