極寒の十勝で絶対に行っておきたい!お勧めスポット5選

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極寒の十勝で絶対に行っておきたい!お勧めスポット5選

極寒の十勝で絶対に行っておきたい!お勧めスポット5選

更新日:2016/02/23 11:55

田中 佐代子のプロフィール写真 田中 佐代子

札幌や函館、釧路などと違って、十勝って何か目立った観光スポットってあったかしら?特に真冬は、氷点下10度以下の厳しい寒さになる場所だから、外で楽しめる事なんか無いんじゃないの?と思われがちですよね。
いえいえ、実はそんな極寒の真冬にこそ行って欲しいスポットがたくさんあるのです。
北海道でしか、十勝でしか見る事が出来ない、体験できないお勧めの観光スポットを5選をご紹介しましょう。

早起きして、馬たちの力強い姿を見に行こう!「家畜改良センター 十勝牧場」

早起きして、馬たちの力強い姿を見に行こう!「家畜改良センター 十勝牧場」

写真:田中 佐代子

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JR帯広駅より北へ約20km、音更町駒場地区に位置し、車で30分程走った所にある「家畜改良センター十勝牧場」。肉用牛、乳用牛及び馬の改良や、めん羊の人工授精などの畜産技術の開発が行われている所で、道産馬(どさんこ)や羊、牛などの多くの家畜が飼育されています。

その総面積は4092ha、東京都千代田区の約4倍という広大さ。公的機関によって運営される牧場ですが一部は一般に公開されており、冬季限定で、農用馬の冬場の運動不足の解消や妊娠馬の難産防止の為の折衷運動(馬追い)が行われています。

1周約800mのパドックを2、3周。まずは雄馬。続いて妊娠馬(間もなく出産予定)。その後に出産予定の妊娠馬。最後はそれ以外の雌馬の4グループに分かれ、最後尾についた職員の乗る馬に追われながら走ります。若い雄馬は特に力強い走りで、雪を巻き上げて駆ける姿は迫力そのもの。また妊娠馬は穏やかに走り、それぞれに特徴があって見応えがあります。
柵越しに馬と触れ合う事も出来る場所があって、人懐こい馬が頭を撫でろと寄って来て、癒しの一時が楽しめる事でしょう。

3月末まで平日午前9時30分から1時間程度ほぼ毎日行っています。

露天風呂もある!湖上に出来た、雪と氷の世界「しかりべつ湖コタン」

露天風呂もある!湖上に出来た、雪と氷の世界「しかりべつ湖コタン」

写真:田中 佐代子

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然別湖(しかりべつこ)は十勝の鹿追町北部と上士幌町南西部にまたがる湖で、標高は約810mと道内では標高が最も高い場所にあります。コタンとはアイヌ語で「村」のことで、冬の間凍った然別湖の上に、雪を固め出来たブロックを積み上げて、様々なモニュメントや建物が作られ、雪と氷の世界を表現しています。

イグルーと呼ばれる氷のテントには、宿泊体験ができる「アイスロッジ」や世界にひとつだけの絶景露天風呂「氷上露天風呂」。結婚式が挙げられる「アイスチャペル」があり、特に大きなイグルーの「アイスバー」はなんと2階建て。昼間は「カフェ」、夜は「バー」になり、カウンターや柱、テーブルや椅子も全て氷で出来ています。氷で出来たグラスで、オリジナルカクテルを頂くと、気分はアナと雪の女王(?)。更にミニシアターやコンサートホールまであります。

氷上露天風呂は、近くの温泉施設からお湯を引いているので、本物の温泉。ちょっと勇気がいるかも知れませんが、ぜひチャレンジしてみて下さい。
他にも、スノーモービルやクロスカントリースキー、氷の彫刻作りなど、北海道らしい体験アクティビティーもあって、たっぷり楽しめます。

2016年の開催期間は、1月28日から3月21日まで。

北海道遺産「タウシュベツ川橋梁」の真っ白な世界を見る

北海道遺産「タウシュベツ川橋梁」の真っ白な世界を見る

写真:田中 佐代子

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然別湖から更に北上した、上士幌町の糠平湖(ぬかびらこ)にある、旧国鉄士幌線のコンクリート製アーチ橋「タウシュベツ川橋梁」。
昭和62年に廃線になり、橋梁上の線路は撤去されたものの、橋梁自体は湖の中に残されることとなり、現在もその美しいアーチ型を見る事が出来ます。

糠平湖は人造湖なので、季節や発電によって水位が変化し、その為橋梁全体が水没してしまう時期もあれば、水位が低くなって橋梁全体が見渡せる時期もあり、「幻の橋」とも呼ばれていますが、冬の間は湖が凍るので、常に橋梁が顔を出している状態になり、その美しい姿を一目見ようと訪れる人も多いようです。

しかし、この橋梁を間近に見るにはかなりの制限があって、「NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター」が行っている有料ツアーを利用するのがベスト。また、ぬかびら源泉郷から旭川方面に8km進んだ地点にあるタウシュベツ展望台から、遠目で見る事も出来ます。
展望台へは、小さな看板が出ていますが、この時期は雪深い道を湖の方向へ進んで行かなければなりません。やがて真っ白な湖上に浮かぶ橋梁が見えてくると、その息をのむ程の美しさに、寒さも忘れて見入ってしまいます。

これほどスケールが大きくはありませんが、この辺りにはいくつかアーチ橋を見る事が出来るので、探してみて下さい。

「池田ワイン城」にドリカム吉田さんのワイン樽を見に行く!

「池田ワイン城」にドリカム吉田さんのワイン樽を見に行く!

写真:田中 佐代子

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帯広市の東側に位置する池田町。ドリカムの吉田美和さんの出身地としても知られていますが、全国で初めてワインの試験製造許可を受けた、十勝ワインの生産地でもあります。その池田町の小高い丘の上にある、中世ヨーロッパの古城を思わせる外観の町営ワイン工場、通称「池田ワイン城」。正式名は「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」で、ワインの醸造から瓶詰めまでの過程を順を追って見学できます。十勝の厳しい気候風土に耐える独自のブドウ品種「清見」のワインをはじめ、スパークリングワイン、ブランデーなど20品目も生産していて、ショッピングエリアでは試飲もOK。

また、吉田さんとワイン城のコラボの1つで、ワイン城の敷地の入口に「DCT garden IKEDA」というドリカムの資料館も併設されていて、ファンに人気です。秋のワイン祭りにはドリカムが飛び入りでコンサートをやった事もあるとか。

貯蔵庫にズラリと並べられたワイン樽の中には、「Dreams Come True Vineyard」と名付けられたワイン樽が!「清見」と人気を二分する、山のような幸が来るという意味で名付けられた「山幸」を醸造したワイン樽。見つけやすい所にあるので、記念に写真を撮ってみるのも良いでしょう。

また、屋上展望広場からの眺めも良く、雪景色の十勝平野が眼下に広がり、池田町を流れる利別川、雄大な日高山脈の稜線など、見事なパノラマが一望できます。

冬の使者、白鳥が飛来する「十勝川河畔」

冬の使者、白鳥が飛来する「十勝川河畔」

写真:田中 佐代子

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12月初旬頃から3月中旬にかけて、音更町(おとふけちょう)にある十勝川温泉近くの十勝川河畔では、遥か遠くシベリアの地から訪れる数多くの白鳥やマガモが、仲良く羽を休める様子を見ることが出来ます。パンなどの餌を与える人も多く、かなりの至近距離まで近づいてきて、その可愛い顔を間近に見られます。
特に案内板がある訳ではありませんが、別名「白鳥大橋」と呼ばれている「十勝中央大橋」の近くに多く居るので目印にして下さい。

また、白鳥の飛来時期に合わせて近くの十勝が丘公園では、十勝川白鳥まつり「彩凛華(さいりんか)」が開催され、イルミネーションに彩られた夜景やレーザーショーを楽しむ事が出来ます。
温泉と白鳥とイルミネーション、冬は1ヶ所で3番楽しめる素敵な所。ぜひ訪れてみて下さいね。

まとめとして

北海道ならではの、ちょっと辺鄙な場所の観光スポット故、交通の便が良いとは決して言えません。出来ればレンタカーなどで巡るのが一番理想的ですが、冬場の運転は不安だという人は、本数は多くありませんが、路線バスなどを利用する手もあります。事前にきちんと調べておきましょう。
そしていずれも厳しい寒さの中で楽しむもの。防寒はしっかりとしてお出掛け下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/07−2016/02/08 訪問

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