ローテンブルクといえば、そう、あの景色を探しに行きましょう。ポストカードなどで必ず見かけるこの一角はプレーンラインと呼ばれ、ウンテレ・シュミード通り(Untere Schmiedgasse)とノイ通り(Neugasse)が交差するあたりを指します。
この一角は、ローテンブルクの街の中でも特に見事に中世の雰囲気が保存され、木造りの建物と石畳の道、凝った看板などが程よく並ぶ、ローテンブルクらしさを最も感じられる場所です。フォトジェニックな光景を求めて多くの観光客がこの場所を訪れます。
街の中心にあるマルクト広場には、市庁舎が建っています。主要部分はルネッサンス、アーケード部分はバロック、後ろの塔のある部分がゴシックと、三つの異なる時代の建築様式が融合する見応えのある建物です。
52mの高さがある市庁舎の塔には螺旋階段を使って登ることができます。きつい階段を登り切れば、そこは絶景。眼下に360度広がるオレンジ色の屋根、カラフルな街並み、それらをぐるりと取り囲む城壁や門は、まるでおとぎ話に出てくるワンシーンのよう。時間を忘れてうっとりしてしまうでしょう。城壁の先にはドイツの広大な牧場が望めます。
街を囲む城壁は上に登って歩くことができ、様々な角度からローテンブルクの街を眺めることができます。城壁に登るには、門に設えられた階段を上がります。レーダー門、ブルク門、クリンゲン門など、城壁の至る所に様々な趣向を凝らした門があるので、好みの門を探すのも面白いですね。
街には、マルクス塔やヴァイサー塔など、見事に保存された古い塔も多く残されています。気の赴くままに小道を散歩してみましょう。
ローテンブルクは12月のクリスマスマーケットも有名ですが、「ケーテ・ヴォールファールト(Kathe wohlfahrt)」では一年中クリスマスオーナメントを買うことができます。ヨーロッパ最大規模と言われる店内はキラキラとカラフルなオーナメントでデコレーションされ、いつ訪れてもクリスマス気分を味わうことができます。
クリスマス関連のものは殆ど揃っており、伝統的なものから最新アイテムまで多種多様なグッズが手に入ります。可愛いオーナメントはお土産にも最適です。
ローテンブルクは訪れた誰もが、こんな街が存在するのか!?と疑いたくなるほどメルヘンチック。街並みのみならず、木組みの家に飾られた色とりどりの花や、細かく装飾された看板など、一歩進むごとに素敵な景色に出会える街です。
フランクフルトやミュンヘンから日帰りで訪れることもできます。是非、非日常なおとぎの世界へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索