映画『薔薇の名前』ロケ地！ドイツ「エーベルバッハ修道院」

更新日：2016/02/25 17:29

2016年２月に逝去されたウンベルト・エーコの名作、「薔薇の名前」。
その映画版のロケ地がこちら、ドイツのライン川沿いに建つエーベルバッハ修道院です。
美しい建造物だけではなく、ワインの直売でも名高いエーベルバッハ修道院。
神秘的な空間で厳かなゴシック建築を満喫したい方、地元民も太鼓判を押す特産ワインを楽しみたい方、そして映画の世界観を味わいたい方にオススメの観光地です。

「薔薇の名前」ってどんな話？

写真：藤華酉

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ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」は、１４世紀の修道院を舞台にしたミステリーです。
重苦しい修道院、突然の惨劇、容疑者は謎めいた修道士達。
そして物静かで聡明な探偵役の修道士ウィリアムと、語り手である助手のアドソが魅力的な物語を演出します。
緊迫感のある物語に更なる説得力を与えているのが、ロケ地となったエーベルバッハ修道院の美しい建築物です。

エーベルバッハ修道院って？

写真：藤華酉

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エーベルバッハ修道院は、１２世紀に設立されたシトー派の修道院です。
初期ゴシック様式、ロマネスク様式の交じり合った建築で知られています。

みどころはどこ？

写真：藤華酉

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エーベルバッハ修道院のみどころは、なんと言っても「いかにも殺人事件の起きそうな」重厚な建築物。
もちろん、ただ薄暗いばかりではなく、アーチ型の美しい天井や、緑の鮮やかな回廊、神秘的な礼拝堂も必見です。

エーベルバッハ修道院のグルメ

写真：藤華酉

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現在、エーベルバッハ修道院は修道院としての役目を終えています。
しかし今もエーベルバッハ修道院を有名にしているのが、産地直売のワイン！
ライン川の近辺は、ドイツワインの名産地として有名です。
エーベルバッハ修道院も、設立当時からワインを生産していました。

修道院の建物の一部は現在、ライン川近郊で生産されるワインの販売所になっており、地元のドイツ人達が車でやって来ては大量のワインを購入して行く穴場になっています。
修道院併設のレストランも味の良い事で名高く、昼でも薄暗くろうそくで照らされた店内は雰囲気たっぷり。
ドイツワインをお土産に買うなら、エーベルバッハ修道院がオススメです。