正岡子規が暮らした家が駅のすぐ近くに!松山「子規堂」当時の坊ちゃん列車も展示

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正岡子規が暮らした家が駅のすぐ近くに!松山「子規堂」当時の坊ちゃん列車も展示

正岡子規が暮らした家が駅のすぐ近くに!松山「子規堂」当時の坊ちゃん列車も展示

更新日:2016/02/25 15:10

別司 道三のプロフィール写真 別司 道三 アウトドア系早朝トラベラー

愛媛県・松山の中心駅、伊予鉄道「松山市駅」。県外からの松山へのアクセスはJR松山駅になりますが、松山市内各所に観光する場合は松山市駅が中心となります。松山市駅で少し時間が余った・・・そんな時に短時間で観光できる名所があります。松山が生んだ有名人、明治時代の俳人、正岡子規が暮らした家を復元した「子規堂」です。

駅のすぐ裏手!お寺の中にたたずむ史跡

駅のすぐ裏手!お寺の中にたたずむ史跡

写真:別司 道三

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子規堂は正岡子規が17歳まで暮らした家を復元した記念堂です。正岡家の菩提寺である正宗寺(しょうじゅうじ)境内に建っています。正宗寺は松山市駅のすぐ裏側。屋上に観覧車「くるりん」を乗せた駅上デパート「いよてつ高島屋」から歩いて約3分。デパート裏側の信号と踏切を渡ると、あっというまに到着します。子規堂は中心駅の目の前にある松山市内でも著名な観光施設。少しの時間で観光できますので是非立ち寄りたいところです。

正岡子規ゆかりの寺に残るその足跡

正岡子規ゆかりの寺に残るその足跡

写真:別司 道三

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正宗寺の一角に子規堂があります。入館料は50円。寺の本堂を挟んで子規堂とは逆の方向に入場券を販売している小屋があります。そちらで入館チケットを購入してから入場します。子規堂の入口には「旅だち」と銘打たれた 正岡子規の銅像が迎えてくれます。子規堂の入口は古き良き日本家屋の佇まいを感じさせてくれます。また隣接する墓地の近くには正岡子規の埋髪塔なども建っており子規を偲ぶ場所となっています。

日本家屋の快適さの中で待つ見ごたえのある子規の功績

日本家屋の快適さの中で待つ見ごたえのある子規の功績

写真:別司 道三

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子規堂の内部。古い純日本家屋の内部は建具が取り外され、正岡子規にまつわる資料や品物が展示されています。「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」などの俳句で知られ、日本の近代文学に大きな影響を及ぼした正岡子規。その半生は病との戦いでもあり、若くして亡くなるまでに残した偉大な業績とその人物像を鑑みる事ができます。

子規がすごした子規堂の建物は広い庭に囲まれ、一面の窓が開け放たれていて開放的。市街地のど真ん中にあるにも関わらず、初夏の時期にも涼しい風が吹き抜けてとても快適。日本家屋の素晴らしさを感じる建物でもあります。

ここが日本の文学を支えた文豪のアトリエ

ここが日本の文学を支えた文豪のアトリエ

写真:別司 道三

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正岡子規が勉学に励んだとされる机。子規はこの家で17歳までの多感な少年期を過ごしています。ここから庭の風景と心地よい風を感じながら、文学の勉強に没頭し、日本の文学史に多大な功績を残す事になったと思うと、感慨深いものがあります。また、正岡子規は野球好きだったことでも知られ、ベースボールを「野球」と訳した人物であるとされています。日本に多大な影響を与えた人物だということをこの子規堂で知ることができます。

なんと、夏目漱石は正岡子規と松山で同居していた!

なんと、夏目漱石は正岡子規と松山で同居していた!

写真:別司 道三

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子規堂の前には日本最古の軽便鉄道である伊予鉄道のかつての客車が展示されています。中に入ると、狭いマッチ箱のような貨車の中に木のベンチが向き合って設置されおり、当時の面影を感じる事が出来ます。「坊ちゃん列車」と名付けられているのは、明治時代の文豪、夏目漱石の小説「坊ちゃん」で、主人公がこの列車にゆられて松山に赴任するからです。夏目漱石は実際に英語教師として松山に赴任しており、正岡子規と一時期この松山で同居していました。

小説の中で夏目漱石は、松山の事を田舎だとか不浄の地などと散々に書いていますが、松山のいたるところには「坊ちゃん」の名前があふれています。夏目漱石も、正岡子規と並んで松山にはなじみの深い明治時代の文豪になっているのです。

正岡子規に興味を持ったならこちらもオススメ

子規堂の観覧は、本気になれば丸一日。時間がなければ10分ほどで可能です。電車やバスの待ち時間に合わせて是非立ち寄りたいですね。もし、子規堂で正岡子規の足跡に興味を持ったなら、是非道後温泉にある「子規記念博物館」も立ち寄ってみてください。

また、松山城の山麓にある「坂の上の雲ミュージアム」も正岡子規の足跡を訪ねるにはもってこいの場所。正岡子規と松山出身の軍人・秋山兄弟を主人公にした、司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」にちなんだ記念館。史実に忠実につくられた小説なので、正岡子規が生きた時代の明治のあふれる日本の活力がいきいきと伝わってきます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/17 訪問

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