写真:大川原 明
地図を見る西伊豆は東伊豆に比べて、鉄道等の交通網が整備されていないために、訪れる人々が少なく、落ち着いた雰囲気があります。また、夕陽や富士山の景色を堪能出来る場所も随所にあります。
江戸時代には徳川幕府により金山開発が進められ、明治から昭和にかけては、佐渡金山に次ぐ日本第2位の産出量があったのですが、1965年に鉱量枯渇のため閉山しました。土肥金山開発中の1611年に温泉が湧出したのが土肥温泉の始まりで、近代土肥温泉は、明治33年に馬場地区で井戸を掘ったところ、温泉が湧出したのが始まりです。
明治館は、砂浜に面して建つオンザビーチの宿で、夏には海水浴も楽しむ事が出来ます。建物は7階建てで総客室数48室の温泉旅館です。
写真:大川原 明
地図を見る客室は全部で48部屋あり、全て和室です。37部屋ある10畳和室、5部屋ある12畳和室、露天風呂付き和室、特別室という構成です。全てのお部屋から駿河湾の海の景色が堪能できるオーシャンビューのお部屋です!一般客室でも10畳ありますので、家族連れでの宿泊にも適している宿です。
写真:大川原 明
地図を見るお風呂は男女それぞれ内湯1つ、露天風呂1つあります。内湯は海が一望出来る15.5メートルの大浴場で、混雑していてもゆったりと湯につかる事が出来ます。
土肥地区内には、泉質・温度の異なる6箇所(下庄田・山ノ神・水口・水口洞・中村・三原)から湧出する源泉があるのですが、土肥温泉は、それらを混合・ 管理して各契約施設へ分配しています。
明治館は、ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉 (源泉温度 約57度)の混合湯となります。海に近いので塩分やナトリウム、カルシウムなどのミネラル分を多く含む温泉です。海の景色を堪能しながら心身ともに癒される事は間違いないでしょう。
写真:大川原 明
地図を見る夕食は、伊豆の新鮮な海鮮料理や地元の旬食材を使い工夫を凝らした季節替りの和食会席膳。会席は基本会席の他に駿河潮騒会席、伊豆彩り会席があります。豪華な会席を希望であれば、駿河潮騒会席や伊豆彩り会席がお勧めです。伊豆は、海の幸も山の幸も豊富ですが、地元で採れた新鮮な美味しい食材を堪能できます。
デザートはバイキング形式となっており、ソフトクリームを自分で作ることもできます。ぜんざいや白玉、ところてん、マンゴープリンなど種類も豊富です。
写真:大川原 明
地図を見る朝食は種類が豊富なバイキング形式となっており、和食を中心とした和洋折衷のメニュー。オムレツは料理人が目の前で調理してくれます。海側のテーブルを選べば、海の景色を楽しみながら食事が出来ます。料理の味は上出来で、本当に美味しいです。
いかがでしたか?伊豆半島というと東伊豆に行く方のほうが多いと思われますが、西伊豆は夕日と富士山の景色を堪能出来る場所が随所にあります。土肥は湾になっている地形上、宿から富士山を見る事が出来ませんが、車で5分程の場所に富士山の景色を堪能出来る場所があります。
明治館は、未就学のお子様2名まで無料、夏休み期間を除けば、小学生も3,780円で2食付きで宿泊出来ます。また、子供が遊べるキッズスペースやお祭り広場、駄菓子コーナーなどが充実しており、子供でも楽しめる宿です。家族旅行にもお薦めの宿です。
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この記事を書いたナビゲーター
大川原 明
元旅行会社勤務。旅行会社勤務時は、手配、予約業務等。海外居住歴は計4か国6年。長期留学でオーストラリア、仕事で海外駐在した国は、フィジー、ベトナム、タイ。海外支店においては、ガイド業務も兼任。また、販…
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