更新日:2016/03/08 14:21
写真:野口 まさゆき
地図を見る展望台は、高層マンションのザ・タワーズウェストの45階にある市川市が運営する施設です。駅南口を出てから3階レベルのデッキを歩いて広場を過ぎると展望施設の入口に着きます。そこからは、外の景色を見ながらシースルーエレベーターで一気に45階へ。この階には展望ロビー、交流ラウンジ、市の情報コーナーなどがあります。
このフロアからさらに階段を上るといよいよ屋上の展望台です。ここからの眺望はまさに大パノラマの絶景ビュー!
周囲をガラス面で囲まれているため風が心地よく流れています。壁側にベンチもあるので座って休むこともできます。都心の展望台に比べると訪れる人も少なめなので、ゆったりと眺望を楽しめますよ。
写真:野口 まさゆき
地図を見る展望台は回廊になっているため、ぐるり一周すると360度の景色が見られます。
まず、北側は江戸川の蛇行した流れと電車や自動車が行きかう三つの鉄橋。ぼーっと眺めていると時間があっという間に過ぎてしまいます。小さな子供さんたちもきっと喜ぶでしょう。その右手には、戦国時代に北条氏と里見氏が戦った古戦場跡として有名な里見公園、日蓮宗弘法寺のある真間山の森も間近に見えます。
東側は船橋市や千葉市の市街地、南側には江戸川の河口と東京湾、そして遠くには房総半島や三浦半島までも望めます。
写真:野口 まさゆき
地図を見る展望台からの風景で一番美しいのはやはり夕景ですね。陽が傾き始めるまでの時間は、45階情報コーナーに併設されたカフェで過ごすのがおススメです。ドリンクは全て200円!さらに地元の名菓が月替わりで販売されています。明るい窓側の席でゆっくりとくつろぎましょう。
店内には市川市の特産品や観光名所などが紹介されています。市内の散策ガイドマップも閲覧することができるので、情報収集しておくと便利です。
写真:野口 まさゆき
地図を見る太陽が西側に沈み始める時間になると、カメラを持った写真愛好家も少しずつ集まってきます。空が赤く染まり、それまで霞んでいた富士山の姿もくっきりとしたシルエットとなって現れます。沈みかけた太陽、シルエットになった富士山、そしてライトアップが始まる東京スカイツリーの豪華競演です!こんなドラマチックな光景にはめったには出会えませんよ。
写真:野口 まさゆき
地図を見るいよいよ太陽が沈むとキラメクような夜景に移り変わります。東京スカイツリーのライトアップはもちろん、都心の高層ビルの明かりが美しく輝き始めます。東京湾を行きかう船の明かりもゆっくりと動いています。
ここからの夜景は「新日本・夜景100選」に登録されています。とはいえ、意外と知られていないこの展望台からの絶景、お友達に自慢できること間違いナシです!
今回の取材は2月でしたが、季節毎に太陽の沈む位置も変わるので、違った夕景に出会えるでしょう。ファミリーでもカップルでも、そしてお一人でも十分に楽しめますよ。
展望台のオープン時間は午前9時から午後10時までで、毎月第一月曜はクローズです。詳しくはホームページで確認しましょう。写真撮影の際の三脚使用や長時間の場所取りは禁止です。お子様やご高齢の方も多いので利用規則を守りマナー等にご注意くださいね。
市川市は歴史や文学の街でもあります。里見公園、真間山弘法寺、手児奈霊堂、文学の道など、市内の名所を散策するのも楽しいですよ。そして、「旅の最後にアイ・リンクタウン展望台から夕景や夜景を味わう」、これがベストコースです!
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
野口 まさゆき
日本全国の里山を旅しながら風景写真を撮り歩いています。棚田や畑、川や橋、花や樹木、ローカル線等々の日本の原風景ともいえる場所を求め歩いています。歴史的な町並みや城址、古戦場も旅のポイントです。得意なエ…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索