写真:瀧澤 信秋
地図を見る新宿と高尾を結ぶ京王線はJR中央線との競合もあり、多摩地区を中心とした郊外への速達性が高い路線。特急を利用すれば、新宿から府中まで3駅、約20分です。駅周辺は「大國魂神社」を中心に、百貨店をはじめとした商業施設も多く賑やかです。
昨今、都心のホテル不足問題がクローズアップされる中、郊外の駅から近いホテルが注目されています。府中駅北口至近に位置するホテル コンチネンタル府中は、その立地やクォリティ、料金体系からも利用価値の高いホテルといえます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るベッドタウンという印象も強くホテルのイメージの薄い府中。一方、大企業や競馬場もあり、遠方からのゲストの宿泊はもちろん、レストランや宴会場といった“シティホテル”としての潜在的な需要も高いエリア。
そのような府中を代表するホテル コンチネンタル府中 はシティホテルとしての機能も高いホテル。充実のバンケット施設を完備、地元でもファンの多いカフェバーなどにも注目です。また、館内には至る所に「馬」が溢れています。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る化学調味料を使わない料理をコンセプトにしていることも注目です。中でも、広々した空間でゆったり食事を楽しめるレストラン「フィリー」の中国料理にはおすすめ。グルタミン酸系の化学調味料を抑え、調味料などは天然・自然の安心素材から手作りされています※。
※原材料・加工食品等の都合で、稀に化学調味料が含まれる食材もあり
朝食でホテルを選ぶというゲストもいるほど、ホテルの朝食はブームですが、ホテル コンチネンタル府中の朝食は驚愕の内容です。キーワードは“地産地消”。新鮮な食材は信頼の証とも言えるのでしょう。
とはいえ、ホテル コンチネンタル府中は東京都。実は、東京で東北のとれたて新鮮野菜が味わえると評判なのです。赤カブや大根、漬物各種野菜の他、卵の食べ比べコーナーも設置されています。なぜ東京都の府中で、東北の新鮮野菜が楽しめるのでしょうか?
写真:瀧澤 信秋
地図を見るホテル コンチネンタル府中には、同ホテルの関連会社である「東北牧場」の新鮮野菜や卵が直送されているのです。東北牧場は、青森県の上北郡東北町にある牧場で、総面積27万坪(約90ha)の広大な敷地を有します。
周囲の田畑よりも高い台地に位置し、森林にも囲まれているので、近隣の畑からの農薬が飛んでくる事もなく、敷地内での馬、野菜、鶏の完全循環農業が特徴。数十種類に及ぶ完全無農薬野菜の農場、身土不二の鶏たちの鶏舎や運動場、 サラブレッドたちが駆ける草原という環境。完全循環農業を営む日本唯一の牧場です。
朝食会場にはそんな東北牧場の食材が味わえる東北牧場コーナーが設置されています。東北牧場で採れた野菜をはじめ身土不二の卵などを味わう事が出来ます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るホテルの外観は多少経年を感じますが、館内はリニューアルがすすめられ、清潔感も高く好印象。ロビーにはゲストのサポートをすべくスタッフが待機、チェックイン手続きもスムースで安心感があります。
客室もキレイにリニューアルされています。ブラウンを基調にしたシックなインテリアで、壁には馬の写真が。デスクは引き出しがないオープンラック仕様で、備品が一目瞭然。使い勝手の良さは抜群です。
都心部のホテルばかりが注目される東京。少し郊外に目を向けると、独自のコンセプトを打ち出すホテルに出会えることを、ホテル コンチネンタル府中は教えてくれます。無化調の料理、新鮮な野菜に健康朝食。ゲストの体を気遣うホテルで、新たな1日がフレッシュにスタートできます。
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この記事を書いたナビゲーター
瀧澤 信秋
ホテル評論家 旅行作家、JTWO一般社団法人日本旅行作家協会正会員、JALF一般財団法人宿泊施設活性化機構理事、JARC一般社団法人宿泊施設関連協会アドバイザリーボード、Yahoo!ニュース(個人)オ…
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