インドネシア「ホテルマジャパヒ」はラッフルズホテルと同じコロニアル様式!

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インドネシア「ホテルマジャパヒ」はラッフルズホテルと同じコロニアル様式!

インドネシア「ホテルマジャパヒ」はラッフルズホテルと同じコロニアル様式!

更新日:2016/03/03 17:07

二松 康紀のプロフィール写真 二松 康紀 ホテルルームライター、国内旅行業務取扱管理者、客室コンサルタント

シンガポールのラッフルズホテルは歴史あるコロニアルホテルとして有名です。このホテルを建てたのはサーキーズ兄弟の一人マーティンの息子。サーキーズ兄弟は東南アジア各国にコロニアルホテルを建てています。その兄弟の息子がインドネシアのスラバヤに建てた「ホテルマジャパヒ」※は、1900年代のコロニアル建築様式で歴史博物館のようなホテルです。
(※地元の人の発音を重視して「ホテルマジャパヒ」とします)

「ホテルマジャパヒ」は100年以上の歴史

「ホテルマジャパヒ」は100年以上の歴史

写真:二松 康紀

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「ホテルマジャパヒ」はインドネシアの首都ジャカルタがあるジャワ島の東部、バリ島の西にある街スラバヤにあります。歴史は古く、サーキーズ兄弟マーティンの息子ルーカスによって、1911年「オランジェホテル」としてスタートしました。

その当時から今も踏襲されている白が基調のコロニアルホテルで、今もホテルの玄関は通りに面した部分が少なく小さな外観のままです。

「オランジェホテル」は1942年には戦争により日本軍が接収、「ホテルヤマト」として東ジャワの拠点となりました。その後何度かホテル名を変え、経営者も変わりましたが、1969年に「ホテルマジャパヒ」となり、その名前は今も続いています。

博物館のような展示物と装飾に彩られた内装を楽しみたい

博物館のような展示物と装飾に彩られた内装を楽しみたい

写真:二松 康紀

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「ホテルマジャパヒ」のロビーはステンドグラスで囲まれ、太陽が出ている間は光がロビー内を美しく照らし出します。ロビーを抜けた部屋に続く回廊の手前にはホールがあり、そこにはホテルの歴史を彩る展示物がたくさん飾られています。

壁面にはラッフルズ兄弟の写真やホテルの写真が飾られ、アーチ型の窓代わりの大きなステンドグラスが、それらに光を照らして、当時の風情を感じることが出来るでしょう。

このコロニアルホテルの特長は白亜の回廊

このコロニアルホテルの特長は白亜の回廊

写真:二松 康紀

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サーキーズ兄弟が建てたホテルの特長の1つに回廊があります。ルーカスももちろんそれを踏襲し、白亜の回廊は東南アジアにおけるコロニアル様式では、その後の建築に多大な影響を与えました。

回廊は迷路のようにホテルの部屋を巡り、単に白という壁や柱だけではなく、廊下にヨーロッパの国でよく見られるタイルや、幾何学模様の壁の装飾など凝った作りになっているのが特長です。

この回廊を一周するとホテルの歴史をきっと肌身に感じられると思います。

「ホテルマジャパヒ」に宿泊したら必ずバーを訪れたい

「ホテルマジャパヒ」に宿泊したら必ずバーを訪れたい

写真:二松 康紀

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サーキーズ一家が手がけたコロニアルホテルには必ずバーがあります。
「ホテルマジャパヒ」にも同じくバー「MAJ」があり、高いカウンター席をテーブル席が囲みます。夜になると営業し、ほぼ毎日少し遅い時間から生演奏があります。酔客のリクエストにも応じてくれる気さくなメンバーがメインで、ホテルバーでの楽しみ方の1つを味わうことが出来ます。

ラッフルズホテルは言わずと知れたカクテル「シンガポールスリング」があります。スリングはカクテル用語で、スピリッツに甘いリキュールなどと酸味のフルーツなどを加えて水や炭酸で割った飲み物ですが、この「ホテルマジャパヒ」にもオリジナルスリングカクテルがあります。

名前は「スラバヤスリング」。レシピはラム、ジン、メロンリキュール、パイナップルジュース、ライムジュースです。ショートカクテルで強いのでスリングとは少し違うのですが、ここに来たら是非ラッフルズを思い浮かべて飲んで欲しいカクテルです。

またバーのおすすめはその場でローストしたピーナッツ。運良くあつあつが出たらとてもラッキーです。かなり美味しいピーナッツでビールととても相性が良いです。

部屋は天井が高く、調度品と重厚な木の家具類でまとめられた豪華さ

部屋は天井が高く、調度品と重厚な木の家具類でまとめられた豪華さ

写真:二松 康紀

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部屋は入るとリビングスペースがあり、ここには高級なファブリックのソファと木の椅子、その奥にベッドスペースがあり、ベッドの正面にクローゼットがあります。全て木で作られていて、年代を感じる家具類ですが、全てきれいにワックスがかかっていて、手入れされていることが一目でわかります。ベッドスペースの奥にはバスルーム。シャワーとバスタブ、トイレは別のスペースになっています。

全てが落ち着いた雰囲気でまとめられていて、部屋はとても静かです。窓が少なく暗い感じなのですが、ゆっくりと過ごすにはちょうど良い明るさです。

最後のまとめとして

「ホテルマジャパヒ」はサーキーズ一家が手がけた最後のホテルです。ラッフルズホテル(シンガポール)、イースタン&オリエンタルホテル(マレーシアのペナン島)、ザ・ストランド(ミャンマーのヤンゴン)、ホテルマジャパヒ(インドネシアのスラバヤ)と4つのホテルがありますが、それぞれ、共通する点があり、歴史のあるホテルが好きな人には是非行って欲しいホテルです。

なかでも「ホテルマジャパヒ」はインドネシアの首都やバリ島といった観光地では味わえない素朴さと街に根付いた歴史のあるホテルです。是非滞在して、その歴史の思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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