「三十段飾り千体の雛祭り」では、全国から寄せられた江戸時代〜平成までの様々な年代の雛人形を一度に楽しむことができます。その数は合わせてなんと約6000体!
様々な雛飾りのある中で一番の見所は、雛人形を約千体使った高さ6mにもなる豪華絢爛な三十段飾り! 三十段飾りは 「世界の民俗人形博物館」、「須坂版画美術館」の2館に展示されています。
写真は「須坂版画美術館」の三十段飾り。大きさにも圧倒されますが、よく見ると六文銭の形に桜の花と橘の花が配置されていたりと展示の仕方も見所です!入り口には雛人形の顔ハメもあるので、記念にお雛様になりきって写真を撮ってみてはいかがでしょうか?
「須坂版画美術館」では、2019年2月2日〜5月6日までの期間で雛人形の展示が行われています。
「世界の民俗人形博物館」の三十段飾りは、ぼんぼりがハートマークに見えるように配置されていて、豪華でありながらかわいらしい印象。正面からだけでなく、階段を登って真横からも見る事ができるのでぜひいろんな角度からじっくり見てみてください。
三十段飾りをよーく見ていると所々にちょこんと繭玉でできたサルの人形「まゆサル」が!何匹隠れているか、お時間のある方はぜひ探してみてください! 意外とお雛様に馴染んでうまく隠れていて、見つけるとちょっとした達成感が味わえますよ!
三十段飾りの他にも豆雛や押し雛など、様々な種類のお雛様を見ることができるので、それぞれ見比べてみるのも面白いです!
「世界の民俗人形博物館」では、2019年1月19日〜4月14日までの期間で雛人形の展示が行われています。
「歴史的建物園」は、江戸時代の武士、町人の住居など須坂の歴史的な建物が再現されています。無料で建物の中に入って見学することもできるので、ゆったり昔の人々の生活を想像してみてください!その建物内にもお雛様が展示されています。茅葺き屋根や、囲炉裏のある建物内で楽しむお雛様は、豪華な三十段飾りとはまた違った風情がありオススメです!
「歴史的建物園」では、2019年2月2日〜5月6日までの期間で雛人形の展示が行われています。
雛人形だけでなく、ぜひ常設展も一緒に楽しんでみましょう。「世界の民俗人形博物館」では須坂市出身の小池千枝氏により寄贈された世界数十ヵ国の民俗人形が展示されています。国によって人形の表情や服装も様々。奥が深い人形の世界を楽しむことができます。
「須坂版画美術館」では須坂の版画家、小林朝治の作品や、木版画の神様とも呼ばれる平塚運一の作品など、大正期から昭和初期の版画作品を中心に近代以降の版画作品が展示されています。絵画とは違った版画ならではの色合いや版画の様々な技法など、版画の魅力を感じることができます。
その他、アートパークは恋人の聖地にもなっており、敷地内に太陽の傾きにより陰がハートマークに見えるモニュメントもありますよ!
「三十段飾り千体の雛祭り」いかがだったでしょうか?
一度にこんなたくさんのお雛様を見る機会はあまりないのではないでしょうか?須坂ではその他にも、3月1日〜4月3日『信州須坂「わくわく」おひなめぐり』として、町屋や博物館で古くから大事に守られ伝えられてきたお雛様を見ることができるイベントも開催されます。合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか?
「世界の民俗人形博物館」では4月20日〜6月23日までの期間、五月人形 菖蒲の節句として、武者人形250体を使った15段飾りが展示されます。ひな祭り期間に間に合わない!という方はそちらを楽しんでみてくださいね!
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