縁結びのパワースポットも忘れずに!京都・伏見稲荷大社の奥深さは千本鳥居だけじゃない

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縁結びのパワースポットも忘れずに!京都・伏見稲荷大社の奥深さは千本鳥居だけじゃない

縁結びのパワースポットも忘れずに!京都・伏見稲荷大社の奥深さは千本鳥居だけじゃない

更新日:2017/01/12 17:53

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ アマチュア写真家

京都の伏見稲荷大社というと、「海外でも人気」や「千本鳥居が見事」といったことが思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、ここの魅力はそれだけではありません。
後ろにある稲荷山が丸ごと祈りの場である伏見稲荷大社。山の手前で帰ってしまうなんて、それは大変もったいないこと!この神社の見どころは千本鳥居だけではないのです。
もっと深く、ミステリアスな伏見稲荷大社の世界へとご案内しましょう。

まずは千本鳥居を通らなければ始まらない!

まずは千本鳥居を通らなければ始まらない!

写真:万葉 りえ

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全国に約3万はあるという稲荷神社の総本宮、京都の伏見稲荷大社。初詣のランキングでも必ず名前が挙がり、いわずと知れた神社ですよね。

JRの稲荷駅をおりれば、もうそこは表参道。目の前には大鳥居がそびえ立ち、その先には豊臣秀吉が寄進した朱塗りの楼門も見えます。この前では記念写真を撮っている方の姿が絶えることなく、いつも大勢の参拝者でにぎわっています。

左右に分かれて朱色の鳥居がびっしりと並んでいる千本鳥居は、本殿の少し奥になります。参拝者が多いので右側通行になっているのですが、新しく鳥居を入れる隙間がないほど並んだ千本鳥居を楽しんでいるうちに、奥社奉拝所に至ります。ここまでくると、あの千本鳥居も通ったし、一願命婦(白狐)の絵馬が下がっている様子も見られたので戻ってしまう人も少なくありません。しかし、この辺りはまだまだお山の入り口付近といってもいいくらいの所なんです。

奥へと進むほどに、この山のもっとミステリアスな世界へと入っていくことができるのです。奥社奉拝所から10〜15分。まずは、こんなにかわいいきつねが待つ熊鷹社付近まで行ってみましょう。

千本鳥居の奥にひろがるミステリアスな世界へ

千本鳥居の奥にひろがるミステリアスな世界へ

写真:万葉 りえ

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熊鷹社の近くの店で売られている五福餅は、やわらかなお餅。中には、香ばしくとろっとしたゴマ餡が入っています。

この辺りまで来ると、これまで見てきた朱塗りの鳥居が続く様子とは違う伏見稲荷大社の姿になっていきます。山に向かって右手には新池が深い色の水をたたえ、そのほとりにはたくさんの祠や、納められた鳥居、そして数えるのが大変なほどの石造りの狐たちが作る世界が待っているのです。巻き物に、玉に、稲穂…神の使いであるという狐たちが口にくわえているものも様々。暗くなると不思議なことが起こりそうな、そんな世界が広がっているのです。

お堂で揺らめく、願いを届ける炎

お堂で揺らめく、願いを届ける炎

写真:万葉 りえ

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熊鷹社付近から神秘的な様子が色濃くなって、山の中へと入ってきた感じが強くなってくることでしょう。そしてここから先は、ところどころに写真のようなろうそくの炎が揺らめくお堂が待っています。

伏見稲荷大社では、様々な大きさの鳥居を奉納される方もいらっしゃるのですが、このようにろうそくを灯して願い事をされる方も少なくないのです。ろうそくはそれぞれのお堂のそばにある店で売られており、小さなタイプだと1本200円くらいから手に入ります。せっかくここまで来たのですから、ろうそくの炎に願いを託してみませんか。

熊鷹社の奥へ進むと「三ツ辻」と呼ばれる辻(T字路)へとつながります。ここを左に行けば裏参道と言われる下りの道で本殿の方向へ戻ることができます。しかし時間に余裕があるならぜひ右側の道へ。

四つ辻は、強力なパワーがもらえそうなお山巡りの入り口

四つ辻は、強力なパワーがもらえそうなお山巡りの入り口

写真:万葉 りえ

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時間にして三ツ辻から数分。眼下に京都の町を見下ろせる場所まで登ってくると、もう、そこが「四つ辻」です。道沿いにはいくつもの茶店があり、昔から人々が休憩しながらここを進んでいったと思われます。

京都の洛南が見渡せ、その向こうには山のふもとに洛西も望めます。苔寺として有名な西芳寺や、鈴虫寺、酒造業者の信仰が厚い松尾大社などがあるあたり。京都が一望できるこの景色は、四つ辻まできたご褒美といえるのかもしれません。

ここが、ぐるっと稲荷山三峰を巡拝する「お山めぐり」のスタート地点になります。「お山めぐり」といっても、普段の履き慣れた靴で回れる道。鳥居が道しるべとなり、祠や塚、そしてろうそくの炎がゆらめくお堂が峰々の間に待っています。写真は一の峰に至る手前で撮影したものですが、大きなパワーがいただけそうな神秘的な山の空気に包まれています。こちらの道中にも茶店が点在しているので休憩をとりながらでも大丈夫。

愛らしさに思わず笑顔!縁結びのパワースポット

愛らしさに思わず笑顔!縁結びのパワースポット

写真:万葉 りえ

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伏見稲荷大社のお山めぐりも含めて、参拝する道沿いには〇○大神や〇○不動など名前が付いた社がいくつもあります。この可愛らしいキツネはその中の一つである荒木神社のお神籤(みくじ)。見ている人を笑顔にしてしまうかわいらしさですよね。

伏見は桃山時代から作られ始めたという郷土玩具・伏見人形が伝わる地。素焼きにした後に一つ一つ手描きで彩色するという伏見人形。荒木神社には写真のお神籤以外にもかわいらしい置き物もあります。それが「キツネの口入人形」とよばれる置き物。口入とは仲人(なこうど)のことで、良縁祈願に人気なのです。

きちんと詣でた後で自宅に持ち帰ってこの口入人形をお祀りすれば、良縁を運んできてくれることでしょう。祭神は口入稲荷大神。まずは荒木神社でしっかりお願いしてくださいね。

世界でも人気ナンバーワンの伏見稲荷大社

千本鳥居の奥にも伏見稲荷大社はこんなに回れる場所が待っていて、海外からの方がお山めぐりをされていることもめずらしくありません。

伏見稲荷大社の初詣の人ごみはかなりのもの。ゆっくりお参りしたい方は、正月頃と初午(はつうま)のころを外して参拝された方がいいかもしれません。しかしその時期でも手前で帰る方が多く、山に上がるにつれて人は少なくなり神秘的な空気が濃くなっていきます。

荒木神社は本殿の奥から左にぬけて行くこともできますが、三ツ辻まで行って裏参道(左側)のほうへ降りていっても大丈夫です。
せっかく伏見稲荷大社に行くなら、千本鳥居の奥に広がる世界も楽しんできてくださいね。

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