写真:浅井 みら野
地図を見る1969年にオープンした「昭和新山 熊牧場」。洞爺湖や昭和新山など他の観光地が多いエリアにありますが、この場所に約100頭にも及ぶクマが暮らしています。種類は主にヒグマが中心。2011年には、あらいぐま牧場も同敷地内にリニューアルされました。
2頭の熊が出迎える入口を通ると熊を扱ったグッズや北海道のお土産が並んでいます。この看板犬ならぬ、看板クマとは写真撮影もできますよ。近くで見れば見るほど、その大きさ、迫力にたじろぐことも。建物内を突き進むと熊牧場の入口が見えてきます。
写真:浅井 みら野
地図を見るクマがいるエリアは全部で3ヵ所。生まれたばかりの子グマがいる「こぐま幼稚園」、芸を覚え始めたクマが暮らす「若くま牧場」、ベテラン勢が住む「大牧場」です。子グマは気温が低くなると違う施設に移される場合がありますので、事前に牧場HP等で確認されることをお勧めします。
牧場自体が小さめなので約30分で全エリアを巡れます。しかし、ささっと見るだけではもったいない!普段単独で行動するクマが集団生活している様子は珍しく、他のクマとのやりとりを見るのは面白いですよ。寒い冬に訪れると、何頭ものクマが固まって一緒に寝ており、気持ちよさそうな寝顔に思わずほっこり。
写真:浅井 みら野
地図を見る訪れたらぜひ参加して頂きたいのが「餌やり」。これで楽しさが2倍になります!クッキーのような餌がチケット売り場、園内の自販機で売られています。どのエリアも上から餌を投げ入れることができます。オリや柵など障害物なくクマが嬉しそうに食べている姿を見ることができますよ。
餌を持っているだけで、クマからの注目度も2倍!いったん餌が目に入ったら仕事モードにスイッチオン。2本足で直立したまま、手を振ったり、投げた餌をそのままキャッチしようとしたり。覚えた芸を披露してくれ、まるでサーカスのようです。
写真:浅井 みら野
地図を見る照れたようにベロをペロッと出すなど、クマの可愛らしい表情に思わずほっこり。若くま牧場では、メスとオスで別々に暮らしているので、体の大きさや毛色の違いなど見比べてみるのも楽しいですよ。
こんなに可愛いクマですが、侮るなかれ。やはりそこは大型肉食獣。大牧場には通称「人の檻」というクマと同じ目線で間近まで近づける檻があります。クマが接近してくれば、声だけでなく息まで聞こえるほどのスリリングな経験ができますよ。さっきまでの可愛さから一転、クマの野生部分が垣間見えます。
写真:浅井 みら野
地図を見る「昭和新山 熊牧場」の目の前にそびえる「昭和新山」。牧場の名前の一部にもなっていますね。1944年に噴火し、約2年間で火山ドームが大きくなり、高さ398mまで大きくなりました。突然誕生した火山です。
現在も山の左側中腹辺りを見ると煙が立ち上り、火山活動中だと分かります。国の特別天然記念物にも指定されている「昭和新山」。熊牧場からも見られますので、最後に見てから牧場をあとにしてみてはいかがでしょうか。
四季折々の楽しみ方ができるのが「昭和新山 熊牧場」の魅力!春は産まれたばかりの子グマが「こぐま幼稚園」に入園します。すべり台などを夢中になって遊ぶ姿が可愛らしいですよ。毎年、夏になると熊牧場では夏祭りなどのイベントが開かれます。秋は食欲の季節。クマの好物、リンゴが餌やりに登場。息が合えばクマがリンゴを口でキャッチしてくれるかも!?大勢のクマを身近で見られるチャンスはなかなかありませんよ。是非のんびり暮らす可愛いクマを見に行きましょう!
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(2024/10/15更新)
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