アシカも目前に!動物の楽園ガラパゴス「サン・クリストバル島」

アシカも目前に!動物の楽園ガラパゴス「サン・クリストバル島」

更新日:2016/03/01 11:34

Grace Okamotoのプロフィール写真 Grace Okamoto 世界一周フォトライター
動物達の楽園として知られ、チャールズ・ダーウィンが進化論の着想を得たことで名高いエクアドルの島々、ガラパゴス諸島。

中でも最も古い島の一つであるサン・クリストバルでは、様々な固有の生き物、美しいビーチでのマリンスポーツ、圧倒的な星空を楽しむことができます。世界でも有数の人気を誇る、世界自然遺産の横顔をご紹介いたしましょう!

のんびりとして美しい、サン・クリストバルの街並

のんびりとして美しい、サン・クリストバルの街並

写真:Grace Okamoto

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サン・クリストバルを訪れる際には、きっと「プエルト・バケリソ・モレノ」という街に宿泊することでしょう。実はここは、ダーウィンがガラパゴス諸島を発見して初めて上陸した土地なのです。

波が穏やかな港沿いには、お洒落なレストランやホテル、肩の力が抜けたオープン・カフェなどが立ち並びます。道路には沢山のアシカが我が物顔でゴロゴロとしていたり、料理のお皿に鮮やかな小鳥が止まったり。動物たちを眺めながら、街でゆっくり過ごすだけでも贅沢な気分に!

好奇心旺盛なアシカが寄ってくる??動物がいっぱい!

好奇心旺盛なアシカが寄ってくる??動物がいっぱい!

写真:Grace Okamoto

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街の中心部から徒歩15分ほどで着く最寄りのビーチ、「プラヤ・デ・オロ」にはアシカの一大コロニーがあります。

ウエッ、ウエッと鳴きながらお母さんを探す赤ちゃんアシカや、立派なオス同士が喧嘩をしていたり、見ていて全く飽きることはありません。ときおり、好奇心旺盛な若いアシカが、カメラや観光客のところに自ら寄ってきてしまう!?水族館よりも近い距離から見る、動物たちのあまりの可愛らしさに、恋に落ちてしまいそうです。

しかし、一つだけ留意して頂きたい点があります。
ガラパゴス諸島では、生態系や人間の持つ細菌から環境を保護するために、一切の動物への接触・餌やり・植物や種子の持ち込みなどが厳しく禁止されています。世界中のゲストがルールを守っているからこそ、人間を見ても逃げることのない、のんびりした動物たちの姿を楽しめるのです。

ガラパゴスならでは!固有種の特徴を見つけてみよう

ガラパゴスならでは!固有種の特徴を見つけてみよう

写真:Grace Okamoto

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ガラパゴス諸島のあちこちで見かけるイグアナですが、その中でもリクイグアナとウミイグアナ、雑種のハイブリッドイグアナ…と幾つかの種類に分かれていることはご存知でしょうか。しっぽや爪の形状によって、それらを見分けることができます。

サン・クリストバル島にだけ生息するツグミ類などもおり、生物の多様性を実感すること間違いなし!カメラを片手にビーチや街を散歩しながら、動物たちの小さな違いを発見してみてはいがかでしょうか?

ダイビング、サーフィン、シュノーケル…マリンスポーツも是非!

ダイビング、サーフィン、シュノーケル…マリンスポーツも是非!

写真:Grace Okamoto

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ガラパゴス諸島で是非体験していただきたいのが、スキューバ・ダイビングやサーフィン、シュノーケルなどのマリンスポーツ!

アシカもイグアナもウミガメも、砂浜ではごろごろと横たわっていますが、海の中では悠々と優雅に泳いでおり、また別の感動を与えます。さらに海流の影響からシャークやマンタ、イルカの群れなど大きな海の動物を見かけるのもエキサイティング!

忘れずに見上げてほしい!ガラパゴスの美しい星空

忘れずに見上げてほしい!ガラパゴスの美しい星空

写真:Grace Okamoto

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町灯りが控えめなサン・クリストバルの港。観光拠点でもあるため夜に遊べるバーなどもありますが、晴れた夜には是非少しだけ街から離れてみてください。

そこには美しい夜空が全天に広がっています。ビーチで天の川の下、アシカたちが眠っている光景は、まさにガラパゴスならでは!時間を忘れて星を見上げれば、とても贅沢な思い出ができることでしょう。

ガラパゴス、サン・クリストバル島のまとめ

美しい島の自然や、ユニークな動物たちの姿が面白いサン・クリストバル島。

空港も整備されており、アクセスがしやすいことも魅力の一つです。訪れる際は環境によく配慮しつつ、地球上でもここだけの特別な景色と時間をお楽しみください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/30 訪問

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