2億年の時が語りかけてくる沖縄の聖地!「大石林山」は琉球神話の杜

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2億年の時が語りかけてくる沖縄の聖地!「大石林山」は琉球神話の杜

2億年の時が語りかけてくる沖縄の聖地!「大石林山」は琉球神話の杜

更新日:2016/04/18 16:08

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 旅する写真家、旅作家

沖縄県国頭郡国頭村「大石林山」は、「奇岩」と「美しい海」を観光することが出来る沖縄の中でも珍しい場所で、四つのコースが用意されています。「巨岩石林コース」は様々な形をした岩の間を迷路のように通るコースであり、不思議な世界を体感することが出来ます。そこをさらに進めば「美ら海」を眼下に見下ろすことも出来ます。

今回はその他のコースを合わせ、四つの全ての散策コースをご紹介します。

「大石林山」とは

「大石林山」とは

写真:大里 康正

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2億年前の琉球石灰岩が長い年月の間、雨水の浸食等を受けて出来た独特の地形が「大石林山」であり、自然公園法により国の国定公園に指摘されています。

またここは、琉球の創世神話の女神「アマミキヨ」によって造られた七御嶽の一つ、安須杜御嶽となっています。「御嶽」とは神が降臨する場所であり聖地です。ここでは40を超える拝所があり、それらの場所は洞窟の中や崖の上など、様々なところにあります。

巨大な「立神の大岩」

巨大な「立神の大岩」

写真:大里 康正

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「大石林山」には四つの散策コースがあり、子供からお年寄りまで歩けるようになっています。道幅が3m、こう配のゆるやかな「バリアフリーコース」が散策コースの一つ目です。車いすでも自然を楽しめるようになっています。

二つ目の散策コースは、全体が約1kmになる「巨岩石林コース」です。こちらは様々な形の岩が続き、その形状からそれぞれ名前が付けられています。巨人のこしかけ、ダルマ岩、キノコ岩、ヒミコ岩と進んだその先に「立神の大岩」があります。森の中の巨大な岩は迫力を感じることでしょう。

「悟空岩」と「ソテツ」

「悟空岩」と「ソテツ」

写真:大里 康正

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岩が積み重なったような岩場があります。ここは中国の四大奇書小説の一つ「西遊記」に出てくる孫悟空が生まれた場所に見たてられて、神の棲む特別な霊山という意味もこめて、「悟空岩」となっています。

「巨岩石林コース」と次にご紹介する「美ら海展望台コース」の接点付近にあり、やや広い場所となっていますので、容易に見つけられます。

岩場では常緑低木のソテツ(蘇鉄)が見事に成長しています。

触れて御利益「開運の石」

触れて御利益「開運の石」

写真:大里 康正

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三つ目の散策コースが「美ら海展望台コース」で、こちらに「開運の石」があります。石林の下にあり、この石にはパワーが集中すると言われ、手で触れることで邪気を払い、精神を安定させ、運気をあげるとされています。ここまで来たらぜひとも触れておきましょう。

更に進んだ先に、美ら海を見下ろせる展望台があり、絶好の写真スポットとなっています。

「御願ガジュマル」とキジムナー

「御願ガジュマル」とキジムナー

写真:大里 康正

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四つ目の散策コースが「亜熱帯自然林コース」です。こちらには見事なガジュマルが残されています。クワ科の常緑高木であるガジュマルですが、「御願ガジュマル」は日本最大であり、精霊(キジムナー)の目撃談が多くあります。もしかしたらここで、不思議な体験が出来るかも知れません。

この「亜熱帯自然林コース」には6万本ものソテツ群落があります。岩の間から大量のソテツが顔を出し、大迫力となっていますので、そちらも見逃さないようにして下さい。

最後に

いかがでしたか?沖縄北部エリアは2016年7月に、国内最大級の亜熱帯照葉樹林であることからも、国頭、東、大宜味3村の陸と海域が国立公園となり、ますます観光地としての魅力が高まっています。

これを機会に、神が宿り、様々な奇岩を見ることが出来、パワースポットでもある「大石林山」に、足を運んでみて下さい。

なお、この地域は世界中でこの地域にしかいない「ヤンバルクイナ」の生息域でもあるので、車やオートバイの運転の際は十分に注意をしましょう。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/30 訪問

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