香川ブランドのイチゴが摘み放題!極旨ジェラートもある人気の農園「森のいちご」

香川ブランドのイチゴが摘み放題!極旨ジェラートもある人気の農園「森のいちご」

更新日:2016/03/14 09:52

桜木 小春のプロフィール写真 桜木 小春 元旅行会社勤務、トラベルコーディネーター
高松市街から車で約40分の山の中にある香川県木田郡の農園。ここは香川県のオリジナル品種「さぬきひめ」が食べられるイチゴ狩りで有名な場所です。現在、地元で人気沸騰中の農園なんです。1ヶ月先まで予約がいっぱいで取れない状況です。そんな、いちご農園を今回はご紹介いたします。

「さぬきひめ」とは?

「さぬきひめ」とは?

写真:桜木 小春

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香川県のイチゴ栽培の歴史は長く、なんと大正末期から続いています。全国に先駆けて高設式養液栽培システムを導入し、太陽の光が均一に当たり、品質の高いイチゴが生産可能になりました。このシステム普及率が他県に比べてとても高いのです。そんな香川県では、女峰やさちのかが主に栽培されていて、全国の女峰の約9割も香川県で生産されています。

しかし、長い間、香川県のオリジナル品種は存在していませんでした。そんな中、苦労して開発、育成を重ねた末、平成17年、香川県生まれのオリジナルのイチゴ「さぬきひめ」が誕生しました。サイズが大きめで、一粒18〜19g程度もあります。一口では食べきれない程の大きさです。食べると果汁がたっぷりで甘い香りが口の中に広がっていきます。また、出荷期間が長いのも特徴で、11月〜6月ごろまで出荷されます。通常のいちごは4月・5月に酸味が強くなりやすいのですが、年間を通して安定した糖度を保っているのが特徴です。

とっても摘みやすいイチゴたち

とっても摘みやすいイチゴたち

写真:桜木 小春

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このイチゴ狩りの特徴として、ハウスの中のイチゴは、空中に浮かせて栽培しています。盛り土の上に黒いシートをかぶせた栽培方法のイチゴ農園だと、中腰になって摘み取らなくてはならないのですが、ここは、立ったままで、ちょうど手の届く位置にイチゴがあります。とても摘みやすいようになっていて、小さな子供も少し背伸びをすると自分で摘むことが出来ます。

また、お年寄りや子供の為に通路は、車いすやベビーカーが通りやすいよう広くしてあります。ベビールームや授乳室も完備しているなど、子連れにも優しいサービスがあります。

動物ふれあいコーナーでプチ動物園気分

動物ふれあいコーナーでプチ動物園気分

写真:桜木 小春

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ここの農園は、ヤギやウサギや犬を飼っています。そのため、かわいい動物たちと触れ合うことができます。摘み取ったイチゴのヘタを餌として与えると、ものすごい勢いで食べに来ます。子供はその勢いにビックリしてしまうのですが、これも自然にいる動物との触れ合いということで親子で楽しく盛り上がれます。

古民家をリノベーションしたジェラート店

古民家をリノベーションしたジェラート店

写真:桜木 小春

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このイチゴ農園に併設されているジェラート店「MUCCA」は、地元で人気のお店です。ここのジェラートを食べる目的だけの方がいるくらいです。自然に囲まれた牧場で、愛情たっぷりに育てられた牛から搾乳したミルクは、とても甘くて一口食べるとミルクの香りが口いっぱいに広がります。ミルク味だけで十分、満足感がありますが、季節によっては、甘酒、あんもち雑煮味(香川特産)、杏仁豆腐味など変わった種類もあります。

また、店内の雰囲気が好きな方も多いです。古民家をリノベーションしている為、外観は和風の瓦屋根がある民家です。しかし、内装は洋風の別荘みたいになっており、暖炉や古い牧場の農機具がオブジェとして飾られておしゃれな雰囲気です。静かな山の中で、自然に囲まれながら食べるジェラートはとても美味しく感じますよ。

まとめとして

イチゴ狩りで香川のオリジナル品種「さぬきひめ」をお腹いっぱい食べることができて、農園の動物と戯れることができて、極旨のジェラートをおしゃれな空間で食べられる。こんな素敵な時間を過ごせる農園に是非、一度足を運んでみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/27 訪問

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