写真:フルリーナ YOC
地図を見るレトロな街並みに明治期の洋風建築がよく似合う日光。明治期に建てられた日光金谷ホテル・明治の館、昭和初期に建てられた日光真光教会など、美しい洋風建築などの文化財も日光の大きな魅力。
その日光の町中にレトロな『日光三軒長屋』があります。長屋のオーナーは“日光東町まちづくり推進委員会”委員長の高梨さん。高梨さんは「日光を元気にしたい」と、レトロで美味しいお店が入る『日光三軒長屋』を計画、その一つが「珈琲&伽羅里 こまち」です!
「こまち」は、料理人としての腕前も確かなステンドグラス作家さんが店主。ガラガラと引き戸を開けると、気さくでフレンドリーな店主さんと美しいステンドグラスが旅人を迎えてくれます。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る「珈琲&伽羅里 こまち」のランチは2種類。毎朝、直売所に出かけ仕入れる地産野菜は新鮮そのもの!おでんとカレーに使う牛すじはすべて日光市に隣接する鹿沼産の栃木和牛を使っています。店主さんは牛すじカレーに最適な肉を求めいろいろ試した中で、鹿沼産の栃木和牛に惚れ込みました。この牛肉でなくては「こまち」の牛すじカレーの味は出ないのだそうです。
そのこだわりの牛すじカレーは、カルビに近い部位と、繊維質の多い牛すじの部位、2種類の肉を使います。これを10時間ほど煮込むうちに、カルビに近い部位は溶け込んで形がなくなりコラーゲンに。スジの部分は10時間煮込んでも形が残り、フワッ&トロットロの食感!たまりません。
カレールーは、たっぷりの玉ねぎをジックリとあめ色になるまで炒め、8種類の秘伝のスパイスで香りと味をつけます。そして隠し味にはなんと、チョコレートとコーヒーが!深いコクと辛みの中に甘い優しさを感じるのは、この隠し味が効いているのですね!
写真:フルリーナ YOC
地図を見る「珈琲&伽羅里 こまち」のもう一つのランチは野菜をたっぷり使った<日光のOBANZAI>。すべての料理が、仕入れから下ごしらえを含め、こだわりの手作り。安全で新鮮な材料を使い、手間暇をかけ丁寧に作ります。おでんには「牛スジ」も入っており、トロットロで最高の美味しさ!
実は店主さんは、この店を始めるまで、長年京都に住んでいました。思わず唸る<おばんざい・牛すじカレー・牛すじおでん>の美味しさは、正真正銘の本場仕込みのなせる業!そしてまた優しい「おふくろの味」です。新鮮な野菜とパワーの源・牛すじの料理で、旅で疲れた体に元気を取り戻してほしい・・・。そんな店主さんの思いが伝わる美味しい料理です。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るそして「珈琲&伽羅里 こまち」はデザートも秀逸。この日のデザートは、クリームチーズケーキと、ブルーベリーのアイスクリーム、そして抹茶ゼリーの餡子添え。こちらもまたパティシエ顔負けの美味しいデザート。店主さんの「味のセンス」の秀逸さを感じます。
そして、ゼリーに添えられた餡がまた驚きの美味しさ!この餡は、店主さんの友人であり、店内に展示販売されているシルバーグレイ作家“シルバーBouzu”さんの手作り。ケーキもアイスも餡も食べなきゃ損!の美味しさです。ぜひデザートプレート、お試しあれ!
写真:フルリーナ YOC
地図を見る「珈琲&伽羅里 こまち」の料理は美味しくて優しい・・・なぜかほっこり&ホッとするのです。それはこの店を彩る美しく可愛らしい手作りの小物作品やステンドグラスの光、そしてテーブルや椅子に使われている日光の天然木の放つ優しさでもあります。
しかしそれだけではない何かがあるように感じます。店長さんは「旅の一期一会、食事が終わっても、お喋りしたり作品を見たりのんびり過ごしてほしい。長居してくれると嬉しいんです。」と話します。店長さんのそんな優しさが、「こまち」の美味しい料理と和やかな雰囲気のヒミツなのかもしれません。
いかがでしたか。いつもどうしたらお客様が喜んでくれるか考えている、という店主さんの作る美味しい料理と素敵な作品。旅の途中、長居を気にせずゆったりと美味しいランチをとりたい時、ちょっと疲れたなあと思う時、ぜひ「珈琲&伽羅里 こまち」に寄ってみて下さい。
また「珈琲&伽羅里 こまち」の2階は工房になっていて、第2火曜日・第4土曜日に、ランチ付きのワークショップも行っています。材料費講習費込みで一回限りでもOKなので、旅の途中に楽しむこともできます。また美味しい餡を作っている“シルバーBouzu”さんのシルバークレイのワークショップも2階の工房で毎月開催されています。詳しくは直接お問い合わせください。(関連MEMOから、お店のFacebookページ参照)
それではみなさん、素敵な旅を!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/29更新)
- 広告 -