写真:藤田 聡
地図を見るさきたま古墳公園を代表する古墳が、丸墓山古墳(まるはかやまこふん)。日本最大級の円墳で高さ約20mの頂上に桜があり、満開になると独特な絶景になります。山の曲線の上に美しい桜がぽつんとある様子は、まるで現代のアート作品のよう。気候により草がさらに緑色になる年や、山肌に菜の花が咲き乱れる年もあり、毎年異なった表情を楽しめます。
丸墓山古墳は映画「のぼうの城」で、石田三成が本陣を置いた場所で、左側には忍城(おしじょう)水攻めの為に築いた石田堤が続きます。左側の桜は石田堤の桜並木の一部で、写真右下の「地図を見る」をクリックすると撮影場所が表示されます。
写真:藤田 聡
地図を見るさきたま古墳公園の丸墓山古墳には、階段が二箇所に設置され、徒歩で登れるようになっています。頂上の桜に誘われるように登るに従って、頂上の桜や古墳の見え方が随時変化する上に、背後の石田堤の桜の見え方も変化して行きます。登る過程も楽しめるので、焦らずにゆっくり、楽しみながら登りましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る丸墓山古墳の頂上は、展望台代わりになる高さがあり、足元の石田堤の桜並木はもちろん、さきたま古墳公園を一望出来ます。「さきたま」とは、実は「埼玉」と表記する県名発祥の地です。それを念頭に公園外まで一望すれば、のどかな田園風景が埼玉県らしいと感じるから不思議。忍城水攻めや古墳造営当時の様子など、歴史に思いを馳せる事も出来ます。
さきたま古墳公園は、24時間無料開放の公園で、駐車場も無料なので気軽に訪問出来ます。国指定史跡「さきたま風土記の丘」とも呼ばれます。
公園内には唯一の有料施設「埼玉県立さきたま史跡の博物館」があり、桜の開花情報(開花状況)に加えて、公共交通機関でのアクセス方法や、公園利用上の注意事項までホームページで確認出来ます。(秩父鉄道行田市駅、JR吹上駅、JR行田駅の3つの駅からバスが出ています。)
埼玉県には桜の名所が多数あり、権現堂桜堤(幸手市)、日本五大桜の石戸蒲ザクラ(北本市)、無線山桜並木(伊奈町)が特におすすめ。いずれも、さきたま古墳公園から車で一時間以内の距離にあるので、周遊して全部見ましょう!詳細は、別記事を参照願います。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
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(2024/12/13更新)
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