写真:藤谷 愛
地図を見る昼間は観光客でごった返す「蔵造りの町並み=一番街」。老舗の和菓子屋さんや、NHKの朝の連ドラ「つばさ」で撮影された建物など、見ても買っても楽しいお店がたくさん並んでいます。冬場は午後6時くらいで閉店するお店も多いですが、夏場になると閉店時間も少し遅くなり、イベントなども行われます。
写真:藤谷 愛
地図を見る昼とは違い人通りも少なくなる宵の時間帯に、ぼんやりと浮かび上がる蔵づくりの建物はフォトジェニック。ぶらぶらと古い町並を見て歩くのも風情があってお勧めです。
写真:藤谷 愛
地図を見る宵の川越でも重厚な存在感を醸し出すのが、川越のランドマーク「時の鐘」です。元々は400年前に建てられましたが、数度の大火を経て現在のものは1893年築。こちらの通りにも和菓子屋さんや豆腐屋さんなどがあり観光客が絶えませんが、夜の時間帯は絶好の撮影タイム。誰にも邪魔されず、お気に入りの角度から撮影をどうぞ。
写真:藤谷 愛
地図を見る川越市と町の人が一緒になって取り組んでいるのが都市景観保全。一番街とその周辺は町ごと「川越伝統的建造物群保存地区」に指定され、江戸時代から大正時代を中心とした古い建物の密集地帯でもあります。夜になると特に大正時代の洋風建物は異彩を放ちます。
写真:藤谷 愛
地図を見る川越にはその名も「大正浪漫通り」と呼ばれるエリアがあり、季節やイベント時には通りをライトアップしているので、飲食店やカフェなど綺麗に浮かび上がる景色を楽しめます。
写真:藤谷 愛
地図を見る現在カフェとして使用されているこちらの建物は、特に3連のアーチ窓が特徴の美しい建物で、夜の大正浪漫通りでは必見のお店となります。
写真:藤谷 愛
地図を見る「川越氷川神社」といえば、縁結びの聖地としてカップルに大人気のスポットで、週末になると神社では神前式を挙げるカップルも。川越でもナンバー1のパワースポットとあって、1年を通じて多くの観光客が訪れる場所なのです。
写真:藤谷 愛
地図を見るこちらは、氷川神社でも人気がある絵馬トンネルのお昼の光景です。数々の願い事が書かれた絵馬がズラリと並び、お昼でも観光客は圧倒させられるのですが、お昼の何十倍もの迫力で見られるのが夜なのです!
写真:藤谷 愛
地図を見るいかがでしょう、この迫力!絵馬の下をくぐり抜けるだけでもかなりの勇気が必要なほど、不思議なパワーに覆われているように感じます。
毎年10月に行われる「川越まつり」の山車人形のモチーフが彫られた本殿や、樹齢600年を超える御神木もライトアップされ、宵の氷川神社もまた観光にお勧めです。
写真:藤谷 愛
地図を見る川越には妖怪話を含む伝説がたくさんあり、毎年夏には「妖怪伝説ナイトツアー」まで行われています。昼間に行けばそれ程でもありませんが、夜に行くと肝試しレベルの怖さでシャッターを切るのをためらうほど。数あるスポットから、観光後でも徒歩で行ける伝説の3スポットをご紹介します。
まず最初は「出世稲荷神社」。昔こちらの神社でお参りを欠かさなかった商人が、翌朝早くに出立する用事がありました。しかし、前の晩の夢に狐が現れ「早朝の出立をやめるように」というお告げが。そのお告げに従ったところ、難を逃れることができたという伝説です。
こちらの場所は「恐怖」というのではなくむしろパワースポット的要素が強く、写真の両端にある大イチョウがその源。夜訪れると真っ暗ですが、ぜひこの大イチョウに触れることをお忘れなく!
写真:藤谷 愛
地図を見る17世紀の「島原の乱」で3万7千人ものキリシタンを処刑した幕府軍総大将の松平信綱。彼は島原の乱の後川越城に移封されたのですが、その家来であった遊佐将監(ゆさしょうげん)が建てた「将監地蔵尊」が写真の蓮馨寺にあります。
このお地蔵様、数々のご利益があるそうなのでぜひ拝んでいただきたいのですが、このお地蔵様を遊佐将監が建てた理由には、処刑されたキリシタンの呪いを恐れ、それを避ける為という説もあるとか。川越の町にはキリシタン絡みの怨霊伝説が他にもあるので、ここでしっかり拝んでおきましょう!
写真:藤谷 愛
地図を見るお昼は観光客で溢れている人気観光スポット「菓子屋横丁」も夜になるとこの静けさ。この菓子屋横丁に隣接する「曹洞宗 青龍山養寿院」には川越の七不思議と呼ばれる伝説の一つ「城中蹄の音」の由来の品が収められています。
初代川越藩主だった酒井重忠は、毎晩戦のような蹄の音と矢叫びに眠りを妨げられていました。川越城内のどこかに戦絵があり、それが災いになっていると易者に伝えられ城内をくまなく探したところ、源頼朝軍と義経との争いの場面「堀川夜討ち」を描いた屏風を発見。帰依していた養寿院に寄進して以降、安眠できるようになった、という伝説です。
現在でも養寿院にはこの屏風絵が収蔵されているということなので、夜この界隈を歩くときにはぜひ耳を澄ましてみてください。何か聞えて来るかも・・・
写真:藤谷 愛
地図を見る春の訪問であれば、咲き始めから散り際まで美しい風情が楽しめる川越の夜桜見物は必須!喜多院をはじめ、毎年3月20日前後に満開を迎えるという中院の枝垂桜、そして写真の氷川神社裏にある新河岸川河畔の桜並木は特に人気のスポットです。
とても広い川越なので、時間に余裕のある方は昼と夜の景色の違いをぜひ楽しんでいただきたいところです。
こちらの写真は、先ほどの昼の桜の風景の夜バージョンで、「小江戸川越春の舟遊(しゅうゆう)」の風景です。毎年3月下旬から5月上旬に行われる「小江戸川越春まつり」の催しの一つとして行われますが、開催日時は下記「関連MEMO」に記載のある小江戸川越観光協会のHPでご確認ください。
また、夏には「川越百万灯夏まつり」、秋には川越氷川神社の例大祭である「川越まつり」と夜の川越を楽しめるイベントが目白押しなので、訪問前にはイベントのスケジュールチェックをお忘れなく!
大人の散歩が楽しめる「宵の川越」、いかがでしたか?
カップルにもお勧めのスポット揃いなので、午後から夜にかけて昼と夜の川越の風景を存分に楽しんでみてください!
*下記の「関連MEMO」には、川越観光に役立つ記事をご紹介しています。参考にどうぞ。
この記事の関連MEMO
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