埼玉を代表する桜の名所・幸手権現堂堤〜青空を切り取る広大な菜の花畑と桜並木

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埼玉を代表する桜の名所・幸手権現堂堤〜青空を切り取る広大な菜の花畑と桜並木

埼玉を代表する桜の名所・幸手権現堂堤〜青空を切り取る広大な菜の花畑と桜並木

更新日:2017/01/24 14:03

大木 幹郎のプロフィール写真 大木 幹郎 巨木マニア、低山登山家、ブロガー

青空を切り取る菜の花畑と桜並木。この美しい春の3原色の景観を、広い範囲で、電線や建物と重なることなく、鑑賞できる場所が埼玉県にあります。それは権現堂堤。埼玉県の北東端、幸手市にある関東屈指の桜の名所。約1kmにわたって河川敷に続く桜並木と、広大な菜の花畑の共演。美しく壮観な権現堂堤の見所をご紹介します。

桜の名所・権現堂堤〜桜並木と菜の花畑の共演

桜の名所・権現堂堤〜桜並木と菜の花畑の共演

写真:大木 幹郎

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権現堂堤は、埼玉県の幸手市にある関東屈指の桜の名所。中川の河川敷にある桜並木を中心に、県営権現堂公園の一部として整備されています。堤防上に続く桜並木は、長さ約1km、本数約1000本。申し分ないボリュームの花道で、見事な枝ぶりの大木が多いのも魅力です。そして、桜並木の隣には、広大な菜の花畑で覆われた河川敷。見渡す限りの、菜の花畑、桜並木、青空。美しく壮観な、春の3原色の景観が目に焼き付きます。

(写真:権現堂堤の東端から中央)

桜の名所・権現堂堤〜桜並木と菜の花畑の共演

写真:大木 幹郎

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権現堂堤の魅力の一つは、菜の花畑と桜並木を、電線や建物と重ねずに眺められること。広い範囲で、菜の花、桜、青空だけを切り取った景観を楽しめます。

桜が見頃となる時期は、例年では、3月下旬から見頃を迎え、満開となるのは4月初旬。開花情報の詳細は、文末の関連MEMOのリンク、幸手市観光協会のウェブサイトからご参照ください。

(写真:権現堂堤の中央から東端、早朝の薄霧)

権現堂堤の桜並木〜絢爛たる花道のトンネル

権現堂堤の桜並木〜絢爛たる花道のトンネル

写真:大木 幹郎

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権現堂堤の桜並木は、中川の堤防上に続く、長さ約1km、本数約1000本もの規模。大木も多く、満開の頃は、絢爛たる花道のトンネルに包まれます。菜の花畑からの眺めも、内側からの眺めも素晴らしい桜並木です。

(写真:桜並木の中央から東側)

権現堂堤の桜並木〜絢爛たる花道のトンネル

写真:大木 幹郎

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権現堂堤の桜並木の中には、2列の道があります。桜並木の中間地点、峠の茶屋から東には、堤防上の道と、堤防下に並走する小道の2列。この小道からの眺めも、堤防上の道に劣らず華やか。桜並木を往復される際、復路で歩かれては如何でしょうか。

(写真:桜並木の東側、堤防下の小道)

権現堂堤の桜並木〜絢爛たる花道のトンネル

写真:大木 幹郎

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権現堂堤は、圏央道と東武日光線の沿線。車で幸手ICから約10分、路線バスで幸手駅から約10分と、アクセスは容易。しかし、開花時期は道路が渋滞するため、実際はもっと時間を要します。

そこで渋滞を回避するアドバイス。一番は良いのは早朝に訪れること。平日は午前10時頃、休日は午前8時頃までの到着がお勧めです。

早朝に訪れられない場合。車では国体カヌー会場跡の駐車場を利用。離れた場所のため他と比べて空いています。電車では幸手駅からの徒歩(約30分)で、健脚の方ならお勧め。あとは自転車の利用。専用の駐輪場が整備されています。

(写真・桜並木の西側、堤防下)

権現堂堤の歴史〜権現堂川の堤防に植えられた桜並木

権現堂堤の歴史〜権現堂川の堤防に植えられた桜並木

写真:大木 幹郎

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権現堂堤は、江戸時代の天正年間の頃から築かれ始めたとされる堤防。ここは、かつて権現堂川の流路で、大正時代まで、上流は利根川、下流は東京湾へ注ぐ江戸川と繋がっていました。その後、様々な周辺の治水工事を経て、昭和初期に権現堂川は締め切られて廃止。現在は上流が調整池の行幸湖(みゆきこ)、下流は中川の流路となっています。

中川の堤防として残った旧権現堂川の堤防。そこに昭和24年に植樹された多くのソメイヨシノが、見事な大木となり、現在の権現堂堤の姿となりました。

(写真:外野橋、中川の左岸)

権現堂堤の歴史〜権現堂川の堤防に植えられた桜並木

写真:大木 幹郎

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旧権現堂川が調整池となった、ダム湖のように広大な行幸湖。権現堂堤から中川を挟んで北、外野橋を渡ってすぐの位置です。行幸湖には大噴水があり、桜の開花期間中は10時から21時の間、30分間隔で吹き上がります。桜や菜の花に満足されましたら、大噴水を見学されては如何でしょうか。

(写真:行幸湖、中央に大噴水、奥は中川と接する行幸給排水機場)

権現堂堤のライトアップ〜幻想的な魅惑の夜桜

権現堂堤のライトアップ〜幻想的な魅惑の夜桜

写真:大木 幹郎

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権現堂堤の魅惑の夜桜。日が落ち薄闇に包まれる頃、提灯の行列をはじめ、其処かしこで明りが灯されます。闇の中から浮かび上がる桜並木と菜の花畑は、昼間とは全く違う雰囲気。黄昏たような花畑の先で、人魂のような妖しい提灯の列が灯る桜の堤。美しく幻想的でいて、どこか凄味のある、心が騒ぐ景観です。

(写真:権現堂堤の中央・東寄り)

権現堂堤のライトアップ〜幻想的な魅惑の夜桜

写真:大木 幹郎

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権現堂堤のライトアップについて。期間は、桜が見頃となる3月下旬から4月上旬にかけて。時間帯は、日没後から22時頃まで。

主にライトアップされる場所は、桜並木の西側から中央部。西側の国道4号線寄りの場所と、中央の峠の茶屋前後の桜並木が、特に明るく照らされます。菜の花畑は全体的に暗めですが、ライトアップされる外野橋の近くは明るめです。

(写真:桜並木の西側、堤防下)

権現堂堤のライトアップ〜幻想的な魅惑の夜桜

写真:大木 幹郎

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権現堂堤へ夜桜の鑑賞に訪れられる際の注意点。主にライトアップされるのは、桜並木の西側から中央部分。その他の場所は、全体的に暗くなります。桜並木から離れたり、菜の花畑に立ち寄る場合は、懐中電灯を持参しましょう。ここは夜の河川敷。肉眼では手元足元が見え難いほど暗くなります。

(写真:桜並木、中央から東側)

埼玉を代表する桜と菜の花の名所・権現堂堤へ

以上、権現堂堤のご紹介でした。堤防上に続く桜並木は、長さ約1km、本数約1000本もの申し分ないボリューム。大木が多く満開の頃は、絢爛たる花道のトンネルとなります。堤防下には、菜の花畑に覆われた広大な河川敷。見渡す限りの、菜の花畑、桜並木、青空。美しく壮観な春の3原色。更にこの優れた景観には、電線や建物、お祭りの露店が重ならず、とてもフォトジェニックです。権現堂堤は、まさに関東屈指の桜と菜の花の名所です。

権現堂堤は、開花時期になると周辺が渋滞しますが、基本的にアクセスが容易な場所。東京から約1時間弱の位置で、圏央道・幸手ICや、東武鉄道・幸手駅からバス利用で約10分。渋滞を避けるためには、なるべく早朝に到着できるように出立しましょう。

幸手市観光協会のウェブサイトでは、桜の開花情報、ライトアップの期間と時間帯、駐車場と駐輪場の場所、路線バスと停留所など、公開しています。関連MEMOのリンクからご参照下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/01−2016/04/01 訪問

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