写真:木内 つばめ
地図を見る太子駅から徒歩約10分。まるで着物の柄のような鮮やかな壁画が見えてきたら、そこがバード・ガーデン。朝7時から開園しており、それぞれが自宅から自慢の鳥を持ってきて見せ合いっこするという、鳥を愛する習慣のある香港ならでは庭園です。鳥のこと全然わからないという方も問題なし。いろんな国の観光客の姿がちらほら見られるので、入りやすいです。
写真:木内 つばめ
地図を見る中国情緒あふれる庭園、昔ながらの竹籠、ぴょんぴょんはねる色とりどりの鳥・・・小規模ではありますが、ここには優雅な時間が流れています。反響する上品な小鳥たちの鳴き声もとにかく見事。香港の朝らしい光景を見られる場所です。
園内には実際に鳥や鳥かごを販売しているお店も。なかでも驚きなのが売っている鳥のエサ。バッタなどの生きている虫が袋にごっそり入って売っています。密集する虫の塊は鳥肌モノ。こういうのを見るのが好きな方はぜひじっくりどうぞ。
のんびりとした雰囲気なので、動物(もしくは虫)好きのお子様と一緒に訪れるのもいいでしょう。
写真:木内 つばめ
地図を見る続いてご紹介するのはフラワー・マーケット・ロード。花問屋がびっしりと軒を連ねて約300メートル続くこのストリートは、色鮮やかで芳醇。店内まで入らずとも軒下にたくさん花が並んでいるので歩道を歩いているだけで自然と花に囲まれてしまいます。購入して日本に持ち帰るのは難しいのですが、ただ見ているだけでも心がふわ〜っと明るくなります。
やっぱり気になってしまうお花のお値段ですが、どれもお得。日本で3000〜5000円くらいするであろうボリュームのブーケが日本円に換算すると1000円以下とかなりお手頃。お買い得なので、香港にいるわずかな間だけでも花を買ってホテルで愉しんでもいいですね。
写真:木内 つばめ
地図を見る旧正月前に行くと、このフラワー・マーケット・ロードもいっそう煌びやか。日本の門松のように飾られる金柑の鉢植え(写真)が大量に並んでいたり、日本では到底見ないであろうフォックスフェイスの斬新なアレンジなどが店頭で販売されております。
また竹を使ったアジアっぽさ全開の飾りや、日本人の感覚だと「不思議な色の組み合わせ」と思えるような香港テイストたっぷりのブーケなども。花世界での異文化を大発掘できます。
写真:木内 つばめ
地図を見る見ているうちにお店ごとの得意な分野がわかってくるフラワー・マーケット・ロード。なかには日本でも人気の高い多肉植物やエアープランツを置いている店もあります。
お店によっては上手にディスプレイしているところもあり、「家でまねしたい!」というような1フレームを見つけられたり。花は持ち帰られなくても、インスピレーションは持って帰られる・・・そんなプライスレスな場所です。
グルメとショッピングに走り過ぎて、香港らしいところを見てないなぁという観光不足に陥ったら、朝のちょっとした時間に太子へ出かけてみませんか?
太子駅からちょっと歩けばすぐにフラワー・マーケット・ロード。花を見て歩いているうちにいつのまにかバード・ガーデンに到着、という短時間で手軽に見てまわれるところがここの魅力。それでありながら「その土地に住む人々の生活を知る」という旅行のおもしろさも感じ直せるような場所です。
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(2024/10/16更新)
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