写真:いなもと かおり
地図を見る2018年の弘前さくらまつりは、4月21日(土)〜5月6日(日)までの約2週間にわたって開催され、満開時にはまるで薄桃色の雲が包み込むように公園中を覆います。
お祭り期間中は、イベントも盛りだくさん!
地元の人たちと混ざって郷土料理を肴にお酒を呑める「手ぶら鑑桜会」や、さくら鑑賞ツアー、夜間ライトアップなど。来場者を盛り上げるべくたくさんの企画が用意されています。期間中は、園内に約200店舗の出店がでて、お花見客を盛り上げますよ。
写真:いなもと かおり
地図を見る弘前城といえば、写真にあるような景色がお馴染みですが、現在は100年ぶりの石垣修理中!天守(御三階櫓)の曳屋が行われ、さらには内濠も埋めて、例年のさくらまつりとは少し違う風景が広がります。
2014年に本格的に始まった修復工事ですが、完了は2023年頃を予定。年を追うごとに変化していく、約10年間しかみられないレアな弘前城を見逃したら、後悔するかもしれませんよ?
写真:いなもと かおり
地図を見る津軽氏によって築城され、慶長16年(1611)に完成した「弘前城」。明治6年(1873)の廃城令で廃城となりましたが、明治28年(1895)には公園として整備されました。
弘前の桜は、天徳5年(1715)に京都の嵐山から持ち帰った25本のカスミザクラがはじまりだと言われています。明治時代には約1000本のソメイヨシノが植栽され、大正時代にはすでに覆い尽くすような桜が咲いていたそうです。
現在は、ソメイヨシノを中心にシダレザクラ、サトザクラ、カスミザクラなど、園内には約50種類の桜が咲いています。
写真:いなもと かおり
地図を見る2018年開花予想は「例年より早め」とのこと。
4月23日現在、園内、外濠、西濠西岸のソメイヨシノが満開と発表されました。
旅行計画を立てても桜の見頃に合わせるのが難しいところですが、どうやらGW最初の週末が勝負のようです!
写真:いなもと かおり
地図を見る続いて、弘前公園の桜鑑賞スポットをご紹介していきます。
弘前城は岩木川の河岸段丘に築かれた城です。西の岩木川を天然の濠(堀)とし、さらに川の支流を引き込み「西濠」が築かれました。お城とは、敵兵の侵入を阻止し攻撃から身を守ることを重視して造られています。城内に侵入させない広い濠幅は、歴史の息吹を感じさせてくれますね。
岸に連なる通称「桜のトンネル」は、まさに浴びるような量の花びらを受けながら散策することができます。お祭り期間中はボートに乗りながら、水面に敷き詰められた桜カーペットを通ったり、桜をくぐったりと好きなように戯れてください。
写真:いなもと かおり
地図を見る公園北東にある「津軽藩ねぶた村」前から亀甲門(西方向)に目を向けると、外堀には写真のような桜絶景が見られます。遠くから雪を被った岩木山も桜を覗きに来ているようです。水面に映った桜と青空のコラボレーションは圧巻ですね。
写真:いなもと かおり
地図を見る園内の南西にある「西の郭」からは西濠と桜のトンネルが見えます。美しい桜のトンネルは是非歩いて欲しいところですが、横から見る桜のトンネルも実に艶やかです。
土塁の緑と空の青さが桜を引き立たせて水面に映っています。
西の郭には出店も並んでいるため、たこ焼きを食べながらのんびり桜を眺めるには最適のポイントですよ。
桜だけではなく弘前城は見所がいっぱい!非常に歴史的価値のある史跡です。全国に12城しかない現存天守のひとつがあること。それ以外に3棟の櫓と5棟もの城門が現存していること。そして、石垣修理中の今だけは、移動した天守(御三階櫓)の珍しい景色が見られます。
桜の鑑賞スポット、青森県の弘前公園がおすすめです!
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(2024/10/15更新)
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