和歌山県のオリジナルいちご「まりひめ」は、さちのかと章姫をかけ合せてできた新しい品種。章姫よりも高い糖度でコクのある甘みが特徴。粒も大きいものが多くジューシー。「まりひめ」は和歌山の郷土工芸品の紀州手まりのように親しまれるようにと名付けられ、平成20年に出願登録された新しい品種のいちごなのです。
このジューシーさが仇となって、輸送が難しくなかなか県外に出回らないので、和歌山では是非「まりひめ」のいちご狩りをお楽しみください。
※ 写真は道の駅や市(いち)で売られている一般的なまりひめのパックです、いちごの里 裕のものではありません
写真:東郷 カオル
地図を見る「いちごの里 裕」があるのは大阪の難波(ミナミエリア)から電車で60分の九度山町。最寄駅は学文路(かむろ)。「陸の孤島」といわれる和歌山でも、この辺りは大阪からのアクセスが良く「いちごの里 裕」も駅から徒歩圏内にありますので、観光客にはおすすめのいちご狩りスポット。帰りも電車一本で難波まで帰れますので、量り売りの持ち帰りも楽ちんです。
写真:東郷 カオル
地図を見る今回ご紹介するのは「いちごの里 裕」。以前からこの地でいちごを栽培していた農家さんですが、観光向けにいちご狩りを初めてからはまだ4年という穴場のいちご狩りスポット。それでも土日には予約でいっぱいになってしまいます。
いちご狩りが楽しめるのは「紅ほっぺ」「まりひめ」。ハウスがいくつかありますが、一部のハウスの奥のほうには「章姫」も少々。最近は「まりひめ」が人気で問い合わせが多いとか。「いちごの里 裕」では制限時間はたっぷり60分。小さなお子ちゃん連れのファミリーもゆっくりと楽しめる時間設定になっています。
ハウス内ではミツバチたちがせっせとお仕事中。初めて見るちびっ子たちはビックリするかもしれませんが、ミツバチが一生懸命働いてくれるから美味しいいちごができるんだと教えてあげてください^^
写真:東郷 カオル
地図を見るおかしな写真ですが、これは「まりひめ」の大きさをお伝えするための一枚。大きな粒が特徴の「まりひめ」ですが、その大きさをスマホと比較するとこんな感じ。ちなみにこれだけで一番初めにご紹介したいちごのパック一つ分の内容量(1000円分)ありますよね。「まりひめ」がいちご狩りで食べられるなんて、とってもお得なんです。
「大きな実は大味なのでは…」と疑って小さな実と食べ比べてみましたが、どちらも甘くてジューシー。あえて違いを言うなら、大きな実は茎もしっかりしているので、ちょっと摘みにくいかもしれません。小さい実のほうがプチッと簡単に摘めます。「まりひめ」はジューシーで柔らかいので、実を強く持つと果肉の表面がつぶれてしまいます。大きな実を摘む時はそっと下から支えてあげて、上手にプチッと摘んでくださいね。
「まりひめ」を一通り楽しんだら、次は隣のハウスで「紅ほっぺ」を。そしてまた「まりひめ」に戻る、なんて贅沢なハシゴを楽しんでください。
「いちごの里 裕」がある九度山は、真田昌幸・幸村父子が暮らしていた里として有名。九度山駅周辺には真田ミュージアムや真田庵(善名称院)など、ゆかりのスポットが数多くあります。
是非いちご狩りをあわせてお出かけください。
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(2024/9/9更新)
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