尾道・千光寺散策〜桜色に染まる千光寺山でほんわか春気分

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尾道・千光寺散策〜桜色に染まる千光寺山でほんわか春気分

尾道・千光寺散策〜桜色に染まる千光寺山でほんわか春気分

更新日:2016/03/10 15:59

村井 マヤのプロフィール写真 村井 マヤ 中国・九州文化的街並探検家

広島県尾道市の旅では、定番の観光地として千光寺は外せません。「千光寺ロープウェイ」を利用したり、石段や小路を登っても楽しい旅。珍しい朱色の「舞台造り」の千光寺本堂や「玉の岩」とロープウェイが交差する風景は、これぞ尾道!春には、ここに桜色が加わり、まさに絵のような風景が広がります。千光寺山には、「尾道市立美術館」「山頂展望台」「文学のこみち」そして千光寺。桜の花びらが春色ほんわか旅へ誘ってくれます。

建築物としても素晴らしい「尾道市立美術館」と桜

建築物としても素晴らしい「尾道市立美術館」と桜

写真:村井 マヤ

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千光寺山にある「尾道市立美術館」は、市民の草の根運動によって昭和55年に開館して20年を経て、新たな出発をしました。それは、「本物の芸術と文化の提供」「温故知新」「未来への豊かな夢と明るい希望を世界へ発信」「地域貢献」という新たなコンセプトのもとに、安藤忠雄氏の設計によって改修工事を行い、平成15年1月10日、千光寺公園内にリニューアル・オープンしたというもの。美術館からの眺めは最高で、美しい尾道の景色が堪能できます。美術鑑賞をしたあと、のんびりお茶を飲んだり、2階のロビーからの眺めを楽しむのも素敵ですよ。

山頂展望台から「文学のこみち」への美景散策の道

山頂展望台から「文学のこみち」への美景散策の道

写真:村井 マヤ

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千光寺公園にある「ロープウェイ山頂駅」から美術館の方向ではなく、「文学のこみち」への散策路を歩いて行くと、時折眼下に尾道の絶景が望めます。「文学のこみち」とは、道なりに配置された自然石に尾道にゆかりのある作家や詩人の句や文章・歌などが刻まれている散策路のこと。ここを初めて通る人の中には、知っている文学者の文が刻まれた自然石の前に足をとめて、感慨深げに眺めていることも。

とくに、林芙美子の『放浪記』の一節が刻まれている岩は、大人気です。その岩の背後がロープウェイの通り道で、さらにその後方に広がる尾道水道が、林芙美子の文章を引き立てるのです」。

林芙美子が見た尾道の景色が、不思議とすっと脳裏に浮かんできます。尾道に行かれましたら、「文学のこみち」にもお出かけくださいね。その際、急がず、のんびり歩いてほしいもの。というのも、人工的な道というより、自然の遊歩道といった感じだからです。

さらに、桜の季節には椿の花やヤマツツジが美しいですよ。もちろん春だけではなく、温暖な尾道は四季を通じて楽しめます。

「恋人の聖地」尾道千光寺公園で・・桜色?!

「恋人の聖地」尾道千光寺公園で・・桜色?!

写真:村井 マヤ

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尾道・千光寺公園は「恋人の聖地」に認定されています。写真の可愛い猫のカップルは、いかにも猫の町尾道って感じですよね。ここに腰かけて、尾道の景色を眺めたり、近くにある売店でソフトクリームや飲み物を買って食べたり飲んだり。このあたりをお散歩しているニャンコと戯れたり・・。過ごし方はそれぞれですが、春のお花の季節には、お弁当を広げてグループで楽しむことも。

春の桜やつつじのほかにも、初夏には藤のピンクや紫の花を楽しめ、秋には菊花大会も開催されますよ。

可愛い猫とハートの「恋人の聖地」モニュメントの隣には、「愛むすび&愛鍵〜ハートロック&約束の鍵」をかけるフェンスがあります。このフェンスにハート型の錠をかけます。ハートの錠の裏にメッセージを書き、フェンスに鍵をかけて二人の思い出の証としても・・。もちろん、フェンスにかけなくてもお土産にしても可愛いデザインです。ハート型の錠と2つの鍵がセットとなっており、1080円(税込)で販売されています。(山頂駅観光案内所・山頂売店でお求めになれます)

千光寺「玉の岩」を桜のレース越しに眺める

千光寺「玉の岩」を桜のレース越しに眺める

写真:村井 マヤ

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尾道を代表する名刹である千光寺は、大同元(806)年開基の歴史あるお寺です。大宝山権現院千光寺という正式名称にあるように、大宝山(通称千光寺山)の中腹に位置しています。その境内は横に長く、本堂や鐘楼、客殿などから眼下の尾道の街並み及び尾道水道、向島、因島、瀬戸内海、遠景として四国の山々がご覧いただけます。

境内の巨岩、奇岩も見どころのひとつで、例えば「鼓岩」ことポンポン岩は、岩の上で手を叩くと鼓のような音がするものや、「鏡岩」「玉の岩」と呼ばれる岩もあります。
写真は、「玉の岩」を下から桜と共に撮影したもので、その昔、岩の上に宝珠があり、この宝珠が遥かなたの海を照らしたという伝説もある岩。この「玉の岩」の伝説より、この山を大宝山、お寺を千光寺、尾道の港を玉の浦と呼ぶようになったのです。

桜のレース越しに、はるか昔の伝説に思いを馳せながら「玉の岩」が照らした海や当時の様子を想像してみませんか・・。

千光寺の素晴らしさは、下から見ても上から見ても絶景ってこと

千光寺の素晴らしさは、下から見ても上から見ても絶景ってこと

写真:村井 マヤ

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千光寺はその境内から眺める景色が素晴らしいのですが、「三十三観音堂」や「毘沙門堂」を通り抜け、市街地へと降りる階段を下りながら、何度か千光寺の境内を振り返って見て下さい。赤堂と呼ばれる美しい本堂や、もっと下まで降りると「玉の岩」が桜越しにご覧いただけます。千光寺は、下から眺めても絵になるのです。

尾道にお出かけになると、沢山の方がカメラ片手に、絵心のある方はスケッチブック片手に歩いている風景をご覧になるでしょう。尾道は、絵心がなくても思わずスケッチブックを開いてみたくなる町です。
これから尾道旅行に行かれる方には、いろんな角度から尾道をご覧いただきたいものです。
とくに桜の名所でもある千光寺にお出かけになり、自分だけの「桜色の尾道」を見つけに行きませんか・・。

映画やドラマのロケ地としての千光寺

尾道は、千光寺に限らず映画やドラマのロケ地となった場所です。千光寺では、NHK朝の連続テレビ小説『てっぱん』や最近では韓国ドラマ『SIGN』のロケ地にもなりました。映画がお好きな方は、ロケ地マップなどをご覧になりながら、尾道散策をされてもよろしいでしょう。少々迷っても、なんとか辿り着けますし、迷った方が楽しいのも尾道。
千光寺で桜を楽しんだ後、マップ片手に道に迷いながら、映画やドラマのワンシーンを探しに行きましょう。ロケ地だけではなく、面白い出会いもあるかも知れませんよ♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/02 訪問

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