写真:藤田 聡
地図を見る佐倉城址公園の桜は、市内を代表するお花見名所。国立歴史民俗博物館の反対側にある、県立佐倉東高校前に大手門(正門)跡があり、高校奥の空き地が無料駐車場になっています。24時間開放の公園で入園料も無料。写真をクリックすると、撮影場所の地図が表示されます。
佐倉城址公園には50品種1100本の桜が植えられ、佐倉市ホームページ「佐倉城址のさくら」では、詳細な「さくらまっぷ」(以下、桜マップと表記)をPDFファイルでダウンロード可能。写真は桜マップに三の門跡と書かれた場所を、駐車場側の空堀から眺めた様子。芝生に敷物を敷いて、気軽にお花見出来ます!
写真:藤田 聡
地図を見る佐倉城址公園には桜が多数ありますが、一番のおすすめは三の門跡から茶室・三逕亭(さんけいてい)にかけての桜の林です。横に広がって育つ印象が強い桜ですが、ここではポプラのように上へ縦長に成長。その分密集した林になっており、圧倒的な美しさ。まさに絶景です!
特別な品種に見えますが、桜マップにもソメイヨシノが主体の林と書かれており、本当に不思議。晴天の青空と足元の草原の緑が、淡い桜色に映えて、いつまでも眺めていたいと思わせる、佐倉城址公園の桜を代表する景観です。
写真:藤田 聡
地図を見る佐倉城址公園の桜マップには記載されていませんが、三の門跡からマップの下方向に細い獣道が続いています。その終点の高台(写真右側)から、天気がよい日には富士山が望めます。穴場中の穴場スポットとして、おすすめです!
写真:藤田 聡
地図を見る佐倉城址公園の夜桜ライトアップは、国立歴史民俗博物館に隣接した場所で行われます。ライトアップ期間は、開花状況に合わせて直前に決定。期間中は博物館の閉場時間を18時まで延長し、エントランスホール(玄関)を20時まで無料開放します。
エントランスホールを無料開放する理由は、館内から眺める夜桜が「夜桜屏風」と呼ばれる絶景だから。玄関奥に巨大なガラス窓があり、そのガラス一枚一枚に、屏風のように写り込んだ夜桜の姿は圧倒的。わざわざ特別開館を行うだけの価値ある絶景は必見!なおホール内での三脚使用は禁止です。
写真:藤田 聡
地図を見る夜桜屏風の圧倒的美しさに惹かれて、外で直接夜桜ライトアップを見ると、正直「館内から見た方が絶景だった」と思ってしまいます。これは額縁効果と言って、国立歴史民俗博物館の窓が額縁や屏風の効果を発揮して、夜桜を一層立派に見せていたのです。
写真一番右側の桜が、夜桜屏風中央の主役の桜ですが、館内で見た時の迫力はまるで無く、背丈もあまり無いのが分かります。むしろ「馬出し空掘り」と呼ばれる、堀の奥にある桜の方が背丈がある程。館内から見た時との印象の違いは、額縁効果を実感出来る貴重な体験なので、是非直接見て下さい。
住所:佐倉市城内町官有無番地
電話番号:043-484-0679(佐倉城址公園管理センター)
例年の桜見頃時期:3月末〜4月上旬
夜桜ライトアップ:2019年4月2日(火)〜4月7日(日)18時〜20時
アクセス:京成本線京成佐倉駅より徒歩約20分
JR総武本線佐倉駅より徒歩約25分
いずれの駅からも田町車庫行きバスで国立博物館入口・国立歴史民俗博物館下車、徒歩数分
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/3更新)
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