谷根千の古民家カフェ!谷中・カヤバ珈琲の名物たまごサンド

| 東京都

| 旅の専門家がお届けする観光情報

谷根千の古民家カフェ!谷中・カヤバ珈琲の名物たまごサンド

谷根千の古民家カフェ!谷中・カヤバ珈琲の名物たまごサンド

更新日:2016/03/10 16:42

Naoyuki 金井のプロフィール写真 Naoyuki 金井 武蔵国ナビゲーター、歴史探索ブロガー

上野のシンボル上野公園と谷中霊園の丁度中間にある古民家カフェが『カヤバ珈琲』。インスタグラムやガイドブックなどにも取り上げられ、欧米を中心とした外国人も大勢押しかけている人気カフェです。
土日などのウィークエンドは云うに劣らず、平日でも朝から晩まで満員の時間も多い超人気カフェの魅力はレトロ感溢れる建物とメニューにあり。
今回は、谷根千のテッパンカフェ『カヤバ珈琲』を楽しんで下さい。

伝統的な町家古民家

伝統的な町家古民家

写真:Naoyuki 金井

地図を見る

古民家と云っても農家ではなく、所謂店舗を併設した民家の一種である町家です。
大正5年に造られた、江戸時代からの町家の特徴である軒を深く前面に張り出した「出桁造」の古民家で、何と100年の歴史を誇っているのです。
昭和13年にこの建物で榧場伊之助氏が『カヤバ珈琲』を創業し、奥様と娘さんに店を任せたのです。以来、谷中のシンボルとして親しまれましたが、平成18年に奥様が亡くなられて閉店となったのです。

伝統を活かしたリノベーション

伝統を活かしたリノベーション

写真:Naoyuki 金井

地図を見る

カヤバ珈琲の閉店を惜しんだ人達の想いが実を結びました。
NPO法人たいとう歴史年研究所とSCAI THE BATHHOUSEが協力して建物を借り受け、改修の上平成21年9月に復活したのです。
改修にあたっては建築家の永山裕子氏が設計し、大正時代の町家の外観と昭和喫茶の看板や椅子、食器などが残されたのです。
大正・昭和の佇まいのなかに、平成のデザインが見事に融合された店舗です。

関東では珍しいサンドイッチ

関東では珍しいサンドイッチ

写真:Naoyuki 金井

地図を見る

歴史的なのは建物だけではありません。
メニューもまた歴史的で、人気ナンバー1なのが創業以来の往年のレシピを再現した『たまごサンド』です。
一般的な“ゆで卵”をマッシュしてマヨネーズで和えた“たまごサンド”と違い、こちらは玉子焼きをサンドした関東では珍しいもの。
ふんわりしたパンに、フワフワの温かい玉子焼きが絶品の食感で、塩だけのシンプルな味付けが奥深い味わいを醸し出します。
奇をてらっただけでない『たまごサンド』は、本格的に美味しいサンドイッチなのです。

昭和のモダンなドリンク

昭和のモダンなドリンク

写真:Naoyuki 金井

地図を見る

ドリンクだって侮ってはいけません。
その一つが創業時からのオリジナルメニューである『ルシアン』。ココアと珈琲を半分ずつで割った温かい飲み物で榧場氏オリジナルのドリンクです。
一般的に“ルシアン”と云えばジン+ウォッカ+チョコレートリキュールのカクテルのことで、ウォッカベースの珈琲風味のブラック・ルシアンに生クリームを乗せたホワイト・ルシアンからアルコールを抜いたものなのです。
昭和初期のモダンなドリンクが平成の時代に蘇りました。

出来るだけ昔のままに

出来るだけ昔のままに

写真:Naoyuki 金井

地図を見る

メニューにはこれ以外にも、この店らしい個性が光っています。
かつて谷中の特産だった若い生姜である“谷中生姜”を使用したドリンク《谷中ジンジャー》や《柚子ジンジャーくず湯》。
また、《あんみつ》や《みつ豆》は、谷中のよみせ通り沿いにあるこんにゃく専門店「山陽食品」の手作り寒天を使うなど、こだわりの逸品を揃えています。
「出来るだけ昔のまま、引き継いでくれる方に」という前オーナーの気持ちに応えながら、新しい世界を醸し出しているのです。

最後に。。。

古くて新鮮なカフェ『カヤバ珈琲』はいかがでしたか。
朝から常連の年配の方が訪れたり、昼にはサラリーマンやOL、午後からは観光客や赤ちゃんずれのママ、そして夜は大人の時間でアルコールといった具合で来店客も千差万別。
落ち着く佇まいながら、ワクワクするような期待感が溢れる古民家喫茶なのです。
是非、一度下町の人気カフェを訪れて、町家の佇まいを楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/02 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルジェイピーで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -