三千院は青蓮院、妙法院とともに天台宗三門跡寺院の一つとして数えられている皇族と深い関わりを持つ寺院です。
起源は八世紀と古く、何度も移転を繰り返し、明治になって現在の大原の地に移りました。
国宝の木造阿弥陀如来及両脇侍坐像や多くの重要文化財があり、それだけでも訪れる価値のある寺院ですが、春には境内にヤマザクラやソメイヨシノなどの花が咲きとてもきれいです。
その中でも特におススメなのが奥の院のシダレザクラ。美しいピンク色の花に包まれた境内を見るときっと感動するはず!
こちらの桜は市内中心部より1〜2週間ほど遅れて見頃になるため、桜の時期より少し遅れて京都に来られた場合に訪れると良いですよ♪
大原バス停から三千院に向かう道の途中で横道を抜けて徒歩5分ほど、ちょうど大原の観光シーズンにあわせてオープンする、とっておきのカフェがあります。
そのカフェはAPIED(アピエ)。
明治時代に建築された旅館を改修した建物は、外観も店内も雰囲気が良く、窓からは庭が眺められるんです。
メニューはコーヒー、紅茶、ジュース、スープとアルコール以外一通りそろっており、ベーグルやケーキもあるので、軽めの食事も可能です。ベーグルサンドのベーグルはもちもちでとてもおいしく、接客も親切丁寧なので、春と秋だけなのが勿体ないくらい素敵なカフェです♪
営業日は春と秋の週末のみで臨時休業もあるので、APIEDさんのサイトを確認してから訪問してくださいね。
2016年は4月から営業されますので、桜の鑑賞とあわせてカフェに寄るのもいいのではないでしょうか。
平清盛の娘・建礼門院徳子が隠棲した所として知られる寂光院。
こちらも春に訪れたい見どころがあります。
それは新緑とツツジです。特にツツジは様々なものが植えられており、真っ赤な花を咲かせる霧島ツツジは特に美しい。
三千院とはバス停から逆方向になるため、人もそれほど多くなくゆっくり鑑賞することができますよ。
大原は寺院やカフェだけでなく、バス停から寺院に向かう道でもきれいな草花を見ることができるんです。
特に畑一面に広がる菜の花は見とれてしまうほどの美しさ!
名所周辺を歩くだけでも楽しめます♪
大原へは鉄道主要駅からバスが出ているので、バスでの訪問がおススメ。
京都駅から約1時間、京阪出町柳駅から約30分と少し長い時間乗らないといけませんが、その分周りの景色を眺めながら移動することができるので、旅の気分を満喫できますよ♪
春の大原いかがでしたか?
今回紹介したところ以外にも額縁庭園が素晴らしい宝泉院や重要文化財の薬師、阿弥陀、釈迦三如来坐像が拝観できる来迎院など見所がたくさんあるので、ゆっくり時間をかけて春の大原を満喫してみてはいかがでしょうか。
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(2025/1/16更新)
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