写真:藤田 聡
地図を見る甚六桜は、勝沼ぶどう郷駅を囲む桜の総称で、地元の桜育成会「甚六会」から名付けられました。4月上旬の見頃に到着すると、春らしい景色にワクワクします!こうした周辺環境の素晴らしさも、甚六桜の大きな魅力なので、順路に沿って写真で詳細に紹介します。
駅に並行して旧線路跡の散策路があり、右へ行くと写真の光景が広がっています。高台が勝沼ぶどう郷駅で、ホームで電車を待っている人が、花見の特等席に見えて羨ましくなる程。既に絶景ですが、この奥が一層絶景なのです!
写真:藤田 聡
地図を見る散策路を進むと、元鉄橋の「さくら橋」の奥に桜が一層密集しており、遠くから見ても絶景です。ここが甚六桜最大の見所、旧勝沼駅跡。早速、さくら橋を渡って行きましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る旧勝沼駅跡には今もホームがあり、当時の看板も残されています。ホームの上も桜並木になっており、まさに桜色一色。勝沼ぶどう郷駅を通る電車とのコラボも楽しめます。極めて珍しい絶景なので、写真撮影がおすすめ。実際、多くの方が写真を撮影しています。
旧勝沼駅跡が絶景なのは、甚六桜の桜並木を三列分一望出来るから。勝沼ぶどう郷駅の向こう側の桜並木と、ホーム上の桜並木と、左側の斜面の桜並木です。電車とのコラボを撮影する場合、下り電車の方が大きく写りますが、一番奥の桜並木が電車に隠れて、二列分の桜並木しか写りません。よって写真のように、上り電車を中心に撮影するのが、おすすめです!
写真:藤田 聡
地図を見る甚六桜は大人気で、満開時には常時人が居ますが、辛抱強く待てば無人状態でも撮影出来ます。三列の甚六桜と電車のコラボは、まさにここだけの絶景。桜の足元には照明があり、夜桜のライトアップもあります。
写真:藤田 聡
地図を見る甚六桜の一番の見所「旧勝沼駅跡」で花見を堪能したら、一旦勝沼ぶどう郷駅まで戻り、さらに通り過ぎて行きましょう。本来の観光スポットは、実は駅を出た左側に集中しているのです。
最初に現れるのが甚六桜公園で、桜の時期には一角が臨時の無料駐車場。駅前ですが、車でも気軽にアクセス出来ます。退役した電気機関車も置かれ、甚六桜とコラボ。さらに奥には、昔の中央本線の大日影トンネルもあり、遊歩道に転用された旧鉄道トンネルとして、日本一の長さ(約1.4km)を誇ります。
桃で有名な山梨県ですが、日本最古の山高神代桜や、日本屈指の優美さを誇る「わに塚の桜」など、桜の花見名所が多数あります。
甚六桜と見頃時期が近いのが、韮崎市の「わに塚の桜」。場所的に近いのは、知る人ぞ知る「乙ヶ妻(おっかずま)のしだれ桜」ですが、見頃は甚六桜の翌週になります。その頃には、河口湖北岸の桜も見頃になり、富士山と河口湖と桜のコラボが楽しめます。いずれも別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります。)
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
藤田 聡
「源泉かけ流し」にこだわる、泉質重視の温泉研究家。温泉旅行検定試験2年連続日本一で、温泉旅行博士の称号を獲得。日々、温泉や周辺観光地の取材・撮影を行い、国内旅行の奥深い魅力を各種メディアで発信中!温泉…
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