写真:吉田 彩緒莉
地図を見るホアヒンの中心地にあり、ビーチの目の前という最高の立地にあるのが、センタラグランドビーチリゾート&ヴィラズ ホアヒン。見た瞬間、そこがほかのホテルとは全く異なる威厳を放っていることに気が付くはずです。
真っ白なコロニアル調の建物は、壮大な木造建築。ホテルというより、宮殿そのものの雰囲気。1923年にオープンしたタイで最も古いリゾートホテルの一つなんですよ。
ホアヒンは、古くからタイ王室の避暑地として発展したリゾート。そのため、王族他多くの要人や、海外からの客人が訪れることも多く、当時の王であるラマ6世がタイ国鉄に命じ、このホテルを造らせました。
現在はバス移動が一番便利なホアヒンですが、その頃は電車で移動することが多かったため、「レイルウェイホテル」という名がつけられたのです。その後、ソフィテル⇒センタラと経営が変わり、今のホテル名になりました。
未だ王室関係者が泊まることがある由緒正しいホテルは、併設のゴルフ場も特別。歴代の国王がプレイしているコースなんですよ!
また、美しい建築美はクリエイターの目にもとまり、映画「キリングフィールド」の撮影に使われました。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るホテルのロビーはオープンエアー。一歩足を踏み入れると外界とは別世界だと気が付きます。宝石のような大きなガラスの照明、素晴らしいデザインのソファ、高い天井。どこを切り取っても絵になる空間です。
ホテルというより、王族の屋敷に招かれた…そんな優雅な気持ちにさせてくれます。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るこの優雅なロビーでウエルカムドリンクを頂きながらチェックイン。可愛らしい象さんのグラスに入れられてやって来たドリンクには、実は秘密があるんです。
はじめは紫色でしたが、あら不思議。添えられたレモンを絞ると、海を思わせる美しいブルーに!こんなユニークなサプライズで迎えてくれるホテルはなかなかありません。
提供元:CENTARA HOTELS&RESORTS
http://www.centarahotelsresorts.com/センタラグランドビーチリゾート&ヴィラズホアヒンには様々な客室があります。コロニアル調の芸術的なまでに美しい本館・新館にはデラックスルーム、クラブデラックスルーム、ジュニアスイートルーム、デュプレックススイートルーム、スイートルーム…人数や滞在スタイルに分けた客室が選べますが、すべての部屋に貫かれたている共通のセンスは「クラシカル」。
写真の客室は、クラブラウンジへのアクセスなどの特典が付くクラブデラックスルームです。華美ではありませんが、ヨーロッパの歴史ある邸宅に住んでいるような気持ちにさせてくれる重厚なインテリア。全て木製の家具は、アンティーク調のデザインでまとめられています。
バスルームも大理石が敷き詰められ、シャワールームとバスタブが分かれたセパレートタイプ。優雅なバスタイムが楽しめます。
ラウンジについては別の記事で詳しく書いていますので、関連MEMOから読んでみてくださいね。
他にもヴィラタイプの客室があり、よりプライベート感を大切にしたい人にはお勧めですが、この素敵な建物に滞在したい方は、本館・新館の客室カテゴリーを選ぶのが良いでしょう。
提供元:CENTARA HOTELS&RESORTS
http://www.centarahotelsresorts.comリゾートホテルと言えばプールは欠かせないアイテム。センタラグランドビーチリゾート&ヴィラズホアヒンにはプールが3つもあるんです。一つはヴィラタイプ宿泊の方専用の物になりますが、本館・新館にはビーチサイドに一つ、ガーデン内に一つ。
それぞれに魅力はあるのですが、客室からすぐに出られるという利点があるので、ガーデン内にあるプールが人気です。
このホテルを選ぶ宿泊客自体が、静けさや寛ぎを重視して予約しているので、ガーデン内のプールにはあまり騒ぐ人がいないのも魅力。皆、思い思いに読書やドリンクを楽しみながら、午後のひと時を過ごしています。
デイベッドで寝転んでいると、鳥のさえずりと、時々泳ぐ人の水音が心地よく感じられる大人の空間です。
海側のプールは、階段を下りるとすぐホアヒンビーチに出られるため、海で遊んでプールでも遊びたいという子供連れの宿泊客に人気。とはいえ大騒ぎするような行儀の悪い子供はあまり見かけません。
目の前のホアヒンビーチでは乗馬が盛んに行われています。海側のプールから海に出た瞬間「乗馬しませんか?」と声をかけられるくらい、馬が歩いているんですよ。
乗馬が気軽にできるビーチというのも稀少なので、乗馬のできる方はぜひチャレンジを。もちろん乗馬は初めてという人も、スタッフが手綱を持ってゆっくり歩いてくれるので、この機会にやってみましょう。
いかがでしたか?
タイで唯一の王様のリゾート地、ホアヒンの原点はこのホテルにあります。「センタラグランドビーチリゾート&ヴィラズ ホアヒン」滞在するだけで、タイ王室の由緒正しいリゾートの楽しみ方を、体感できるのです。
今度の旅行ではいつもの自分とは違う、王族気分の休日を過ごしてみませんか?
例え滞在していなくてもホアヒンに行くならこの素晴らしい建物は見ておきたいもの。
アフタヌーンティーが楽しめるカフェもあるので、ホアヒンの散策途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
まるで異空間のようなレトロな世界で寛ぐ時間は、今まさに王室のリゾート地、ホアヒンにいることを実感させてくれますよ!
この記事を書いたナビゲーター
吉田 彩緒莉
貧乏なのに、贅沢したい!そんな理由から日本よりホテルの価格が安いタイのホテルにはまり、タイのホテルをメインに記事を書くホテル専門家です。タイを含め海外で泊まったホテルは200軒以上。今も仕事で通いつづ…
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