写真:渡部 洋一
地図を見る東京のど真ん中、皇居の西側に沿って伸びる「千鳥ヶ淵」。江戸時代には徳川幕府の政庁であった江戸城の「お堀」です。現在、堀の東側は「北の丸公園」、西側は「千鳥ヶ淵緑道」として整備されています。
都心の人気観光地であり、都民の憩いの場でもある千鳥ヶ淵が、年間を通して最も賑わうのが、淡いピンク色に包まれる春。都内屈指の桜スポットとして知られ、毎年約100万人もの花見客が訪れます。
北の丸公園側に約330本、千鳥ヶ淵緑道側に約260本の桜が咲き誇り、お堀の土手に覆い被さる光景はまさに圧巻。「桜の名所」として風格すら漂う、圧倒的な春の絶景です。
写真:渡部 洋一
地図を見る江戸城のお堀を淡いピンク色の桜が覆い尽くす、春の千鳥ヶ淵。毎年桜の開花時期に合わせて「千代田のさくらまつり」が開催されます。その最大の見所の一つが、祭り期間中の日没後に行われる、夜桜のライトアップです。
夜の千鳥ヶ淵で満開にほころぶ桜並木が見せる、優美で妖艶な姿。それは春の陽気の中に咲く柔らかなピンク色とはまた違った表情で、見る者を魅惑の幻想世界へと誘います。
写真:渡部 洋一
地図を見る江戸城の堀を挟む、東に約330本、西に約260本もの桜並木。東京のど真ん中とは思えない壮大なスケールで咲き乱れる無数の花々が、ライトアップに照らし出され夜の闇に浮かび上がる光景は、圧倒的な迫力で訪れる者に強烈なインパクトを残します。
その風景はまさに、“東京を代表する桜の名所”と呼ぶに相応しいもの。同じく都内の夜桜の名所「六義園」等で見られる、“一本桜のライトアップ“の落ち着きある美しさとは、また異なる趣で人々の目を奪います。
写真:渡部 洋一
地図を見る春の千鳥ヶ淵を妖艶に彩る、魅惑の夜桜ライトアップ。東京随一のスケールで所狭しと咲き誇る桜の花々は、お堀の水面スレスレにまでしだれ落ちます。
「スレスレと言うより、もはや着水しているのでは」と思えるほどにスレスレの桜は、お堀の石垣ともベストマッチ。歴史スポットでもある千鳥ヶ淵ならではの、江戸情緒漂う桜風景です。
写真:渡部 洋一
地図を見る千鳥ヶ淵ではボートの貸し出しを行っており、お堀の風景を水上から楽しむこともできます。通常は昼のみの営業ですが、「千代田のさくらまつり」の期間中は営業時間が夜間まで延長され、夜桜観賞にも最適。堀の上から見下ろすのとは違った目線で、東京が誇る壮大な夜桜を堪能できます。地上の混雑とは無縁の、ゆったりとした時間を過ごせるのも嬉しいポイントです。
また、暗闇の中にカラフルなボートが並ぶ様子は、それ自体が風景の要素として魅力的。桜景色のアクセントとして、春の千鳥ヶ淵に欠かせない存在となっています。
東京を代表する桜の名所「千鳥ヶ淵」。その最大の見所の一つ、夜桜ライトアップの魅力をご紹介しました。
千鳥ヶ淵の桜の見頃は、例年3月下旬から4月上旬。今年の「千代田のさくらまつり」は、2017年3月28日〜4月6日に予定されています。
夜風の冷たさが和らぐ頃、東京のど真ん中に足を運んでみませんか?江戸情緒漂うお堀に咲き誇る壮大な桜並木が、優美で幻想的な光を放ち、あなたを待っています。
千鳥ヶ淵へのアクセス、「千代田のさくらまつり」および夜桜ライトアップの日程等の情報は、記事下部にある「MEMO」よりご覧いただけます。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/1/16更新)
- 広告 -