神秘と沈黙の空間!函館「トラピスト修道院」「トラピスチヌ修道院」

神秘と沈黙の空間!函館「トラピスト修道院」「トラピスチヌ修道院」

更新日:2020/02/18 14:21

肥後 球磨門のプロフィール写真 肥後 球磨門
函館市にある「トラピスチヌ修道院」と、函館市の西に隣接する北斗市にある「トラピスト修道院」は、キリストの弟子として一般社会から身を引き、「祈りながら働き、働きながら祈る」という毎日を送る修道士達が暮しています。沈黙の空間の中で祈り、生活の糧としてお菓子などを焼いて販売している「当別トラピスト修道院」と、女子修道院「天使の聖母トラピスチヌ修道院」を紹介します。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されましたが、2020年6月18日(予定)までは一部都道県との間の移動の自粛が求められています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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沈黙の空間がる「当別トラピスト修道院」

沈黙の空間がる「当別トラピスト修道院」

写真:肥後 球磨門

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「当別トラピスト修道院」は北海道函館市の西隣、北斗市にあります。「ローマへの道」と呼ばれるおよそ800mのポプラ並木がまっすぐ修道院へと続き、辺りは厳粛な空気が漂っているのを感じます。

沈黙の空間がる「当別トラピスト修道院」

写真:肥後 球磨門

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一般人をかたくなに拒むように、固く閉ざされた門と高い塀に囲まれた修道院の中で、修道士は外界との接触を絶ち、沈黙を守りながら神に祈りを捧げ、自給自足のために働く「祈り、働け」の生活を送っています。
ところで、この場所で童謡”赤とんぼ”が誕生した地という事はご存じでしょうか?赤とんぼを作詞した、詩人で童謡作家の三木露風が大正9年(1920年)に文学の講師としてこの修道院に滞在した折りに、詩が生れました。『夕焼け小焼けの赤とんぼ』と昔を懐かしむような、もの悲しさを感じさせる歌詞とメロディー。この歌が生まれた背景にはどんなストーリーがあったのでしょうか。

沈黙の空間がる「当別トラピスト修道院」

写真:肥後 球磨門

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門の左側には小さな資料室があり、修道士の生活などが紹介されています。修道院の周囲にはルルドの洞窟などいくつかの見所もあり、こちらは自由に見学できます。途中「ヒグマに注意」の立て札もあるので、季節によっては注意が必要です。

事前に往復はがきで予約すれば、修道院の内部も見学することができますが、女人禁制。厳粛な空気に触れることができるのは男性のみになります。厳しいですね。

「トラピスト修道院」といえばクッキー

「トラピスト修道院」といえばクッキー

写真:肥後 球磨門

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駐車場敷地内に売店があり、トラピストクッキーやトラピストバターが販売されています。トラピストバターは中世から続くフランスのシトー会修道院の伝統製法による発酵バターで、人気商品の一つです。

「トラピスト修道院」といえばクッキー

写真:肥後 球磨門

修道士が焼いたトラピストクッキーです。自家製の発酵バターとバターミルクがふんだんに使われていて、サクサクした軽い食感とバターの香りがすばらしく、丁寧に作られたクッキーだという事がわかります。地方発送も受け付けてもらえるので、トラピスト修道院のお土産にいかがでしょうか。

<当別トラピスト修道院の基本情報>

住所:北海道北斗市三ツ石392
アクセス:JR北海道江差線の「渡島当別(おしまとうべつ)」駅から徒歩20分 函館江差自動車道の北斗茂辺地(ほくともへじ)ICから約10分

聖像が出迎えてくれる「天使の聖母トラピスチヌ修道院」

聖像が出迎えてくれる「天使の聖母トラピスチヌ修道院」

写真:肥後 球磨門

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日本初の女子修道院「天使の聖母トラピスチヌ修道院」は函館市郊外の小高い丘の上に建っています。院内に立ち入ることはできませんが、前庭は一般開放されていて、フランスから送られた「大天使聖ミカエル像」が出迎えてくれます。”正しい人々を救うために悪と戦う大天使長の一人”と聖書に書かれ、日本でキリスト教を布教したフランシスコ・ザビエルによって「日本の保護者」と定められたといわれています。

聖像が出迎えてくれる「天使の聖母トラピスチヌ修道院」

写真:肥後 球磨門

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ミカエル像の後方に立っている「聖母マリア像」は、トラピスト修道院発祥の地、フランスのラ・トラップ修道院のマリー・ベルナルド神父の作品です。腕を大きく広げ、慈愛に満ちた微笑みを浮かべた像は「慈しみの聖母マリア」とも呼ばれ、訪れた人を優しく包み込んでくれるような美しいマリア像です。

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静寂に包まれた「聖なる祈りの場」

静寂に包まれた「聖なる祈りの場」

写真:肥後 球磨門

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「天使の聖母トラピスチヌ修道院」は、風見鶏の塔や煉瓦の外壁が印象的な建物です。館内の見学は出来ませんが、庭から見える円形の聖堂の周囲には「聖なる祈りの場」としての神聖な空気が漂っているように感じます。

静寂に包まれた「聖なる祈りの場」

写真:肥後 球磨門

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「祈り、働き、聖なる読書」を日課に、共同生活を送る修道女の1日は午前3時半からはじまり、19時45分の就寝までに7回の祈りがささげられます。1日に3度鳴る「お告げの鐘」を聞けば、修道女はどこにいても立ち止って「お告げの祈り」を捧げなければなりません。
写真左の階段から先は神聖な空気を尊重するべく「静寂を守るように」との注意書きがあります。

修道女が心を込めて焼いた「マダレナ」

修道女が心を込めて焼いた「マダレナ」

写真:肥後 球磨門

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修道院内の生活などが紹介されている資料室に併設して、売店があり、ここでは修道女が生計を立てるために作っているマダレナ(マドレーヌ)ケーキやバター飴を買うことができます。

修道女が心を込めて焼いた「マダレナ」

写真:肥後 球磨門

ここのマダレナ(マドレーヌ)は修道院が創立された頃から材料や製法が変わらない、伝統的な焼菓子です。表と裏で模様が違い、筋目の付いた方が裏側です。この模様が聖マダレナの涙の跡に似ているところからマダレナとう名前が付いたといわれています。 表面はカリッと香ばしく、中は絹のようにしっとりしていて、バターの香りが口いっぱいに広がります。
人気商品のため売り切れる場合があるので、早目に来店するか、受け取りの日時を連絡しておけば取り置きもしてくれます。

<天使の聖母トラピスチヌ修道院の基本情報>

住所:北海道函館市上湯川町346
電話番号:0138-57-2839
アクセス:自動車利用の場合、函館空港から約5分、JR函館駅からは約25分

おわりに

いかがでしたか、「当別トラピスト修道院」と「天使の聖母トラピスチヌ修道院」。修道士は一般社会との交流を絶ち、厳しい戒律のもと、容易にまねることが出来ない祈りと労働を中心とした自給自足の生活を送っています。

「当別トラピスト修道院」は函館市内から離れていますが、車を利用すれば3時間程度で「天使の聖母トラピスチヌ修道院」と合わせて見学することが出来ます。日常からかけ離れた空間に身を置いてみてはいかがでしょうか。

2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/10/02 訪問

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