隅田公園「内」で行われるイベントとして有名なのものには、毎年3月下旬〜4月中旬に行われる「さくら祭り」が挙げられます!同じ台東区内の上野と並んで、川沿いの千本桜が美しい「桜の名所」です。
さらに4月には園内で「流鏑馬」、そして隅田川では「早慶レガッタ」、夏には「灯篭流し」(東京大空襲の慰霊のためです)、2月下旬または3月上旬には「江戸流しびな」など通年を通してイベントが行われ、オールシーズン賑やかな場所です。
ちなみに台東区側の公園付近は、有名な三社祭(5月)の時は子供神輿の演路、浅草サンバカーニバル(8月)の時は演者の待機通路となっております。
一方で墨田区側の公園は夏祭りや野外ライブなどの出し物が頻繁に行われます。とにかくいつ来ても何かをやっているような場所ということですね!
徳川吉宗(暴れん坊将軍で有名ですね!)が隅田川の堤防の整備のために考案した方法が、庶民に歩いて地面を踏み固めてもらおうというもの。そのために川沿いに足を運んでもらおうと考えた結果として、桜を植えたのが千本桜の始まりなんです。
こういった歴史的な成り立ちを聴くのにも適したアトラクションに、「人力車」があります!台東区内では人力車が道路を通行することが許可されており、隅田公園沿いもその人力車のコースのひとつです。桜吹雪の中を颯爽と駆け抜けるのも一興ですね!
なお人力車の料金やコースなどについては、下部メモに代表的な業者のリンクを張っておきますのでご確認ください。
冒頭で述べた隅田川花火大会の会場(打上場所は第一会場、第二会場と二か所あります)も、この隅田公園です。
実際は打上場所に近すぎるため公園の一部は閉鎖されますが、台東区側と墨田区側の隅田公園を結ぶ吾妻橋や言問橋は、花火撮影のベストスポットとして非常に名高いです。
ただし、立ち止まっての鑑賞は橋の上ではできませんので、隅田公園沿いの宿泊施設を早めに予約することをオススメいたします(例年7月の最終土曜日が花火大会の日です)。
なお隅田公園そばの吾妻橋からは屋形船が通年発着しており、それに乗っての観賞もいいですね!
隅田公園で忘れてはいけないのが、水上バスです。台東区側に都営と私営の二つの水上バス乗り場があり、お台場や浜離宮などの東京の見どころにアクセスできる観光路線として有名です。都営の水上バス乗り場付近には園内にカフェもありますので、スカイツリーを眺めながら待ち時間を過ごすのも良いですね。
私営の水上バスについては別記事で詳細を記載しています。下部メモよりご覧ください。
隅田公園に来ると、点在する不思議なオブジェが気になるかもしれません。これは藝大(東京藝術大学)、台東区、墨田区の三者による、「観光アートプロジェクト」の一環で設置された作品なんです。三者の頭文字をとって「GTS」と呼ばれるこのプロジェクトで2010年より、隅田公園を中心に台東区と墨田区の各所に様々な現代芸術作品が設置されました。
アートに興味のある方は公園を基点にぜひ作品を見て廻ってください。全て無料で見れます!マップも用意されていますので、詳細は下部メモを参照ください。
目印になる吾妻橋(赤い橋)や、奥に控えるビルの上の金色のオブジェ(アサヒビールホール)が目立つので、浅草駅から隅田公園へのアクセスはとても簡単です。
地下鉄銀座線、都営浅草線、東武浅草線(スカイツリーライン)どの駅からも徒歩3分以内で迷うことがありませんが、唯一、つくばエクスプレス(TX)線の浅草駅からは徒歩10分ほど要しますので要注意です。TX浅草駅からは、繁華街である伝法院通りを東にまっすぐ進むと、スムーズに隅田公園にアクセスできます。
それでは気をつけていってらっしゃいませ〜
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