写真:やま かづ
地図を見るシェラトンホテルというと、ウェスティンホテルと並んでスターウッド・ホテル&リゾートの中核をなしていますが、5つ星の高級ホテルであるため、宿泊先として選ぶにはちょっと気構えてしまいますね。
今回ご紹介するクアラルンプールのシェラトン・インペリアルは、重厚な建物に広めの客室、プールにスパもあり、さらに、洗練された一流のサービスを受けられる紛れもない5つ星ホテルです。しかし、宿泊費は非常にリーズナブル、予算が限られた旅行者でも無理なく手が届くため人気があります。
写真:やま かづ
地図を見るメインエントランスから館内に入ると、目前には、落ち着いた調度品で統一された空間が広がっています。
このグラウンドフロアには、ロビーを取り囲むようにレセプション、カフェ&バー、ビジネスセンターなどがあり、観光やビジネスでも使えるよう機能的なつくりになっています。
また、このシェラトン・インペリアルを訪れるゲストを圧倒するのが、メインエントランス正面の吸い込まれそうになるほど奥行きがある階段です。ロビーから3階までは吹き抜けになっており、その階段が変則的ならせんを描きながら続いています。
写真:やま かづ
地図を見るバンケットルームのある3階から2階、1階、そしてグラウンドフロアのロビーまで、1本の階段が川の蛇行するごとく下ってきますが、この階段がつないでいる各階のスペースが、まさしくシェラトン・インペリアルを象徴する「らしさ」です。
らせん階段がつなぐ各フロアには、ミーティングルーム、イベントスペースがあり、それらの機能が最大限発揮できるよう、スナックやアルコールが準備されている「パビリオンラウンジ」、インターナショナル料理が楽しめる「エッセンス」、そして、本格日本料理が味わえる「笹川」などのレストランが配置されています。
宿泊ゲストだけでなく、コンベンションやミーティングのデイユースのゲストにも5つ星の居心地を追求、シェラトン・インペリアルらしい心遣いです。
写真:朝食ビュッフェ「エッセンス」
写真:やま かづ
地図を見る客室は大きく分けて、21階から32階が「デラックスルーム」、33階から38階が「シェラトン・クラブルーム」となっています。
どちらの客室もキングサイズのベッドにソファ、大きなバスタブとシャワールーム、アメニティグッズがそろったドレッサー、ウォークイン・クローゼットなどが備えられており、そのぜいたくなスペースが魅力です。
なお、「シェラトン・クラブルーム」宿泊のゲストは、38階のクラブラウンジで朝食や軽食を自由にとることができます。滞在スケジュールによっては、若干の追加料金を払って「シェラトン・クラブルーム」を選択するのもいいでしょう。
写真:やま かづ
地図を見るホテルの正面、スルタン・イスマイル通りを挟んだ向かい側には、イオンが中核となっている「クィルシティモール(Quill City Mall)」があります。
旅行者にとって使えるエリアは、地下のイオン・フードマーケット、外貨両替店、カフェ、そして、3階から4階に点在しているレストランやフードコートです。
ホテルの周りには、旅行者が気軽に使えるレストランや雑貨屋さんが少ないので、とってもありがたい施設となっています。
シェラトン・インペリアルはツーリストエリアにないため、一見、アクセスが悪そうに思えます。しかし実は、KLモノレール「メダン・トゥアンク(Medan Tuank)」駅からは徒歩約3分、ホテルの裏側にあるLRTクラナ・ジャヤライン「ダン・ワンギ(Dan Wangi)」駅からでも徒歩約5分と、とっても好立地にあります。
設備もサービスも一流、5つ星ホテルなのに、このシェラトン・インペリアルには400リンギット(約12,000円)程度で泊まれちゃいます。町の中心ブキッ・ビンタンにある同ランクのワールドブランドホテルが同じスーペリアルームでも600リンギット(約18,000円)以上することから考えると、そのリーズナブルさには驚きです。
手が届く5つ星ホテルのシェラトン・インペリアル、あなた自身でその価値を確かめてみてください。
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(2024/11/9更新)
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