写真:やま かづ
地図を見るコロニアル調の建物「セントラルマーケット」は1888年、イギリスの統治時代に建設され、生鮮食料品を扱う市場として使われていました。しかし、その後、幾度となく改装が繰り返され、現在の姿に生まれ変わりました。
パステルカラーが美しいこの建物には、マレーシアのみならず近隣諸国の雑貨やお土産物、衣類を扱うお店が多く集まっています。また、バティック(Batik)ろうけつ染め体験やボディプリントのヘナタトゥー(Henna Tatoo)体験などマレーシアの伝統芸術に触れることができる施設も入っており、観光客に人気のショッピング&文化芸術スポットとなっています。
写真:やま かづ
地図を見る「セントラルマーケット」の建物は2階建てで内部は吹き抜けになっており、1階にはお土産物、雑貨、アクセサリーを扱うお店が、そして2階には衣類を扱うお店がところ狭しと並んでいます。そんな小さなお店の総数は350店以上あり、ごちゃっとしたカオスな雰囲気はアジアの市場そのものです。
お土産屋さんの店頭にはマレーシアの特産品が陳列されていますが、ぜひチェックしていただきたいのは、マレーシアの高級チョコレート・ベリーズ(Beryl’s)、安くても品質のいい紅茶ボーティー(Boh Tea)、そしてナマコせっけん(Sea Cucumber Soap)です。
まとめて買えば値段交渉も可能、案外安く手に入れることができるかもしれませんよ。
写真:やま かづ
地図を見る数多くのお土産物屋さん、雑貨屋さんの中にあって、なかなか目立たないんですが、実はグルメスポットもたくさんあります。
アイスクリームやドリンクなどの屋台は1階の広い通路に沿って並んでいますが、ゆっくりと座って食事ができるレストランやカフェは奥まったところにあります。
1階には「オールドタウン・ホワイトコーヒー(Oldtown White Coffee)」などのチェーン店が、2階にはフードコートやニョニャ料理レストラン「プレシャス・オールドチャイナ(Precious Old China)」があり、どのお店でもマレーシアのローカルフードをいただくことができます。しかし、せっかく「セントラルマーケット」で食事をするのなら、口コミでも人気の高い「プレシャス・オールドチャイナ」をお勧めします。
写真:やま かづ
地図を見る今や「セントラルマーケット」の建物よりも目立った存在になっているのが、その手前に立つ、いかつささえも感じる巨大なオブジェです。これは「ワウ」と呼ばれるマレーシアの伝統的な凧をモチーフにしたもので、「カストゥリ・ウォーク(Kasturi Walk)」の入り口にあります。
そんな「セントラルマーケット」の隣につくられた「カストゥリ・ウォーク」は2011年に屋根つきの露店街としてオープンし、今ではチャイナタウンの新名所として人気のスポットとなっています。
写真:やま かづ
地図を見る「カストゥリ・ウォーク」にはTシャツやアクセサリー、雑貨のほか、フルーツジュースやジェラート、ワッフルなどの屋台が並んでいます。その雰囲気は「セントラルマーケット」のアジア的な雰囲気とは好対照で、周囲のネオクラシック調の古い建物とも相まって、西欧諸国のバザールのにおいさえも感じる開放的な空間となっています。
さらに、「カストゥリ・ウォーク」の通路は広くとられているので窮屈感がなく、ゆったりと買い物が楽しめます。また、食べ歩きもしやすいので、短い露店街ながら人気があるのもうなずけます。
LRTパサール・セニ(Pasar Seni)駅前の通りを北に5分も歩けば、「カストゥリ・ウォーク」の入り口に立つ巨大な凧のオブジェにたどり着きます。
「カストゥリ・ウォーク」には「セントラルマーケット」へ通じる出入り口もあり、両方を同時に見て回ることができます。また、あたり一帯はチャイナタウンなので、ショッピングにグルメと、ぶらぶら散策するのに最適なエリアです。
クアラルンプールへ行ったなら、観光客が一度は立ち寄る「セントラルマーケット」、あなたならどう楽しみますか?
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(2023/12/7更新)
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