写真:ミセス 和子
地図を見る「函館路面電車」は今年開業100年を迎えます。色鮮やかな楽しい絵柄の路面電車は、函館市民や函館を訪れる観光客の重要な交通手段になっているんですよ。市電の沿線には、函館の観光名所がたくさんあるので大変便利です。
数分おきに往来しているので、お客様も運転手さんもゆっくりムード、降りる時に1日乗車券を購入すると、市内地図と観光パンフレットが頂けます。函館市内観光の地図はとても便利で、どの停留所でおりて徒歩何分で何処に行けるかがこれ一枚で分かります。
切符を手渡してくれる雰囲気も、とてもアットホームな懐かしい感じがします。
写真:ミセス 和子
地図を見るまず最初にご紹介するのは、「五稜郭公園前駅」から徒歩15分の場所にある五稜郭公園。この写真は、高さ107mの五稜郭タワー展望台から撮影した五稜郭公園です。
五稜郭公園の中央に見えるのが「箱館奉行所」ですよ。幕末の開港により設置された江戸幕府の役所だった場所です。明治維新の箱館戦争の舞台となり明治4年に開拓史により解体されましたが、平成22年に140年の時を超えて再現されました。
春には大正時代から植えられたソメイヨシノなど、約1600本の桜が咲き乱れ、初夏には「函館五稜郭祭」、夏の終わりには「市民創作函館野外劇」などのイベントで賑わいます。そして冬、クリスマスシーズンになると五稜郭の星型に2000個のイルミネーションが輝きます。四季おりおりに楽しめる、五稜郭公園です。
住所:函館市五稜郭町44
写真:ミセス 和子
地図を見る五稜郭公園前から16分で「函館駅前駅」に到着。そこから徒歩3分の場所にあるのが、函館市青函連絡船記念館です。1988年3月13日まで運航していた「摩周丸」が産業遺産として保存、展示されているんですよ。
青函トンネルが出来るまでは、北海道と本州をつなぐ重要な足だった青函連絡船はとても大きいのですよ。中も自由に見学でき、当時の面影が残っていて懐かしい感じがします。展示室には、沢山の資料や写真が展示されているのですよ。過ぎ去った歴史が感じられます。
甲板からは、函館山や函館港が見渡せます。
住所:函館市若松町12番地
電話:0138-27-2500
開館時間:4月〜10月・8時30分〜18時
11月〜3月・9時〜17時
料金:一般500円 児童・生徒250円
写真:ミセス 和子
地図を見る記念館からも歩けるのですが、乗り放題の切符ですので路面電車を利用しましょう。「函館駅前駅」から6分で「十字街」に到着し、そこから5分の場所にあるのが「金森赤レンガ倉庫」です。ベイエリアに建つ、函館の代表的な観光スポットです。
1988年に古い赤レンガ倉庫群をリニューアルして、ショッピングモール、ビアホール、イベントホールなどが並びます。
港を眺めながらのショッピングやお食事は、しばし時を忘れさせてくれます。
冬には倉庫の前に、巨大なクリスマスツリーが飾られ「はこだてクリスマスファンタジー」が開催、夜のベイエリアをひときわ華やかに飾ってくれます。
住所:函館市末広町14-12
写真:ミセス 和子
地図を見る十字街駅をレンガ街と逆方向に10分ほど歩くと、函館山山麓ロープウェイ乗り場が見えてきます。この頃には日もだいぶ傾き、街が艶やかに彩られる時間です。
標高334メートルの函館山は「夜景スポット」として国内外から年間約500万人の観光客が訪れます。
夜景が奇麗な日没30分後、まるできめ細やかな宝石を一つ一つ丁寧に並べた様な街灯りが、浮き彫りになり輝き始めます。夜景の明かりのひとつひとつは、函館の人が生活する場の照明や街路灯、その柔らかい光が、心癒す夜景を形作っているそうです。
この明りは、函館市を上げて夜景づくりを目指した結果、温かみのあるオレンジ色の街灯や歴史ある建物をライトアップしたり、家庭の明かりをパワーアップしたりと、夜景を引き立たせる取り組みが実を結んで、にぎわいのある明かりをつくり出したそうです。
函館山からの夜景はとても素敵ですよ、是非一度見に来て下さい。
「路面電車」の一日の乗車数は1日に1万6千人以上で、函館にはなくてはならない公共交通機関です。
全線10.9Km、端から端まですべて通しても所要時間は1時間40分。函館の街を車窓から眺めるのも良いものですよ。
市電沿線にある観光名所をゆっくりのんびり巡り、終点の「湯の川温泉」で宿泊するのはいかがでしょうか♪
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この記事を書いたナビゲーター
ミセス 和子
北海道札幌市に住んでいます。北海道の素晴らしい自然や、道産食材を使ったグルメ、温泉やイベントの紹介をしています。北海道の素晴らしさを全国に発信できればと考えています。宜しくお願いします。
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