クールな行進に剣の舞！チェコ「プラハ城」衛兵の交代式

更新日：2018/07/26 11:15

ユネスコの世界文化遺産に登録されているチェコのプラハ。その街並みを臨み、高台に堂々と構える「プラハ城」には、聖ヴィート大聖堂や旧王宮をはじめとする古来14世紀から刻まれた歴史の数々が集結しており、いつも観光客で賑わっています。
そんなプラハ城の正門では、毎正時になると衛兵の交代式が行われますが、特に正午の交代式は、音楽隊の演奏を伴った盛大なセレモニーとなって、多くの兵隊の行進が見られます。

微動だにしない門の番人

写真：ShinYah シンヤ

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正門をはじめとするプラハ城の外壁の門には、その両脇に門の番人「衛兵」が立っており、城の安全を守っています。
普段は微動だにしない兵士ですが、毎正時になると別の兵士が現れ、式例に沿った行進のもと「交代式」が行われます。この時の交代式は、門番の手前だけで行われる小規模なものですが、規律正しい兵士の敬礼や銃の捌きを見る事が出来ます。

部隊の行進を間近で見る

写真：ShinYah シンヤ

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正午に行われる交代式だけは、多くの兵士が集う盛大なセレモニーが慣行されます。
その式典の間、数名の部隊が行進しながら正門を出入りする機会が何度かあり、この時正門のサイドに位置取りをしておくと、その様子を間近で見る事が出来ておススメです。

「第一の中庭」でセレモニー

写真：ShinYah シンヤ

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開始時刻になると、正門の内側にあたる「第一の中庭」へ沢山の兵士が入場し、セレモニーがスタートします。
ここでは、兵士達の所作に注目しましょう。兵士が銃のストックで地面を叩き、それを合図に整列や号令が行われたり、一部の兵士が剣を振り回すなど、様々な所作を見る事が出来ます。

音楽隊の演奏にも注目

写真：ShinYah シンヤ

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セレモニーが進むと、音楽隊の演奏が始まります。
面白いのは、演奏が中庭の北側の建物内から行われる事です。建物の窓が開き、そこからトランペットやトロンボーンの奏者が中庭に向かって演奏します。
この時、中庭で観賞している場合は、真正面から演奏を聴く事が出来るのでおススメです。

最後は門番の交代

写真：ShinYah シンヤ

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式のクライマックスには、毎正時に行われていた様に、門番をしていた兵士との交代が行われます。
この時、数名の兵士が中庭から正門に向かって、音楽の拍子に合わせて一歩一歩ゆっくりと進んで行きます。その規則性ある独特の身振りに、注目してみて下さい。

観賞の場所取りは早めに

交代式の観賞場所は主に二箇所あり、一つは正門のサイド、もう一つは「第一の中庭」内の所定の場所です。
交代式の時間が近づくと、第一の中庭への出入りは出来なくなる為、ここでの観賞を希望する場合は、開始の30分前には入っておく様にしましょう。その場合、所定の場所に赤いラインが引かれ、観光客はそこに並んで観賞する事になります。
また、式典中は部隊による正門の出入りが何度か行われますので、正門のサイドで観賞する場合は、現場の指示に従い、くれぐれも兵隊の出入りの邪魔にならない様に心がけて下さい。

クールな兵士達による一糸乱れぬ動きは必見！プラハに訪れた際は、正午に行われる盛大なセレモニーを見に、是非プラハ城を訪れてみて下さい。