写真：藤田 聡
地図を見る南信州の阿智村は山奥ですが、中央道の園原IC(名古屋方面のみ)や飯田山本ICに近く、アクセスし易い場所です。花桃スポットが点在する、国道256号線は「はなもも街道」と呼ばれ、中でも大規模なのが「花桃の里」の別名もある、月川温泉の一軒宿「野熊の庄 月川」。花桃まつりの期間は2017年4月27日から5月10日で、ゴールデンウィークが見頃の最盛期です！
月川温泉の駐車場も有料駐車場になるので、車で直行しても「花桃の里」を楽しめます。しかし、出来れば手前の大駐車場から歩くのがおすすめ。遠くに花桃の里を見ながら徒歩で向かえば、色鮮やかな桃林を様々な角度からお花見して、沢山の絶景ポイントに出会う事が出来ます！
その一例が、敷地入口にある川沿いの花桃並木（写真）。こんなに素晴らしい桃源郷を一瞬で通り過ぎ、奥の月川温泉駐車場に直行するのは勿体無いし、徒歩でここまで戻って来るのも無駄足です。最初から徒歩で、桃祭りを鑑賞し尽くしましょう！なお詳細な場所は、写真をクリックすると地図が表示されます。
写真：藤田 聡
地図を見る月川温泉「野熊の庄 月川」は、敷地全体に花桃が植えられた花桃の里。様々な様子を楽しめますが一番絶景なのが、やはり宿の建物周辺です。途中にベンチも配置され、休憩しながら花桃の花見を楽しめます。
この花桃は福沢諭吉の娘婿がドイツ視察中に、あまりの美しさに日本へ持ち帰り木曽に植えたのが始まり。日本に持ち帰りたくなる気持ちに、心底納得してしまう絶景です！
桃林の写真撮影は早朝がおすすめ。花桃を無人状態で撮影出来るだけでなく、日が昇ると水蒸気が発生し、青空が雲に覆われる可能性が高くなります。この写真も、朝7時前に撮影しています。
写真：藤田 聡
地図を見る月川温泉「野熊の庄 月川」の敷地は広大で、様々な風景に出会えます。折角なので花桃の里を、隅々まで散策してみましょう。写真は山沿いの様子ですが、緑の草原と花桃のコントラストが美しく、印象に残る光景。他にもGWらしく、鯉のぼりが飾られた場所もあります。
写真：藤田 聡
地図を見る月川温泉「野熊の庄 月川」は旅館なので、宿泊客がチェックアウトするまで、散策路の途中が通行止めになっています。写真は、通行開始直後の様子。客室から、この絶景を一望出来るとは、まさに夢のような滞在です！
月川温泉「野熊の庄 月川」は、通常は日帰り入浴可能ですが、花桃まつり期間中は昼食付きコースのみ受付です。近くの昼神温泉から花桃の里まで、完全予約制の有料バスが一日三往復しており、昼神温泉には日帰り入浴施設もあります。標高が低い分花桃の開花も早く、昼神温泉の花桃まつりは2017年4月上旬から中旬と、月川温泉よりも一足先に開催。開花情報は月川温泉の状況も含め、ホームページに写真入りで詳細に掲載されます。GW前から頻繁に確認し、最盛期に行きましょう！
阿智村は近年「日本一の星空の村」として人気急上昇中で、マスコミでも頻繁に紹介されます。月川温泉から至近距離のスキー場「ヘブンスそのはら」のゴンドラで登った、標高1400mの山頂が星空鑑賞の会場。梅雨や秋雨で星空が見え難い6月前後と9月下旬以外、一年中実施され人気の高さを物語ります。昼間に絶景の花桃を鑑賞し、夜には日本一の星空鑑賞をすれば、最高のGWになります！
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(2024/12/14更新)
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