ご紹介する「あじ彩 石垣島」は、石垣市字大川の通称「産業道路」と呼ばれる道沿いにあります。来る場合は「ホテル日航八重山」のすぐ隣にあるので、ホテルを目印にすると迷わず来ることができます。ここ「あじ彩 石垣島」は、石垣牛など地元の食材や郷土食を味わいながらショーを楽しめるお店。
ここ八重山に伝わる本格的な「八重山舞踊」や、琉球時代から続く歴史ある「琉球舞踊」が見られ、1階だけでも席数145席の大人数を収容できる大型の店舗です。店舗は落ち着きがあり、伝統芸能を見せるお店のため、お店の入口には琉球時代の衣装まとった店員がお出迎えしてくれます。入口から、まるで琉球王国へ来たかのような雰囲気を醸し出しています。
ショーの開始は19時から。始まるまでの間、お料理を満喫しましょう。こちらは、琉球豚ロースセットです。豚や野菜の鉄板焼き、もずく酢、ピーナッツ豆腐など。自分で焼いて食べることができるので、熱々をそのまま頬張ることができます。琉球豚を食べてみると、噛めば噛むほど、肉汁や甘さが口いっぱいに広がり、何とも言えない美味しさ!
料理は、コース料理から単品メニューがあり、ビールや泡盛などのアルコールメニューも揃っています。コース料理は石垣牛を使ったメニューも。石垣牛は味の良さから全国でもトップブランド。ここを訪れたら是非とも食べておきたい名物なので、こちらも外せません。コースメニューの内容は、季節や日によって異なることもありますが、何はともあれショーを見ながら食べられるのは格別! さて、お次は、ショーの始まり始まり!!
照明が落とされ、ステージではいよいよショーが始まります。八重山の祝事で歌われる「赤馬節」から始まり、ここに伝わる民謡「安里屋(あさど)ゆんた」まで、約6曲にわたってショーが繰り広げられます。独特な音色に合わせ優雅に舞う舞踊は、妖艶な美しさで、誰もが思わずカメラを向けてしまうほど。
舞踊は、琉球舞踊・八重山舞踊の2種類の舞踊が見られ、神に捧げる奉納の踊りを踊っている人の顔は無表情。ですが、仕草などから思いが伝わってくるようです。八重山舞踊は、農耕の感謝と祈りを神に奉納したもの。琉球舞踊は、首里国府が中国からの使者をもてなすため踊ったとされる宮廷舞踊。舞踊の違いを探して見るのも楽しいかも知れませんね。かつては、宮廷でしか見れなかった踊りを見られるなんて、まるで王様や王妃になったような気分を味わえます。(ショーの撮影は規制がありませんが、心配な方は係りの方に一言声をかけてから撮影して下さいね)
「あじ彩 石垣島」は、レストランシアター。「レストランシアター」と聞くと、料理などはどうしても高い印象があるかも知れませんが、コース料理でも3000円台からあり、お安く利用することもできます。また、食事をしなくても入場料を支払えば、ショーを見られます。毎日19時からショーが行われているので、気軽に見ることができますよ。
その土地の文化や芸能、歴史などを知るのも旅の醍醐味!! 折角石垣島を訪るのなら「あじ彩 石垣島」で伝統芸能に触れてみては如何でしょうか?
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索