愛知県佐久島の大あさり丼は春がオススメ!元祖・鈴屋食堂へ行こう!

愛知県佐久島の大あさり丼は春がオススメ!元祖・鈴屋食堂へ行こう!

更新日:2017/01/17 16:37

かのえ かなのプロフィール写真 かのえ かな 鉄道ひとり旅ライター、駅舎・マンホール愛好家
佐久島とは愛知県西尾市に属し、三河湾のほぼ中央に浮かぶ離島です。プリップリの「タコしゃぶ」やナマコの内臓を塩辛にした珍味「このわた」など、海の幸の宝庫として有名な人気スポットとなってます。中でも1年通して食べられる「大あさり丼」は、ほっぺたが落ちるような美味しさで大人気の佐久島名物!

大あさり丼は、さまざまなお店で食べられますが、元祖となっているのがレトロな店構えが特徴の鈴屋食堂なのです。

鈴屋食堂は佐久島・東港の渡船場から約100メートル!

鈴屋食堂は佐久島・東港の渡船場から約100メートル!

写真:かのえ かな

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初めての佐久島観光でも安心!鈴屋食堂はアクセスが便利な立地のお店です。海釣センターや阿弥陀寺がそばにある東港渡船場から、約100メートルの場所にあります。海を見ながらゆっくり歩いても2〜3分で到着できます。

宿泊施設やレンタルサイクル店も周囲にありますので、チェックインや自転車レンタルの手続きと一緒に立ち寄ることも可能です。緑の屋根が目印になっています。

佐久島でしか味わえない大あさり丼がお手頃の700円!

佐久島でしか味わえない大あさり丼がお手頃の700円!

写真:かのえ かな

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初めて見た人のほとんどが「この大きさであさり?」と驚くであろうインパクト特大の佐久島名物・大あさり丼。鈴屋食堂ではお手頃価格の700円でいただくことができます。あたたかい汁物とお新香がついているのも嬉しいですね。

ボリュームがカツ丼並の、大あさり丼。実際のモチーフもカツ丼だったとされています。豚肉の入手が困難だった時代に、肉厚でボリューミーな大あさりを豚カツみたいに揚げてみては・・?というのが始まりとされています。あの豚カツに匹敵するというだけで、いかに大きなあさりなのかというのが伝わるのではないでしょうか。

大きいだけじゃない!佐久島のあさりは新鮮で深い味わいが特徴

大きいだけじゃない!佐久島のあさりは新鮮で深い味わいが特徴

写真:かのえ かな

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通常より大きいサイズの食材だと、心配なのが「味も大味なのでは?」ということ。でも佐久島の大あさり丼ではその心配は無用です。あさりが名物の佐久島では、漁師が素潜りであさりを獲り、常に新鮮なものを用意してくれています。

プリプリとしたあさりの身を噛みしめると、ジュワ〜っと濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。そして、佐久島の大あさり丼だからこそ楽しめるのがコリッコリの貝柱!通常のあさりとは異なり、貝柱だけで1センチ以上の大きさがあるので、貝柱特有の食感を心ゆくまで堪能できます。さらにトロトロな卵と甘辛いタレが、あさりの美味しさを引き立ててくれるのです。

レトロな雰囲気が漂う店内も鈴屋食堂の人気の秘密

レトロな雰囲気が漂う店内も鈴屋食堂の人気の秘密

写真:かのえ かな

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旅情をかき立ててくれるレトロな雰囲気も、鈴屋食堂の特徴です。島の食堂ならではの佇まいが人気となって、たびたびテレビ番組でのロケ地になったり、アイドルのグラビア撮影のロケ地になっています。

佐久島一周で疲れた体を、癒してくれること間違いなしです。

あさりは春が旬!

1年を通して美味しくいただける佐久島の大あさり丼。食べてみたいと思ったら、春に行くのが最もオススメです。あさりは春になると産卵に備えて栄養を蓄えるので、一番味が濃厚になるとされています。

佐久島までのアクセスは豊橋・名古屋から電車で約1時間の名鉄西尾駅からバスで佐久島行船まで行き、乗客船で約25分で到着します。鉄道旅や船旅を楽しみながら、佐久島まで足を運び、海の幸を楽しんでみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/06−2016/02/06 訪問

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